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この記事では、Looker Studio について説明します。Looker のドキュメントについては、https://cloud.google.com/looker/docs/intro をご覧ください。

ボタンを追加する

ボタンを追加して、ユーザーによるグラフのフィルタ、操作、ナビゲーションの利用方法をカスタマイズおよび効率化します。
Looker Studio のレポートにボタンを追加すると、効率的かつ便利な方法でデータのフィルタリング、レポートの操作へのアクセス、リンクされているコンテンツへの移動を行うことをユーザーに許可できます。
 
たとえば、ユーザーが「」や「人口」を含む表を国のプリセット値でフィルタしたり、関連するレポートページに移動したりできるようにするほか、レポートのダウンロードまたは共有を簡単に行えるようにすることもできます。
[国] フィールドと [人口] フィールドを含む表のフィルタボタン、メインのレポートにリンクしているボタン、レポートのダウンロードと共有を行うためのボタンを含むレポート。
 
 
この記事の内容:

レポートにボタンを追加する

  1. レポートを編集します
  2. [コントロールを追加] プルダウン メニューから [ボタン] オプションを選択します。
  3. ボタン フィールドに入力して、ボタンにラベルを付けます。
  4. レポート上の目的の位置にボタンを再配置します。

次に、[プロパティ] メニューの [設定] オプションと [スタイル] オプションを使用して、ボタンをカスタマイズします。

ボタンの設定オプション

ボタンの [設定] パネルでは、ボタンの構成内容を決定します。

データソース

データソースはコンポーネントと基になるデータセットを接続します。

  • ボタンのデータソースを変更するには、現在のデータソース名を選択します。
  • データソースを表示または編集するには、[データソースを編集] 鉛筆アイコン 編集 を選択します。このアイコンを表示するには、少なくとも閲覧権限が必要です。
このオプションは、[フィルタ] の操作の種類に適用されます。

ボタンの操作の種類

ダッシュボードのユーザーによる、ボタンを使用したレポートの操作方法を設定します。各オプションには追加の構成オプションがあります。

以下のように、ボタンの操作にはさまざまな種類があります。

ナビゲーション

[ナビゲーション] オプションを使用すると、ダッシュボードの編集者は、ユーザーが内部または外部のリンク先のコンテンツにすばやく移動するためのボタンを作成できます。

ナビゲーションは、以下の 2 種類から選択できます。

[ダイナミック] ナビゲーション ボタンが想定どおりに機能するには、グラフのクロス フィルタリングを有効にする必要があります。クロス フィルタリングが有効になっていない場合、ダイナミック リンク ナビゲーションでは、デフォルトでデータセットの最初の行の値が使用されます。

レポートに [静的] リンク ナビゲーション ボタンを追加するには、以下の手順を行います。

  1. [ナビゲーション] オプションを選択します。
  2. [ボタンのリンク URL] プルダウン メニューから [静的リンク] オプションを選択します。
  3. [ボタンのリンク URL] セクションの [リンクを挿入] ボタンを選択し、[リンクの挿入] メニューを開きます。
  4. URL を入力します。
  5. 必要に応じて、[新しいタブでリンクを開く] オプションをオンまたはオフにします。
  6. [適用] を選択してナビゲーション オプションを保存するか、[キャンセル] を選択して保存せずにポップアップ メニューを閉じます。

レポートに [ダイナミック] リンク ナビゲーション ボタンを追加するには、以下の手順を行います。

  1. [ナビゲーション] オプションを選択します。
  2. [ボタンのリンク URL] プルダウン メニューから [ダイナミック リンク(ディメンションから)] を選択します。
  3. [ボタンのリンク URL] セクションで [新しいディメンションを追加] を選択して、URL 値を含むディメンションを選択します。
    • または、[フィールドを追加] を選択して計算フィールドのメニューを開き、ディメンション値を URL に連結する式を作成します。

      たとえば、「」というディメンションの値で Google 検索を行うダイナミック リンクを作成するには、以下の式を使用します。

      concat("http://www.google.com/search?q=",国)

      ユーザーがグラフで「」の値を選択すると、その値を含むようにボタンリンクが変更されます。
  4. [フィールドを追加] を選択して動的 URL を作成する場合、[データの種類] プルダウン メニューから [URL] オプションを選択し、計算フィールドのメニューで [適用] をクリックします。

  5. 必要に応じて、[新しいタブでリンクを開く] オプションをオンまたはオフにします。

レポートの操作

[レポートの操作] オプションを使用すると、ダッシュボードの編集者は、ユーザーが共有やダウンロードなどのレポートの操作を簡単に実行するためのボタンを作成できます。

レポートに [レポートの操作] ボタンを追加する手順は次のとおりです。

  1. [レポートの操作] オプションを選択します。
  2. [ボタンに対するレポートの操作を選択します] プルダウン メニューから、次のいずれかのオプションを選択します。
    1. 招待 — 簡単に他のユーザーを招待して、レポートの閲覧または共同編集を許可できます。
    2. レポートへのリンクを取得 — 簡単に URL にアクセスして、他のユーザーとレポートを共有したり、ウェブページでレポートを使用したりすることができます。
    3. レポートをダウンロードレポートを PDF 形式で簡単にダウンロードできます。
    4. フィルタをリセット — レポートのフィルタを簡単にリセットできます。

フィルタ

[フィルタ] オプションを使用すると、ダッシュボードの編集者は、ダッシュボード閲覧者が複雑なフィルタ ロジックをグラフやレポートにすばやく簡単に適用するためのプリセット フィルタを作成できます。  

プリセットのフィルタ オプションの構成について詳しくは、プリセットのフィルタ オプションのページをご覧ください。

ボタンのスタイルのオプション

ボタンのスタイル プロパティでは、全体的な表示方法や表示形式を設定します。

ボタンのフォント オプション

ボタンのフォント スタイルの表示形式を設定します。

フォントの色 カラーパレット ポップアップからボタンテキストの色を指定します。
フォントサイズ 一連のプルダウン メニュー オプションから、ボタンテキストのサイズをピクセル単位で指定します。
フォント ファミリー 一連のプルダウン メニュー オプションからボタンテキストのフォント ファミリーを指定します。

背景と枠線のオプション

ボタンの背景コンテナの表示形式を設定します。

背景 ボタンの背景色を設定します。
枠線の角丸半径 グラフの背景に角丸の枠線を追加します。半径を 0 にすると、背景の角が 90° になります。枠線の半径を 100° にすると、角が丸形になります。
不透明度 ボタンの不透明度を設定します。不透明度を 100% に設定すると、対象物がボタンの背後に隠れます。最も低い不透明度の設定は 60% です。
枠線の色 ボタンの枠線の色を設定します。
枠線の太さ ボタンの枠線の太さを設定します。
枠線のスタイル ボタンの枠線のスタイルを設定します。
枠線に影を付ける ボタンの下側と右側の境界線に影を追加します。

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