アプリを送信する際に Play Console の位置情報の利用許可に関する申告フォームに入力し、バックグラウンドでの位置情報へのアクセスについてのフィードバックを受け取れるようになりました。
必要な場合を除き、アプリでバックグラウンドでの位置情報へのアクセスをリクエストしないようお願いいたします。アプリでバックグラウンドでの位置情報へのアクセスをリクエストしているが、そのアクセスがアプリの重要な機能に不可欠なものではない場合は、アプリから削除するか、アプリのアクティビティがユーザーに明示される場合などでは、フォアグラウンドでの位置情報へのアクセスを実装してください。ポリシーを遵守した実装の詳細については、下記をご覧ください。
こちらの動画で権限の申告とアプリ内での開示について説明しています。
バックグラウンドで位置情報にアクセスするアプリはすべて、承認を受ける必要があります。承認を受けていない場合、アプリのアップデートがブロックされたり、アプリが Google Play から削除されたりする可能性があります。
プロセスについて
2022 年 4 月 1 日以降、すべてのアプリが Google Play Console 内とアプリ内にプライバシー ポリシーを掲載する必要があります。
Google ではアプリの審査の際、以下について検討します。
- 対象の機能がユーザーに明確な価値をもたらすか。
- ユーザーに大きなメリットをもたらす機能カテゴリとしては、物理的な安全性、安全性の認知、健康 / フィットネスなどがあります。ユーザーの位置情報に基づくユーザーのメリットが最も小さい機能カテゴリとしては、広告、分析、パーソナライズ、エンタメ、便宜性などがあります。
- アプリがバックグラウンドで位置情報にアクセスすることをユーザーが想定するか。
- その機能はアプリの主要な目的にとって重要か。
- バックグラウンドで位置情報にアクセスせずに同じエクスペリエンスを提供できるか。
注: 上記のリストはすべてを網羅したものではありません。アプリによる位置情報の権限の使用がどのように審査および解釈されるかについて理解していただくためのものです。
重要な機能とは、アプリの主要な目的を果たすために必要不可欠な機能を指します。これは、複数の重要な機能からなる場合もあり、そのすべてがアプリの説明文で最も目立つところに記載され、宣伝されている必要があります。その機能がなければアプリが動作不良になる、あるいは使用できないと見なされるような機能が「重要な機能」に該当します。
バックグラウンドでの位置情報へのアプリのアクセスについて承認を受ける
ご利用の前に
権限の申告フォームで、バックグラウンドでの位置情報へのアプリのアクセスを申告される前に、以下の手順を行ってください。位置情報へのアクセスに関するベスト プラクティスと代替手段、および位置情報へのアクセスをユーザーにわかりやすく説明する方法をご紹介します。
ステップ 1: 位置情報へのアクセスに関するベスト プラクティスを確認する要件を把握する
デベロッパーは、アプリでの位置情報へのアクセスに関する以下の要件を満たす必要があります。
- 広告や分析のみを目的として、ユーザーに位置情報の利用許可をリクエストしてはなりません。
- バックグラウンドで位置情報が利用できるのは、ユーザーにとってメリットがあり、かつアプリの重要な機能に関連する機能を提供する場合のみです。
- 子どもを主な対象とするアプリは、ファミリー向けポリシーを遵守する必要があります。
- ヒント: Google Play のファミリー ポリシーについて詳しくは、Google Play のアプリ アカデミーをご覧ください。
ベスト プラクティスを確認する
アプリでの位置情報へのアクセスに関する以下のベスト プラクティスを確認することを、すべてのデベロッパーにおすすめします。
- バックグラウンドでの位置情報へのアクセスに関するチェックリストを確認し、コード内で位置情報にアクセスする可能性のある箇所を特定します。また、使用するサードパーティの SDK またはライブラリのすべてが Google のポリシー(位置情報の利用許可の使用に関するポリシーを含む)を遵守していることを確認する必要もあります。すべてのアクティブなリリース トラック(内部テスト版トラック、クローズド テスト版トラック、オープンテスト版トラックを含む)の App Bundle や APK がすべて審査の対象となります。
- 位置情報の使用を最小限に抑えます。そのためには、機能の提供に必要な最低限のアクセスレベルで使用します(たとえば、高精度よりも低精度、バックグラウンドよりもフォアグラウンドで使用します)。また、その機能やサービスにはそのレベルの位置情報が必要だとユーザーが合理的に想定できるようにする必要があります。たとえば、バックグラウンドで位置情報をリクエストまたは利用することに合理的な根拠がないアプリは承認されない可能性があります。
