定期購入ダッシュボードで、指定した期間のアプリの定期購入総数、新規数、解約数、収益の詳細情報を確認できます。
注: ライセンス取得済みのテスターによるテスト注文は定期購入のレポートに含まれません。
アプリのダッシュボードを設定する
- Google Play Console を開き、[定期購入の概要] ページ([売上レポート] > [定期購入] > [概要])に移動します。
- 画面上部の [レポートの設定] で、データを確認するプロダクト、国、期間を選択します。
定期購入の表示
定期購入のパフォーマンスに関するすべての指標は、定期購入、定期購入内の基本プラン、特典オブジェクトに対応する 3 つの異なる表示で確認できます。
- 定期購入の表示: デフォルトのビューです。基本プランや特典に加えた変更にかかわらず、ユーザーの定期購入の全期間に対するパフォーマンスが表示されます
- 基本プランの表示: 定期購入内の各基本プランのパフォーマンスをドリルダウンできます。たとえば、年間と月間の基本プランのパフォーマンスを比較できます。ユーザーが特典に加えた変更は無視されます。
- 特典の表示: 基本プラン内の各特典をドリルダウンしてパフォーマンスを比較できます
表示を切り替えるには、ページ上部の [レポートの設定] で [表示を変更] をクリックし、目的の表示を選択して [保存] をクリックします。
概要
定義画面上部には次の情報が表示されます。
- 有効な定期購入: 選択した期間中に 1 日以上有効だった定期購入の数(料金が発生しない試用を含む)
- 新規定期購入: 選択した期間中に開始された定期購入の数(料金が発生しない試用を含む)
- 解約された定期購入: 選択した期間中に解約された定期購入の数(料金が発生しない試用を含む)
- 合計収益: 選択した期間の推定収益額(税やその他の手数料も含め、ユーザーが支払った金額です)
- ARPAS: 有効な定期購入ごとの平均収益の概要(選択した期間の定期購入の総収益を、有効な定期購入数で割って算出されます)
- 払い戻し: 選択した期間中の払い戻しの総数
アプリのダッシュボードを確認するときは、次の点に注意してください。
- 定期購入者: アプリに 1 件以上の有効な定期購入があるユーザーです。これには料金が発生しない試用中のユーザーや猶予期間のユーザーも含まれます。
- 有効な定期購入: 料金が発生しない試用版も含め、ユーザーが有効にした SKU です。現在の請求期間の終了時までユーザーのアクセスが続いていても、ユーザーが定期購入を解約した時点で有効な定期購入は終了します。
- 初回定期購入: アプリでユーザーが有効にした最初の定期購入です。
- リピート定期購入: ユーザーが同一アプリで購入する 2 回目または、それ以降の定期購入です。たとえば、ユーザーが初回定期購入を 5 月に解約し、9 月に再度購入した場合などが該当します。
アプリの合計定期購入数カードには、選択した期間中の有効な定期購入、新規定期購入、解約された定期購入の数がすべて表示されます(料金が発生しない試用を含む)。
アプリの収益カードには、選択した期間中の 1 日あたりの収益と 30 日間の収益が表示されます(税やその他の手数料を含む)。
継続プレーヤー数
継続プレーヤー数カードには、一定期間有効になっている定期購入の割合が表示されます。この情報を使用することで、各 SKU で定期購入者の継続状況を把握できます。
継続プレーヤー数とコンバージョン データの詳細な内訳を確認するには、[レポートを見る] を選択します。
解約カードには、コホートの定期購入におけるチャーンの内訳が表示されます。この情報を使用することで、さまざまな状況で解約数を減らすための方法を特定できます。
解約および再開データの詳細な内訳を確認するには、[レポートを見る] を選択します。
詳細レポートを表示する
各カードの下部にあるレポートのリンクを選択すると、アプリの定期購入に関する継続と解約の詳細なレポートを確認できます。
継続レポート定期購入の継続レポートでは、2 つの定期購入コホート間で継続率とコンバージョン率を比較することで、定期購入者を維持し、コンバージョンを最大化する方法について理解を深めることができます。定期購入、基本プラン、特典、購入した国、定期購入が開始された期間別にコホートを設定できます。継続レポートのコホートには、すべての新規の定期購入者(初めて定期購入したユーザーとリピーターの定期購入者)が含まれます。
継続率を比較する
[請求期間ごとの定期購入数] グラフおよび [日数ごとの定期購入数] グラフを使用して、各コホートにおける定期購入者の継続状況、離脱状況、離脱時期を評価できます。
[請求期間ごとの定期購入数] グラフでは、どれだけの請求期間、定期購入が有効であったかを確認できます。これにより、各コホートで定期購入者からどれだけ収益を得ているかを把握できます。
注: 定期購入にお試し価格の請求期間を設定している場合は、それらも請求対象期間に含まれます。分割払いベースプランが選択されている場合、レポートには各請求期間中に請求された分割払いによる定期購入が表示されます。
