主催者向けの管理機能は、Google Workspace のすべてのエディションでご利用いただけます。主催者向けの管理機能がオンになっている場合、会議の主催者は以下の安全機能を使用できます。
- チャット機能のロック
- 画面共有機能のロック
- 音声ロック
- 動画ロック
- 会議を終了して全員を退出させる
- 全員の音声をミュートする
Workspace の一部のエディションでは、主催者向けの管理機能を使用して、Google Meet の会議ごとに共同主催者を 25 人まで追加できます。
対象条件
共同主催者は以下の Workspace エディションで追加できます。
- Business Standard
- Business Plus
- Essentials
- Enterprise Starter
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- Workspace for Education のすべてのエディション
- Google Workspace Individual
重要:
- 主催者向けの管理機能がデフォルトでオンまたはオフになるかは、Google Workspace のエディションによって異なります。主催者向けの管理機能は、会議内でオンまたはオフにできます。Workspace 管理者はドメインのデフォルトを設定できます。
- 参加者が会議の主催者になるには、その会議に参加している必要があります。Classroom で作成された会議の主催者は、会議前に教師を共同主催者にすることができます。
- 共同主催者は主催者向けの管理機能をオフにできます。ただし、共同主催者に対して主催者向けの管理機能を再度有効にできるのはメインの主催者に限られます。
- ブレイクアウト セッションでは、参加者を共同主催者にしたり、共同主催者の権限を取り消したりすることはできません。参加者に主催者の権限を付与するには、その参加者にメイン セッションに戻ってもらう必要があります。
- 出席レポートやアンケートの詳細などの会議情報は、メインの主催者にのみ届きます。ただし、メインの主催者が共同主催者と会議情報を共有することは可能です。
- 定期的に繰り返す会議や同じ会議コードを再使用する会議では、主催者向けの管理機能の設定が保存され、以降の会議セッションに適用されます。ただし、主催者が指名した共同主催者については、定期的に繰り返す会議ごとに指名し直す必要があります。
- 主催者向けの管理機能は、ブレイクアウト セッションを使用する前にオンにすることをおすすめします。オンにしなかった場合、ブレイクアウト セッション中に主催者向けの管理機能の設定を変更することはできないため、共同主催者を指名できません。なお、共同主催者は、ブレイクアウト セッションを開いたり、会議用の安全管理機能を使用したりできます。
- 主催者向けの管理機能がオフになっている会議では、組織内の誰でも会議を録画できます。組織外のユーザーが会議の録画を行えるようにするには、そのユーザーを共同主催者に昇格させる必要があります。主催者向けの管理機能がオンになっている場合は、メインの主催者と昇格した共同主催者のみが会議を録画できます。
会議のアーティファクトを共同主催者と共有する
Google Meet の一部の機能では会議のアーティファクトが生成されます。
- アーティファクトはメインの会議主催者と自動的に共有されます。
- アーティファクトには、Meet の録画、出席レポート、アンケートのレポート、その他のドキュメントなどがあります。
共同主催者が会議のアーティファクトを利用するには、以下の要件を満たしている必要があります。
- ユーザーを共同主催者として追加する前に、主催者向けの管理機能をオンにします。
- Google カレンダーで予定を設定または編集するときに、ユーザーを共同主催者として追加します。
- Google カレンダーで共同主催者を追加する際に、アーティファクトの共有のチェックボックスをオンにします。
重要:
- 会議中に共同主催者に昇格したユーザーは、その会議のアーティファクトを受け取りません。Google カレンダーで予定を作成または編集するときに、ユーザーを共同主催者として追加する必要があります。
- 会議中に参加者の共同主催者のステータスを削除しても、そのユーザーは引き続き会議のアーティファクトを受け取ります。ただし、同じコードを使用する今後の会議のアーティファクトを受け取ることはありません。
- 一連の進行中の会議に追加された共同主催者は、同じコードを使用する以降の会議のアーティファクトも受け取ります。
- Google Classroom の会議の場合、すべての副担任が共同主催者として認識され、会議のアーティファクトを自動的に受け取ります。Google Classroom 内で共同主催者のステータスを削除することはできません。
- 副担任の役割が削除されたユーザーは、その後は会議のアーティファクトを受け取りません。
共同主催者を追加して会議のアーティファクトを共有するには:
重要: この操作はパソコンでのみ行うことができます。
- パソコンのブラウザで Google カレンダーを開きます。
- 共同主催者を追加する予定または会議をクリックします。
- ポップアップ メニューで [予定を編集] アイコン をクリックします。
- 予定に会議が追加されていない場合は、[Google Meet のビデオ会議を追加] をクリックします。
- [ビデオ通話オプション] アイコン をクリックします。
- ポップアップ メニューで [主催者向けの管理機能] をオン にします。
- 左側の [共同主催者] アイコン をクリックします。
- [通話のアーティファクトを、ここで追加した主催者と共同主催者と共有する] の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 参加者を共同主催者として追加します。
会議の開始前に共同主催者を追加する
重要: 会議開始前に共同主催者を追加することを強くおすすめします。
新しい会議に共同主催者を追加する
- パソコンのブラウザで Google カレンダーを開きます。
- 左上にある [作成] をクリックします。
- プルダウンから [予定] を選択します。
- 会議のゲストを追加します。
- 予定に会議が追加されていない場合は、[Google Meet のビデオ会議を追加] をクリックします。
- [ビデオ通話オプション] アイコン をクリックします。
- ポップアップ メニューで [主催者向けの管理機能] をオン にします。
- 左側の [共同主催者] アイコン をクリックします。
- 共同主催者として追加する参加者の名前を入力します。
- プルダウンから名前を選択します。
- ポップアップ メニューから [保存 ] をクリックします。
- Google カレンダーの予定を保存するには、[保存] をクリックします。
既存の会議に共同主催者を追加する
重要: この変更を行うことができるのは、会議の作成者のみです。他のユーザーが会議を作成した場合は、共同主催者として自分を追加してもらうか、会議を転送してもらってから、共同主催者を追加します。
- パソコンのブラウザで Google カレンダーを開きます。
- 共同主催者を追加する予定または会議をクリックします。
- ポップアップ メニューで [予定を編集] アイコン をクリックします。
- 予定に会議が追加されていない場合は、[Google Meet のビデオ会議を追加] をクリックします。
- [ビデオ通話オプション] アイコン をクリックします。
- ポップアップ メニューで [主催者向けの管理機能] をオン にします。
- 左側の [共同主催者] アイコン をクリックします。
- 共同主催者として追加する参加者の名前を入力します。
- プルダウンから名前を選択します。
- ポップアップ メニューから [保存 ] をクリックします。
- Google カレンダーの予定を保存するには、[保存] をクリックします。
会議で主催者向けの管理機能を使用する
主催者向けの管理機能をオンまたはオフにする
- パソコンで meet.google.com にアクセスします。
- 会議に参加します。
- 右下の主催者用ボタン をクリックします。
- 表示されたサイドパネルで [主催者向けの管理機能] をオン にします。
- オフにするには、[主催者向けの管理機能] をクリック オフ にします。
共同主催者を追加または削除する
- 会議中に、右下の [全員を表示] アイコン をクリックします。
- [ユーザー] タブで参加者の名前を確認または検索します。
- 目的のユーザー名の横のメニュー アイコン [主催者の権限を付与] をクリックします。
新しい共同主催者に主催者の権限が付与されると、その共同主催者の画面の一番下に主催者用ボタン が表示されます。