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クイック スタートガイド

Looker Studio の使用に関する基礎について学びます。

この記事では、Looker Studio を使ってスムーズに作業を進めるために役立つ、重要な 6 つの手順について説明します。

このヘルプセンターでは、用語集のリンクをクリックすると、選択した用語に関する詳細情報が表示されます。リンクにカーソルを合わせると概要が表示されます。また、リンクをクリックすると詳しい定義が記載されたページに移動します。記事の終わりに、記事内で使用されている用語をまとめた表をつけています。
 
Looker Studio は柔軟性の高いツールで、同じ結果を得られる方法が複数存在することもよくあります。この記事で紹介するワークフローは、あくまで基本的な例の 1 つです。

1 レポートの作成から開始する

レポートを使用すると、データを視覚化し、インサイトを獲得して、そのインサイトを他のユーザーと共有することができます。

手順

Looker Studio にログインすると、[レポート] タブが選択された状態でトップページが表示されます。画面の中央には、アクセス可能なすべてのレポートが表示されています。プラスボタンをクリックすると、新しい空白のレポートを作成したり、上部にあらかじめ用意されているレポート テンプレートを使用したりできます。

ユーザーが Looker Studio のホームページの左側ナビゲーション パネルで [+ 作成] ボタンを選択し、Looker Studio で新しいコンテンツを作成します。

レポートを表示する

共有されているレポートを表示するには、画面中央のリスト内にあるレポート名をクリックします。

レポートを編集する

  1. レポートを表示します。
  2. 右上の [編集アイコン 編集] をクリックします。

[編集] ボタンが表示されていないレポートは、「閲覧者」のアクセス権のみで共有されています。レポートの所有者が許可している場合は、コピーを作成して編集できます。

レポートの作成

  1. 左上の 作成アイコン。 をクリックします。
  2. [レポート] を選択します。

すぐにレポート エディタが表示され、[データのレポートへの追加] パネルが開きます。

2 レポートにデータを追加する

データソースを使うと、データへの接続を管理し、レポートで使用するフィールドを設定することができます。

新しいレポートを作成すると、[データのレポートへの追加] パネルが開きます。これにより、A)既存のデータソースを追加する、またはB)新しいデータソースを作成することができます。

A)サンプルのアナリティクス データと接続する

  1. [データのレポートへの追加] パネルで [マイ データソース] をクリックします。
  2. [Sample] Google Analytics Data データソースを選択します。
  3. 右下の [追加] をクリックします。
  4. データソースがレポートに追加されます。
  5. そのデータソースのフィールドを含む表が表示されます。
  6. 表のデータとスタイルを変更するには、右側のプロパティ パネルを使用します。
  7. レポートの名前を変更するには、左上の [無題のレポート] をクリックして新しい名前を入力します。

[データのレポートへの追加] パネルには、レポートに追加するデータを見つけるためのタブが 2 つ([データに接続] と [マイ データソース])あります。

B)自身のデータと接続する

  1. [データのレポートへの追加] パネルで [データに接続] をクリックします。
  2. このデータソースが提供するデータの種類(Google アナリティクスやスプレッドシートなど)に対応するコネクタを選択します。
  3. 承認を求めるメッセージが表示された場合は、[承認] をクリックして、Looker Studio によるデータへのアクセスを許可します。
  4. アカウントの詳細を入力します。
  5. 右下の [追加] をクリックします。
  6. そのデータソースのフィールドを含む表が表示されます。
  7. 表のデータとスタイルをカスタマイズするには、右側のプロパティ パネルを使用します。
  8. レポートの名前を変更するには、左上の [無題のレポート] をクリックして新しい名前を入力します。

3 作成したレポートにコンポーネント(グラフやコントロール)を追加する

メニューとツールバーから、コンポーネントをレポート キャンバスに追加します。

手順

  1. エディタの上部にあるツールバーで、[グラフを追加] をクリックして、リストからグラフを選択します。
  2. キャンバス上で、グラフを配置する場所をクリックします。
  3. 必要に応じて、グラフの移動やサイズ変更を行います。
    ユーザーが [グラフを追加] メニューから期間グラフを選択し、レポート キャンパス上でグラフの位置とサイズを変更します。
  4. プロパティ パネルのフィールドをクリックするか、グラフパネルの右側にあるデータパネルからグラフに直接ドラッグ&ドロップして、ディメンションおよび指標を追加または変更します。
    ユーザーが期間グラフを選択して、[設定] タブの [内訳ディメンション] セクションにフィールドを追加し、[スタイル] タブからグラフに 3 ピクセルの赤い枠線を追加します。
  5. データパネルからキャンバスにフィールドをドラッグして、新しいグラフを作成することもできます。
    ユーザーが [データ] タブからレコード数の指標を選択してレポート キャンパスにドラッグし、スコアカード グラフを作成します。

 

4 作成したレポートを表示する

レポートが他の閲覧者にどのように表示されるかを確認します。

手順

表示モードでは、すべてのデータを表示し、レポートに配置したインタラクティブなコントロールを使用することができますが、閲覧者がレポートの構造を変更することはできません。

表示モードと編集モードを切り替える

  1. 右上の [表示設定アイコン表示] をクリックすると、表示モードに切り替わります。
  2. 編集モードに戻るには、[編集アイコン。編集] をクリックします。

