Google のホテル向け料金の精度に関するポリシーが更新され、2022 年 10 月 10 日から施行されます。ポリシーの更新の具体的な内容は下記のとおりです。
条件の更新
- ユーザーが Google のサイトでクリックしてパートナーの予約ページに移動する場合、予約ページには Google のサイトと同じ 1 泊あたりの合計料金(デイユース料金を除く)を目立つように表示する必要があります。
- 予約ページは Google の税金と手数料のポリシーに準拠している必要があります。このポリシーでは、ユーザーに追加の操作を求めることなく、支払い必須の料金、税金、手数料をすべて開示することを定めています。
- ホテル予約フローは、Google のリンク先参照に関するポリシーに準拠している必要があります。このポリシーは、Google のサイトに掲載されたリンク先をユーザーが安心して参照できるようにする目的があります。
- 払い戻し可能な料金は、Google の払い戻し可能な料金に関するポリシーに従って指定する必要があります。
- 「要注意」と「不合格」のスコアカテゴリの説明を更新
- 料金精度スコアに関係なく、不正確な料金はユーザーに表示されない場合があります。
- 「特定のホテル」と「料金: 料金の精度を確認する」の記事を更新
- 禁止されている手法に関するポリシーなど、これらのポリシーに違反すると、料金の精度にペナルティが課され、アカウントが停止されることがあります。
また、料金、税金、手数料の要件をより明確にしています。
料金に関する更新点
- 料金は正確で、オンラインで予約可能であること: パートナーのサイトでユーザーに表示される合計金額は、ユーザーが選択した旅行プランについて Google で表示される合計金額と一致し、料金を完全に反映するものである必要があります。ユーザーはその金額で予約を完了でき、トランザクションの結果、24 時間以内にホテルの予約が確定される必要があります。
- 複数の客室の料金を提示する場合は、Google に表示される料金と、パートナー ウェブサイトで事前に選択された客室の組み合わせに対してユーザーに表示される料金が一致している必要があります。
- オプションの支払い、手数料、サービスを、Google またはパートナー サイトの合計料金にデフォルトで含めることはできません。
税金と手数料に関する更新点
- パートナーまたはホテルが徴収する税金と手数料は、必要な費用をすべて表す必要があります(支払いが必要になるタイミングは関係ありません)。
- たとえば、ホテルの宿泊にボート送迎が必要であり、ボート送迎の料金がホテルによって徴収される場合は、Google に提示される合計金額にその料金を含める必要があります。
- リゾートフィーは、Google に提示される合計料金に含める必要があります。
- 基本料金を人為的に低くするために、税金や手数料を操作することは禁止されています。
- 他のパートナーと比べて税金や手数料が異常に高いと考えられる場合は、デフォルトでは基本料金が表示されている国でも、料金が合計金額として表示されることがあります。
- 税金と手数料には、ホテルまたは政府や自治体が徴収する税金と手数料を含める必要があります。Google のポリシーでは、パートナー固有の料金、手数料、利益を基本料金から除外し、合計金額にのみ表示することは認められません。
- 税金と手数料の合計は、ユーザーに追加の操作を求めることなく、最終的な予約ページで(できればランディング ページでも)明確に開示される必要があります。税金と手数料の個々の内訳を含めることをおすすめします。
従来のポリシー(2022 年 10 月 10 日より無効)
- 料金の精度に関するポリシー
- 税金と手数料に関するポリシー
- リンク先参照に関するポリシー
- 料金: 料金の精度を確認する
- 払い戻し可能な料金に関するポリシー
- ホテルの宿泊施設とリストについて確認する
- パートナーが報告する料金に関する問題
パートナーには、自社の料金精度とポリシーへの準拠状況を監視する責任があります。パートナーの準拠状況については継続的に審査を行っていきます。準拠していないことが判明したパートナーには、通知が届き、問題が解決されるまでアカウントが停止されることがあります。