- プライバシーに関するおすすめの方法を確認します。適切なプライバシー ポリシーを規定して開示します。
アプリからフォアグラウンド サービスの権限で(たとえば「使用中」のみ許可されるなど、フォアグラウンドでのアクセス権でのみ)位置情報にアクセスすることが認められるのは、アプリ内でユーザーが開始したアクションの続きとして位置情報の利用が開始され、かつユーザーが開始したアクションの意図されたユースケースが完了した後、直ちにその利用が終了する場合です。
アプリが開いてユーザーに表示されている間に位置情報へのアクセスが行われた場合は、フォアグラウンドでのアクセスと見なされます。ユーザーがアプリを閉じたり、ホームボタンをタップしてメイン画面に戻ったりした場合に、アプリで位置情報へのアクセスが行われた場合は、バックグラウンドでのアクセスと見なされます。
フォアグラウンドでの位置情報へのアクセスの例
バックグラウンドではなく、フォアグラウンドで位置情報にアクセスすることで使用できる可能性がある機能のリストを、以下に示します。これらの機能を使用しても、アプリが自動的に否承認になるわけではありません。ただし、これらの機能のためにのみ、アプリがバックグラウンドでの位置情報へのアクセスを求める場合は、否承認になる可能性が高くなります。
- ユーザーがアプリを開いているときのみ、近くの友だち / プレーヤー / 接続の追加をすすめる機能(アプリが閉じている間に近くの友だち / プレーヤー / 接続をおすすめする場合は除外)
- ユーザーの位置情報に基づいてパーソナライズされたアプリ内コンテンツ(自宅で聴くのに適した音楽プレイリスト、ローカル ニュースなど)をユーザーに提供する機能。ただし、アプリを閉じているときは、通知、アラート、機能は一切使わない
- 地域に基づくデジタル著作権管理を適用するためにコンテンツを制限する機能
- 配送またはサービス(食品、荷物、配車など)のユーザー(運転手ではない)側での追跡機能
- ターンバイターン方式のナビ機能(ユーザーがアプリを閉じているときに、ルート / 歩数のパッシブな追跡、ユーザーの運転開始時 / 停止時のモニターなどの機能が実行される場合は適用されない)
- ユーザーの位置情報を集計して、渋滞パターンや混雑している場所を表示したり、付近のインターネットの速度を地図に表示したりする機能
これはすべてを網羅したリストではなく、各アプリは申告されたコア機能に基づいて審査されます。ただし、上記のような、バックグラウンドでの位置情報の使用が必要な機能のみを提供するアプリでは、バックグラウンドでの位置情報へのアクセスをフォアグラウンドでのアクセスに置き換えることを検討してください。
バックグラウンドで位置情報を使用する予定のアプリの場合、そのことを Google Play ストアの掲載情報で、アプリの説明、スクリーンショット、および可能であればタイトルやアイコンを使用して、ユーザーに伝えてください。
バックグラウンドでの位置情報の使用をユーザーにわかりやすく表示するには、以下の方法をおすすめします。
- 「位置情報」に結びつくような簡単な説明を入力します(例: 「どこにいてもわかります」、「いつでもどこにいるかわかります」など)。
- 地図、ユーザーの現在地、またはジオタグ付きの画像をアプリ内で表示しているスクリーンショットを含めます。
- 可能であれば、アプリのタイトルやアイコンを使って、アプリの現在地機能を示す方法もあります。
申告に関する要件
権限の申告フォームに入力する場合は、バックグラウンドでの位置情報へのアプリのアクセスを Google で評価できるよう下記の手順も行ってください。
ステップ 4: デモ動画を用意する権限の申告の一部として、位置情報を使用するアプリ機能のうち、バックグラウンドでの(アプリが使用されていないときの)位置情報へのアクセスを必要とするものについて説明する簡単な動画へのリンクを提供してください。
デモ動画の例は次のとおりです。
デモ動画の例を見る動画に関する要件
デモ動画では、バックグラウンドで位置情報にアクセスする機能の内容と、アプリ内でこの機能を実行、有効にするために必要な手順について、わかりやすく示す必要があります。動画に含める必要がある内容は以下のとおりです。
- バックグラウンドからアクティブ化される機能
- ユーザーに対して表示する認識しやすいアプリ内開示ダイアログ(下記を参照)
- ランタイム プロンプト
デモ動画の長さは 30 秒以内にすることをおすすめします。動画形式としては YouTube のリンクが推奨されますが、mp4 などの一般的な動画ファイル形式への Google ドライブ ストレージのリンクもサポートされます。