5 レポートを共有する

他の閲覧者とレポートを共有したり、他の編集者と共同作業したりすることができます。

手順

編集者がレポートを編集するには Google アカウントにログインする必要がありますが、閲覧者はログインする必要はありません。

レポートを共有する

  1. 右上にある 共有アイコン をクリックします。
  2. レポートを共有するユーザーやグループを指定します。
  3. 詳細オプションを使って、作成したレポートに対する各アドレスのアクセス権を設定します。
レポートを共有しても、データソースは共有されません。閲覧者がレポート内のデータを表示できるかどうかは、データソースの認証情報によって決まります。
 
ただし、他のユーザーとレポートを共有して編集権限を付与すると、データソース自体が共有されていなくても、データソースのフィールドをグラフで使用することはできるようになります。

6 データソースを共有する

他のユーザーが、あなたのデータソースを利用して独自のレポートを作成できるよう、データソースを共有することができます。

手順

他のユーザーにレポートの表示や編集のみを許可する場合は、データソースを共有する必要はありません。

データソースを共有するには、レポートからではなく、[データソース] のホームページから直接アクセスする必要があります。データソースを表示または編集するには、Google アカウントにログインする必要があります。

データソースを共有する

  1. レポートの左上にあるロゴ Looker Studio のロゴ をクリックして、Looker Studio のトップページに戻ります。
  2. 左側の [データソース] をクリックします。
  3. 手順 2 で選択したデータソースを探します。
  4. 右側にある、その他アイコン その他 をクリックします。
  5. 共有アイコン [共有] をクリックします。
  6. データソースを共有するユーザーやグループを指定します。
  7. 詳細オプションを使って、作成したレポートに対する各アドレスのアクセス権を設定します。

データソースを共有する際、編集権限も付与する場合は注意が必要です。共有だけの場合は基となるデータへのアクセス権が付与されることはありませんが、データソースの編集権限を付与してそのデータが修正された場合、元のデータソースを使用するその他のグラフとの不整合が生じる可能性があります。データソースを共有する際、閲覧権限のみ付与するようにすると、データソースの構造が変更されることなく、ユーザーにレポートを作成してもらうことができます。

基本的なコンセプト

以下に、この記事や本ヘルプセンターで使われている用語や概念をまとめて紹介します。

概念 内容
レポート

データから得られた情報やインサイトを閲覧者に示すことを目的としたコンポーネントの集まりが含まれる、Looker Studio のアセット。

詳しくは、レポートについての記事をご覧ください。

コンポーネント

グラフ、インタラクティブな期間設定フィルタ オプションなど、データを表示するためにレポートに追加するウィジェット。データ コンポーネントはデータソースから情報を取得します。

レポートには、テキスト図形画像埋め込みコンテンツといったコンポーネントを使って注釈を追加することもできます。

コネクタ / データソース

Looker Studio でデータに接続する際は、以下のコンポーネントが関係します。

  • コネクタは、元になるデータに Looker Studio を接続します。データに接続すると、Looker Studio にデータソースが作成されます。
  • データソースは、コネクタの特定のインスタンスを表します。たとえば、BigQuery の特定のテーブルやクエリ、Google アナリティクスのプロパティ、Google スプレッドシートへの接続などが含まれます。データソースを使用すると、その接続インスタンスの作成に使用されるコネクタによって提供されるフィールドとオプションを設定できます。また、レポートの閲覧者が基となるデータに直接アクセスできない場合でも、情報やインサイトを安全に共有することが可能です。

詳しくは、データに接続するをご確認ください。

フィールド

データの列。

Looker Studio のフィールドには、次の基本的な 2 種類があります。

  • ディメンション: 測定対象やデータ分類の方法。
  • 指標: ディメンションに含まれるものを測定する数値。

詳しくは、レポートのフィールドについての記事をご覧ください。

認証情報

データを確認できるユーザーを、データソースが決定するためのメカニズム。

詳しくは、データソースの認証情報についての記事をご覧ください。

表示モード / 編集モード
  • 編集モードでは、レポートの構造の編集や、データソースの変更、追加、削除のほか、インタラクティブなコントロールの使用が可能です。
    • レポートやデータソースを編集できるユーザーは、編集者と呼ばれます。
  • 表示モードでは、閲覧が許可されているすべてのデータを表示し、インタラクティブなコントロールを使用することができます。ただし、レポートの構造を変更することはできません。
    • レポートやデータソースの表示だけができるユーザーは、閲覧者と呼ばれます。
共有とアクセス権限

レポートおよびデータソースの共有時に、他のユーザーがアセットにどのようにアクセスできるかを指定します。次のオプションがあります。

  • 編集者のアクセス権を持つユーザーは、アセットに変更を加えて共有することができます。
  • 閲覧者のアクセス権を持つユーザーは、アセットを表示することはできますが、変更を加えることはできません。

詳しい共有設定を使用すると、ユーザーにデータのダウンロードやレポートの印刷など、アセットへのアクセス権に関する他の項目の変更を許可することができます。

リンク共有オプションを使用すると、インターネット上でアセットを共有する範囲をさらに広げることができます。

詳しくは、共有についての記事をご覧ください。

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次の手順をお試しください。

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Looker Studio の新機能

新機能と変更点についてご確認ください。Looker Studio リリースノートが Google Cloud で公開されました。

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