以下に示すさまざまな個別の UI 処理を利用して非公開レートを表示することで、ホテルの在庫をより的確に宣伝できます。
注:
- ここに表示されるグラフィックは、ホテル広告の正確な外観とは異なる場合があります。
- 処理とコールアウトは特定の料金タイプにのみ関連付けられ、他の料金タイプには使用できません。
メンバーシップ プログラム
この割引料金は、メンバーシップやポイント プログラムにすでに加入しているユーザー、または加入意思を示しているユーザーに対して提供できます。メンバー限定料金を表示するか非表示にするかは、パートナーが選択できます。
メンバー限定料金を表示
この料金に対する UI 処理では、メンバー割引料金と割引額とともに、一般向けの公開料金(14,300 円など)が取り消し線付きで表示されます。また、広告にはメンバーシップ プログラムへの登録が必要となることも明記されます。こうした広告に表示されるテキストはデフォルトで、「メンバー価格、XX% オフ」となります。
料金ルールを設定したら、Google に連絡して次のいずれかのテキスト コールアウトと関連付けることができます。
- 「{プログラム名} のメンバーとしてログインしているため、割引が適用されます」
メンバー限定料金を非表示
この割引料金は Google に直接表示できません。代わりに、当該ユーザーに対してその次に安い料金を取り消し線付きで表示し、割引料金が利用可能であることを示す広告文が使用されます。通常は割引料金が表示される位置に「料金を表示」といった語句が表示されます。
非表示料金については、表示方法を次のいずれかから選択できます。
1. 割引率。デフォルトのテキストには、「無料登録で X% オフ」と表示されます。
料金ルールを設定したら、Google に連絡して次のいずれかのテキスト コールアウトと関連付けることができます。
- 「{プログラム名} 割引を利用できます」
2. 割引範囲。デフォルトのテキストには「無料登録で X~Y% オフ」と表示されます。割引率が 1~5% の場合は、デフォルトのテキストに「最大 5% オフ」と表示されます。割引率が 5% よりも大きい場合は、「5~10% オフ」や「10~15% オフ」のように、5 ポイント刻みで表示されます。
料金ルールを設定したら、Google に連絡して次のいずれかのテキスト コールアウトと関連付けることができます。
- 「{プログラム名} 割引を利用できます」
3. 具体的な割引情報なし。この場合は、デフォルトのテキストには「無料登録していただくと、割引価格をご利用いただけます」と表示されます。
料金ルールを設定したら、Google に連絡して次のいずれかのテキスト コールアウトと関連付けることができます。
- 「{プログラム名} 割引を利用できます」
無料 Wi-Fi あり
無料 Wi-Fi がメンバー限定料金に含まれ、メンバー以外には適用されない場合、その情報も UI 処理に追加できます。現在、この UI 処理に対応している設備は無料 Wi-Fi のみです。
メンバー料金(非表示タイプ) | UI 処理 |
割引率 | 「登録すると X% の割引と無料 Wi-Fi がご利用いただけます」 |
割引範囲 |
「無料登録で X~Y% の割引と無料 Wi-Fi がご利用いただけます」
|
具体的な割引情報なし | 「無料登録していただくと割引が適用され、無料 Wi-Fi もご利用いただけます」 |
メンバー限定料金を特定のユーザーのみに表示する場合は、オーディエンス リストやユーザーのデバイス、地域、言語、ログイン ステータスなど他の条件と組み合わせることができます。また、メンバー限定料金を限られた割合のユーザーに表示することもできます。
Google では、広告オークションの入札にメンバー限定料金を使用しますが、システム上のその他の料金表示では、当該ユーザーに表示されている内容に基づいて料金を適用します。これは、より詳しい情報を開示したほうがパートナーの利益につながるためです。
カスタマイズ料金
次の要素に基づいて料金が変動する場合、料金が「カスタマイズ」されていることが表示されます。
- ユーザーが使用しているデバイス(モバイルまたはパソコン)
- ユーザーが Google アカウントにログインしているかどうか
- ユーザーがオーディエンス リストに含まれているかどうか
欧州経済領域のユーザーには、「カスタマイズ」料金の隣にアスタリスク(*)が表示されます。
オーディエンス リスト
この料金は、パートナーのオーディエンス リストで特定されるユーザーにのみ表示されます。この場合、1 つの限定されたオーディエンス リストにのみ広告が表示されるので、非公開レートは唯一の料金として提示されます。
これらの広告には、通常のコールアウトと料金機能が適用されます。
料金ルールを設定したら、Google に連絡して次のいずれかのテキスト コールアウトと関連付けることができます。
- 「{プログラム名} メンバー料金」
- 「メンバー料金」
- 「{パートナー名} からフライト予約を行ったため」
- 「割引料金」
- 「{接頭辞} 割引料金」
複数のオーディエンス リストのメンバーに対して提供される料金の場合、任意の複数オーディエンス リストが対象となるように料金ルールを設定できます。ただし、複数のオーディエンス リストの一部を重複させたり、デバイスタイプなどで絞り込んだ限定価格と組み合わせたりすることはできません。オーディエンス リストの広告で特定の地域やオーディエンス サブセットを対象にしたい場合は、Google 広告キャンペーンの設定から行います。
オーディエンス リストを設定するには、まず Google 広告のリンクとアカウントの所有権が必要です。詳しくは、Hotel Center と Google 広告をリンクする方法をご覧ください。
SMS のみの料金
SMS のみの料金を使用して、テキスト メッセージからのみ予約できる料金を定義できます。広告文には「SMS のみの料金」表示と正確な価格が記載されます。
これを表示する場合は、料金ルールを設定し、Google に連絡して料金ルールにコールアウトを関連付けます。
- 特定の属性に基づいた料金の提示を行わない場合は、子要素なしで <
UserRateCondition/
> を空白のままにします。詳しくは、限定価格についての説明をご覧ください。