注:
- バックグラウンドでの位置情報が有効である場合にユーザーにそのことを示すインターフェースが機能に設定されていない場合は、申告にその旨を記載し、動画の中で機能やその影響をできる限り明確に説明してください。
- 動画は Android デバイスを使用して作成してください。
バックグラウンドで位置情報にアクセスするアプリの場合、データのアクセス、収集、使用、共有について、アプリ内で開示する必要があります。
基準を満たしたアプリ内開示の例を以下に示します。
認識しやすいアプリ内開示の例を見るアプリ内での開示に関する要件
アプリ内での開示に関する要件は次のとおりです。
- アプリ内で開示すること。アプリの説明文やウェブサイトでの開示だけでは不十分です。
- アプリの通常使用時に表示すること。表示するのにメニューや設定に移動する必要のある開示方法では不十分です。
- アクセスまたは収集するデータの種類について説明すること。
- データをどのように使用、共有するかについて説明すること。
- 掲載場所を、プライバシー ポリシーや利用規約のみとしないこと。
- 個人情報や機密情報の収集に関係のない他の開示の中に掲載しないこと。
- 「許可する」、「理解した」など、ユーザーによる明示的な同意を必要としないこと。これは、直後に表示されるランタイム プロンプトで行われるため、開示の画面から移動する方法として、ユーザーが閉じるかスワイプできるようにします。
開示の文言には、以下の要素を含める必要があります。
- 「位置情報」という用語
- 「バックグラウンド」、「アプリが閉じているとき」、「常に使用」、「アプリが使用されていないとき」のいずれかのフレーズを使った、使用の性質がバックグラウンドであるという明記
- バックグラウンドで位置情報を使用するすべての機能のリスト
- 認められる利用範囲を広告にも拡張する場合は、「広告の提供 / 広告のサポート / 広告の支援にも使用される」という文言も含める必要があります。
推奨される開示文の形式
ポリシーの要件を満たすため、以下の形式例に沿うことをおすすめします。2 つ目の例では、広告向けに位置情報を使用することの開示が含まれています。広告向けに位置情報を使用する場合は、広告向け位置情報使用ポリシーを遵守する必要があります。最も適切なフレーズを選択してください。
- 「<アプリ名> は、<機能名>、<機能名>、<機能名> を可能にするために、アプリが閉じているときや使用されていないときでも位置情報を収集します。」
- 「<アプリ名> は、<機能名>、<機能名>、<機能名> を可能にするために、アプリが閉じているときや使用されていないときでも位置情報を収集します。また、位置情報は広告をサポートするためにも使用されます。」
例: 「Fitness Funds は、フィットネス データの継続的な記録を可能にするために、アプリが閉じているときや使用されていないときでも位置情報を収集します。」
認識しやすい開示文には、ほかにも、ポリシー要件の遵守を確実にし、ユーザーにとっての明瞭性を高めるための情報を含めることができます。ただし、最低限、上記の該当する文を含める必要があります。
注: バックグラウンドでの位置情報が有効である場合にユーザーにそのことを示すインターフェースが機能に設定されていない場合は、代わりにアプリが初めて開いたときに目立つ方法で開示を通知してください。
プライバシー ポリシー
アプリのストアの掲載情報にプライバシー ポリシーを追加することで、機密性の高いユーザーデータやデバイスデータの取り扱いについて透明性が高まります。プライバシー ポリシーでは、アプリ内での開示内容と併せて、アプリがユーザーデータを収集、使用、共有する方法と共有相手について、包括的に開示する必要があります。プライバシー ポリシーに必要な内容については、弁護士にご相談ください。
- アプリのストア掲載情報ページとアプリ内で、プライバシー ポリシーにリンクする必要があります。
- 必ず、プライバシー ポリシーを有効な URL 上で公開して、ポリシー内で対象アプリの名前を明記し、ユーザーのプライバシーについて明確に言及するようにしてください。
- バックグラウンドで位置情報を使用するアプリの場合は、プライバシー ポリシーに適切な関連開示内容を含め、位置情報に言及するとともに、アプリによる位置情報の使用に関する情報をポリシー内で提示する必要があります。
- プライバシー ポリシー ページは、タイトル内や、URL 内、ページ本文内で、プライバシー ポリシーであることが明確にわかる必要があります。
よくある質問
位置情報に関するコンプライアンスに対応中の場合でもアプリのアップデートを公開できますか?ポリシーの適用開始日(すべての新規アプリに対しては 2021 年 1 月 18 日、すべての既存のアプリに対しては 2021 年 3 月 29 日)より前であれば、位置情報に関するポリシーを遵守していなくてもアプリのアップデートを公開できます。