[日数ごとの定期購入数] グラフでは、定期購入者が請求対象になってから解約するまでの期間をより詳細に確認できます。このグラフには、定期購入が有効になった最初の日から、解約した日までが含まれます。料金が発生しない試用期間、猶予期間、アカウントの一時停止期間も含まれます。
各グラフの下で、[データ表] の横にある下矢印を選択すると、表内のデータを表示できます。
コンバージョン率を比較する
継続グラフの下に、定期購入者のコンバージョン状況を示す、次のようなカードが表示されます。
- 料金が発生しない試用の特典から有料定期購入へのコンバージョン
- お試し価格の特典から正規価格へのコンバージョン
- 最初の全額支払いから 2 回目の全額支払いへのコンバージョン
各カードには、定期購入の状態になった特定のコホート内の定期購入者数、その状態にある定期購入のうち解約や有料定期購入へのコンバージョンが行われた数、および解約理由の内訳が示されています。
たとえば、2,000 人の定期購入者が料金が発生しない試用の特典を開始し、そのうち 1,000 人が解約または有料定期購入へのコンバージョンよって料金が発生しない試用を終了したとします。1,000 人の定期購入者中 200 人が解約により料金が発生しない試用を停止し、残りの 800 人が有料定期購入にコンバージョンした場合、解約率は 20%、コンバージョン率は 80% になります。
[基本プランの表示] を選択すると、解約に関する指標には、定期購入内の別の基本プランに切り替えたユーザーも表示されます。[特典の表示] を選択すると、解約に関する指標には、別の基本プランまたは別の特典に切り替えたユーザーも表示されます。
[解約と再開] レポートでは、定期購入の解約理由を詳しく把握し、猶予期間やアカウントの一時停止などの機能が定期購入の再開に有効であったかを分析できます。
データを表示する定期購入、基本プラン、特典、国、期間を選択すると、ユーザーが定期購入を解約した理由の全体的な傾向と理由の内訳のグラフが表示されます。特定の日付の詳細を表示するには、グラフにカーソルを合わせます。
離脱の内訳を分析する
[離脱の内訳] グラフは、診断ツールとして機能します。離脱のデータを分類することで、単に数字を見るだけでなく、次のような具体的なビジネス上の質問に答えることができます。
- サービス vs 技術: 定期購入の離脱の原因は、ユーザー自身の意思によるものですか?あるいは、決済システムの統合エラーによるものですか?
- 新規登録者 vs 長期登録者: 定期購入の離脱が発生しているのは、試用期間の終了直後ですか?あるいは、長期登録者の更新時ですか?
- 価格の影響: 最近の値上げにより、「未確認の価格変更」による期限切れが急増しましたか?
特定のアイテム、基本プラン、特典にフィルタを適用すると、その特定のプランが有効な間に解約された定期購入のデータがグラフに表示されます。
[離脱の内訳] グラフの例を次に示します。
このグラフを最大限に活用するには、次のコア項目を調整します。
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コアイベントを選択する: 期限切れ vs 解約
デフォルトでは、グラフには([期限切れを表示] 設定で)期限切れのデータが表示されます。これは実際の離脱、つまり定期購入の期限が切れて収益が失われる瞬間を表しています。
グラフを切り替えて、代わりに解約のデータを表示することもできます([解約を表示] 設定を使用)。これにより、自発的に解約されたイベントのみが表示され、ユーザーの意図を特定できます。このモードでは、請求エラーなどのシステム イベントによる離脱は完全に除外されます。定期購入が今日解約された場合でも、請求対象期間が終了するまでは有効な状態が続きます。解約データを確認することで、プロダクトのアップデートやメール キャンペーンといった特定のイベントと、ユーザーが解約を決めたタイミングを関連付けられるようになります。
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指標を選択する
目標に応じて、ツールバーの指標選択を使用して、さまざまな視点から離脱を分析できます。
- 定期購入の離脱: 選択した期間(日単位、週単位、月単位)に発生した定期購入の合計離脱数。
- 全離脱率に対する割合: 全離脱数における各カテゴリの割合です(グラフの離脱数の合計が 100%)。離脱の大部分を占めるカテゴリを特定するのに役立ちます。
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データをグループ化して、原因と該当ユーザーを特定する
表示条件コントロールを使用して、積み上げ面グラフをセグメント化し、さまざまなビジネス上の質問に答えます。
表示条件
確認できる内容
離脱の理由
離脱を根本的な原因(自発的、非自発的、未確認の価格変更など)別に分類します。
定期購入の期間
離脱するまでの定期購入の継続期間(1 か月未満、1~3 か月、3~6 か月、6~12 か月、1 年以上)別に、離脱を分類します。この分類はプラン変更の影響を受けません。新規に獲得した定期購入者が離脱しているのか、長期登録者が更新時に離脱しているのかを特定し、それに応じて維持戦略を調整できます。
ユーザー デバイス階層
