消費税率を確認または変更する

販売者は、カナダと米国のユーザーによる購入に対する消費税率をお支払いセンターで設定したり、EU 諸国、アルバニア、中国、モロッコ、ノルウェー、韓国での購入に対する税率をお支払いプロファイルで確認したりできます。設定した税率は、購入者が購入を完了したときに自動的に適用されます。

地域および国別ガイドライン

オーストラリア

オーストラリアを拠点とするデベロッパー: オーストラリアのお客様が Google Play ストアで購入した有料アプリとアプリ内購入に対する物品サービス税(GST)の算出、請求、納付はすべてデベロッパーが行います。

オーストラリア以外を拠点とするデベロッパー: オーストラリアの税法に基づき、オーストラリアのお客様が購入したすべての有料アプリやアプリ内購入に対する GST(10%)の設定、請求、適切な機関への納付はすべて Google が行います。

オーストラリアのお客様による購入については個別に GST を算出、納付していただく必要はありません。以前にオーストラリアで GST を徴収していた場合でも、今後は徴収する必要がなくなります。

EU

EU 加盟国のお客様による購入については、Google が付加価値税(VAT)を設定および徴収し、関係機関に納付します。そのため、EU における購入の消費税率は確認のみ可能で、変更できません。VAT の詳細については、消費税の概要をご覧ください。EU 圏外の購入者に対する消費税率を設定していない場合、消費税は徴収されません。

インド

インドを拠点とするデベロッパー: 物品サービス税納税者番号(GSTIN)を取得し、該当する税金を徴収および納付する必要があるかどうかは、デベロッパーが判断します。

インド以外を拠点とするデベロッパー: インドの税法に基づき、インドのお客様が Google Play ストアで購入した有料アプリやアプリ内購入に対する物品サービス税(GST)の算出、請求、適切な機関への納付はすべて Google が行います。

インドのお客様による購入については個別に GST を算出、納付していただく必要はありません。以前にインドで GST を徴収されていた場合でも、今後は徴収する必要がなくなります。

詳細については、インドの物品サービス税をご覧ください。

日本

日本のお客様に有料アプリやアプリ内購入を提供する場合、日本の消費税法(JCT)に従った納税義務が発生します。日本での納税義務に関する具体的な質問につきましては、御社の税務担当者にご相談ください。

日本以外を拠点とするデベロッパー: 日本のお客様に有料アプリやアプリ内購入を提供する場合、消費税の請求、納付、申告は、デベロッパーが日本の国税庁に対して行います。

日本を拠点とするデベロッパー: 日本のお客様に有料アプリやアプリ内購入を提供する場合、Google Asia Pacific Limited により請求される 30% の取引手数料は企業間(B2B)取引と見なされます。

海外の法人が提供する B2B サービスに課される消費税を算定して日本の国税庁に申告する責任はデベロッパーが負います。消費税は自動的にアプリの取引手数料に追加されません。

ロシア

ロシアを拠点とするデベロッパー: ロシアのお客様が Google Play ストアで購入した有料アプリとアプリ内購入に対する付加価値税(VAT)の算出、請求、納付はすべてデベロッパーが行います。

ロシア以外を拠点するデベロッパー: ロシアの税法に基づき、ロシアのお客様が Google Play ストアで購入した有料アプリやアプリ内購入に対する VAT(18%)の算出、請求、適切な機関への納付はすべて Google が行います。

ロシアのお客様について個別に VAT を算出して納める必要はありません。以前にロシアで VAT を徴収されていた場合でも、今後は徴収する必要がなくなります。

韓国

韓国を拠点とするデベロッパー: 韓国のお客様が購入したデジタル コンテンツに対する付加価値税(VAT)の算出、請求、納付はすべてデベロッパーが行います。

韓国以外を拠点としているデベロッパー: 韓国の税法に基づき、韓国のお客様が購入した有料アプリやアプリ内購入に対する VAT(10%)の算出、請求、適切な機関への納付はすべて Google が行います。

韓国以外を拠点とするデベロッパーは、韓国のお客様による購入について別途 VAT を算出して納める必要はありません。以前に韓国で VAT を徴収していた場合でも、今後は徴収する必要がなくなります。

米国

消費税: 米国の購入者には、州に応じて個別の消費税を設定するか、Google のサードパーティ パートナーによって設定された税率を使用するよう選択できます。

税率データはサードパーティによって提供されているため、Google では税率データの正確さを保証することはできません。

通信税、遊興税: 一部の州では、ストリーミング サービスに遊興税や通信税が課せられます。米国の購入者にストリーミング サービスを販売する際に課される通信税と遊興税を徴収するよう選択できます。米国の購入者に対して州ごとの個別の税率を設定するか、Google のサードパーティ パートナーが設定した税率を承諾することができます。税率は、下記のように、州や地域の適用法令によって異なります。

  • フロリダ州: 通信サービス税(7.44% の州税率 + 0.1%~7.6% の地方税率)
  • イリノイ州: シカゴの遊興税(9%)、エバンストンの遊興税(5%)、ブルーミントンの遊興税(4%)
  • ケンタッキー州: 通信 / 物品の総収入税(3% の州の物品税 + 2.4% の州の総収益税)
  • ケンタッキー州: ユーティリティ総収入免許税(地域の適用法令で定められたさまざまな税率。通常 0% または 3%)
  • ユタ州: マルチチャネル動画 / 音声サービス税(6.25% の州税率)

重要: Google では、税金の問題に関するアドバイスを提供することができません。お客様の税務状況につきましては、税理士にご相談ください。

その他の国と地域

付加価値税(VAT)法および物品サービス税(GST)法に基づき、以下の地域のお客様が Google Play ストアで購入した有料アプリとアプリ内購入に対する VAT または GST の算出、請求、納付はすべて Google が行います。

  • VAT: アルバニア、モロッコ、ノルウェー、台湾
  • GST: ニュージーランド

これらの国のお客様が購入した有料アプリやアプリ内購入に対する VAT または GST は、Google が適切な機関に納めます。デベロッパーは、これらの国のお客様について個別に VAT または GST を算出して納める必要はありません。

これらの国のお客様が購入した有料アプリやアプリ内購入に適用される VAT または GST の税率を確認する方法は、以下のとおりです。

  1. お支払いプロファイルにログインします。
  2. [設定] をクリックします。
  3. [お支払い設定] をクリックして、[消費税の管理] をクリックします。

税率を設定、確認、変更する

お支払いプロファイルで税率を設定、確認する手順は次のとおりです。

  1. お支払いプロファイルにログインします。
  2. [消費税] をクリックします。
  3. 地域に移動し、税率を確認して、編集アイコン 編集 をクリックします。税率はアプリの価格に対する百分率になります。次に例を示します。
    税率 アプリ価格 税金 合計アプリ価格
    20% $10 $2.00 $12.00
  4. [保存] をクリックします。

税を徴収する各地域について、上記の手順を繰り返します。

さらにサポートが必要な場合

次の手順をお試しください。

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