このためには、再送信する際に(同じ Android App Bundle または APK とバージョンを使用できます)、[機密情報に関わる位置情報の利用許可を申告] で、[いいえ、このリリースは位置情報の利用許可に関するポリシーを遵守していません] を選択します。これで、アプリがポリシーを遵守するように対応している間、位置情報に関する審査を受けずにアプリのアップデートを公開できます。
1 つのアプリで申告できる、バックグラウンドで位置情報を使用する機能は 1 つのみです。アプリの目的にとって重要であると同時に、バックグラウンドで位置情報を使用する機能が複数ある場合は、ユーザーにとって最も重要なメリットをもたらす機能を選択してください。
たとえば、ソーシャル ネットワーク アプリで、近くにあるクーポンをユーザーに知らせるためと、ユーザーが友だちと位置情報を共有し続けられるようにするために、バックグラウンドでの位置情報を使用する場合は、友だちとの共有機能を権限の申告で使用する必要があります。これは、この機能(接続 / ユーティリティ)の方が位置情報に依存する広告(便宜性 / パーソナライズ)よりもユーザーにもたらすメリットが大きいためです。
Google Play は、申告されたアプリのメイン機能の審査に基づいてバックグラウンドでの位置情報の利用可否を判断しますが、バックグラウンドでの位置情報の使用がアプリレベルで許可されていることが承認の条件となります。デベロッパーは、バックグラウンドで位置情報を使用する可能性があるその他の機能が確実にポリシーを遵守するようにする責任があります。これには、上記の「目立つ方法での開示」に記載されているように、目立つ方法によるアプリ内でのユーザー向けの開示に関連する要件の遵守も含まれます。
位置情報の利用許可に関する申告フォームは、2020 年 9 月 30 日より Google Play Console でご利用いただけます。このフォームにアクセスするには、[アプリのコンテンツ] ページに移動し、[機密情報に関わるアプリの権限] で [開始] をクリックし、次に [位置情報の利用許可] で [開始] をクリックします。
アプリのアクセス権や承認機関申告フォームなど、他のフォームのメッセージが表示された場合は、先にそれらのフォームに入力してください。Play Console で審査のためにアプリを準備するのに必要な手順です。詳しくは、審査のためにアプリを準備するをご覧ください。
Google Play Console に申告に関するメッセージが表示されない場合は、アプリのターゲット SDK レベルに応じて以下のいずれかの機密情報に関する位置情報の利用許可を使用していることをご確認ください。
- Android 10 以降(SDK レベル 29 以上)をターゲットとしている App Bundle または APK のマニフェストに ACCESS_BACKGROUND_LOCATION 権限が含まれている場合は、位置情報の使用に関する詳細をご記入ください。
- Android 9 以前(SDK レベル 28 以下)をターゲットとしている App Bundle または APK に ACCESS_COARSE_LOCATION または ACCESS_FINE_LOCATION のいずれかが含まれている場合は、バックグラウンドで位置情報にアクセスする目的を指定してから、位置情報の使用に関する詳細をご記入ください。
位置情報の利用許可を持つ古い APK があり、その APK のコードを変更できなくなった場合は、ポリシーの例外適用を申請できます。
この例外が適用されるには、次の要件をすべて満たしている必要があります。
- 例外を適用する APK を申告する必要があります。
- 例外をリクエストする APK は、2019 年 1 月 1 日より前に公開されている必要があります。
- Android Oreo(API レベル 26)以降のユーザーには、代替の APK を配信する必要があります。配信する APK は、位置情報の利用許可に関するポリシーを遵守している必要があります。
- 例外をリクエストする APK は、総インストール数のうち非常に少ない割合(10% 未満)である必要があります。
リクエストは Google Play によって審査され、状況に応じて例外として認められます。または、位置情報の利用許可に関するポリシーを遵守するために、違反している APK を非公開にすることもできます。
位置情報の申告では、以下のような質問に対する情報の提供が求められます。
- アプリの目的: アプリの主な目的は何ですか?
