受信したメールで、送信者名の横に詳細情報が表示される場合があります。たとえば、銀行からのメールを受信した際、送信者のメールアドレスのドメインが銀行のドメインと違っている場合に、こうした詳細情報が表示されます。
送信者名の横に詳細情報が表示される
送信者名の横にメールアドレスが表示される
過去にメールのやりとりをしたことがない相手の場合は、送信者名の横にメールアドレスが表示されます。
この送信者をアドレス帳に追加するか、メールに返信すると、これ以降に受信したメールでは、送信者名の横のメールアドレスは表示されなくなります。
送信者名の横に「経由」とドメイン名が表示される
次のような場合に、送信者名の横に「経由」とウェブサイト名が表示されます。
- 送信元のドメインと [From] アドレスのドメインが一致しない場合。たとえば、john.smith@gmail.com から受信したメールが、Gmail ではなくソーシャル ネットワーク サイト経由で送信された場合がこれに該当します。
- DMARC ポリシーとして "p=reject" または "p=quarantine" が設定されているドメインから、Google グループにメールが送信された場合。
受信者側では、送信者名の横に表示される経由情報を削除することはできません。この情報は、メールの送信元をユーザーに知らせるために表示されるものです。
DMARC ポリシーとして 'p=quarantine' または 'p=reject' が設定されているドメインから、Google グループにメールが送信された場合、送信者には「[送信者名] 経由 [グループ名]」と表示されます。このグループ名は受信者のグループ名(<[グループ名]@[ドメイン名].com>)です。Google グループの配信システムは、送信者のドメインの DMARC ポリシーをトリガーせずに適切に配信するため、このように表示されます。
不明なプログラムを経由して送信されたメールは、迷惑メールの可能性があります。
自分が Gmail 以外で送信したメールから経由情報を削除する
Gmail では、送信するメールが認証されていることの確認を行っています。
- 一括メール送信ベンダーやサードパーティ アフィリエイトを利用してメールを送信する場合は、Gmail でメールがブロックされないようにする方法をご覧ください。
- メール送信元のベンダーやアフィリエイトの IP が記載された SPF レコードの公開など、必要な手順を行ってください。
- ドメインに関連付けられた DKIM 署名を使ってメールに署名してください。
- [From] アドレスのドメインとメールの認証に使用するドメインが一致していることを確認してください。