- 位置情報へのアクセス: アプリがバックグラウンドで位置情報にアクセスする必要があるのはなぜですか?
- バックグラウンドで位置情報にアクセスする必要があるアプリの位置情報ベースの機能を 1 つ挙げて、このアクセスなしでは機能を実装できない理由を説明してください。機能は、アプリの主要目的に関連するものでなければなりません。承認は、この単一の機能だけでなくアプリ全体に対して与えられます。
- なお、一度に審査できる機能は 1 つのみです。複数の機能を含めた場合、そのアプリは否承認となります。
- 動画に関する手順: 上記で説明したアプリの機能を示す短い動画へのリンクを入力してください。動画では、バックグラウンドで位置情報にアクセスすることをユーザーに開示する、視認性の高いダイアログを示す必要があります。推奨される動画の長さは 30 秒以下です。
バックグラウンドでの位置情報の使用が承認されたアプリについて、デベロッパーは以後送信するすべてのバージョンが継続的に要件を遵守している状態にする責任を負います。アプリのアップデートは Play のポリシーに沿って審査されます。アプリに重大な変更を加えた場合、バックグラウンドでの位置情報へのアクセスに関するアプリの承認に影響する可能性があるため、追加の審査が行われます。バックグラウンドで位置情報を使用するアプリ機能に変更があった場合は、新しい申告フォームを送信してください。その内容に応じて審査されます。
アプリがバックグラウンドで位置情報を必要としないと判断したら、次の手順で、バックグラウンドでの使用を削除し、要件を遵守している状態にする必要があります。App Bundle または APK(製品版でないトラックを含む)で以下の権限が使用されている場合は、アプリを送信して審査を受ける必要があります。対象となる App Bundle や APK の一覧は、Google Play Console の [アプリのコンテンツ] ページ([ポリシー] > [アプリのコンテンツ] > [機密情報に関わるアプリの権限] > [概要を表示])で確認できます。
- バックグラウンドで位置情報にアクセスしながら要件を遵守していない App Bundle や APK を以前に使用していた場合、トラックを使用していない場合でも、遵守していないバージョンが現在のリリースに含まれていないようにする必要があります。
- [App Bundle エクスプローラ] ページ([リリース] > [App Bundle エクスプローラ])を開いて、特定のバージョンがアクティブになっているかチェックします。
- 新しい App Bundle / APK を送信して以前の遵守していない App Bundle / APK を置き換える場合は、新しいリリースを公開する前に、遵守していない App Bundle / APK が [含まれない APK] 側にあるか必ず確認してください。
- 詳細については、リリースを準備して公開するの「含まれない APK」をご覧ください。
- 遵守している新しいリリースを 100% 公開し、遵守していない App Bundle / APK を完全に非アクティブ化する必要があります。
コードパスを検証し、利用範囲をフォアグラウンドだけに制限しても、問題が解決しない場合は、アプリ内で使用しているサードパーティ製 SDK がバックグラウンドで位置情報にアクセスしていないか確認してください。
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