ハードウェアのパフォーマンス レベル(プレミアム、ミッドレンジ、エントリーレベル)別に離脱状況を分析します。ハードウェアの制約や購買力の違いが原因で摩擦が生じているかどうかを特定し、全体的な離脱数と、注力すべき特定のデバイス セグメントを直接関連付けることができます。
国
離脱率が最も高い地域を特定できます。選択した指標と期間における上位 5 か国と、その他のすべての国をまとめたグループが表示されます。
定期購入、基本プラン、特典
離脱率が最も高いプロダクトを特定できます。選択した指標と期間における上位 5 件の定期購入、基本プラン、特典と、その他すべてのアイテムをまとめたグループが表示されます。
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ノイズを除去する
- 定期購入の変更: [定期購入の変更を除外](デフォルト)と [定期購入の変更を含める] を切り替えます。デフォルトでは、アップグレード、ダウングレード、クロスグレードはこのグラフから除外されるため、離脱率が不当に高くなることはありません。プランの移動を可視化する場合は、この切り替えを有効にすると、プランの移動が別のカテゴリとして表示されます。
- 基本プランの種類: プランの請求構成(自動更新、プリペイド、仮想分割払いなど)でフィルタします。プリペイド プランはもともと離脱率が高い傾向にあるため、自動更新プランの離脱の指標に影響を与えないよう、デフォルトでは除外されています。このフィルタを有効にすると、プリペイドの離脱を個別に分析できます。
- 特典: プロモーション価格(無料試用、お試し価格など)の有無でフィルタします。無料試用はデフォルトで除外されるため、有料定期購入者の離脱のみに絞って確認できます。
- 請求対象期間: 基本プランの更新頻度でフィルタします。
- ユーザー デバイス階層: 特定のハードウェア階層(プレミアム、ミッドレンジ、エントリーレベル)別にフィルタしてグラフを表示します。これにより、定期購入の摩擦がエントリーレベルのデバイスに集中しているのか、プレミアム ハードウェアに集中しているのかを特定できます。
ヒント: プレミアム限定プラットフォームに対して請求パフォーマンスを正確に比較するには、プレミアム デバイスの階層でフィルタして、類似のハードウェアと購買力を持つユーザー セグメントを比較します。
- 定期購入の期間: 特定の期間(1 か月未満、1~3 か月、3~6 か月、6~12 か月、1 年以上)でフィルタして、定期購入者のライフサイクル全体で離脱が発生している時期を特定します。たとえば、[1 か月未満] でフィルタすると、早期のオンボーディングと価値実現の問題を診断できます。一方、[1 年以上] でフィルタすると、長期の継続と更新疲れを評価できます。
注: 定期購入の期間は、最初のお支払い([特典] フィルタに無料試用が含まれている場合は登録)から有効期限([解約を表示] 設定が有効になっている場合は解約)までを基準に計算されます。
離脱の理由を理解する
グラフを [離脱の理由] でグループ化すると、データは次の領域に分類されます。
- 自発的: ユーザーが明示的に定期購入を解約した(Google Play ストアまたはサポート経由など)。
- 非自発的: お支払いの失敗(残高不足、カードの有効期限切れなど)により、定期購入が期限切れになった。
- 未確認の価格変更: 次回の請求日までに同意が必要な値上げをユーザーが確認しなかったため、期限切れになった。
- 統合の問題: アプリの API 統合で未承認の購入があるなど、技術的な障害が原因で定期購入が期限切れになった。
- デベロッパーが開始: Google Play Developer API または注文管理を通じて、デベロッパーが定期購入を明示的に解約した。
- 定期購入の変更([定期購入の変更を含める] が有効になっている場合にのみ表示): 定期購入を切り替えた場合(異なる定期購入階層間のアップグレード、ダウングレード、クロスグレード)と基本プランを切り替えた場合(同じ定期購入内での月単位から年単位の請求への切り替えなど)。
- その他: アカウントが無効、アプリが停止されたなど、その他の理由。
次のステップ: 離脱の主な要因を軽減する
グラフで主な離脱要因を特定したら、Google Play とアプリ全体で、ユーザー維持率を改善するための具体的な対策を講じます。
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離脱の理由 |
推奨される対応 |
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非自発的な離脱 |
アカウントの一時停止と猶予期間を最大化する: どちらの機能も Google Play Console でデフォルトで有効になっています。両方が有効になっていること、および許容される最大期間(猶予期間 30 日、アカウントの一時停止 60 日など)に設定されていることを確認して、Google Play の自動支払い再試行の復旧期間をできるだけ長くします。 PBL In-App Messaging を有効にする: 支払いが失敗すると Google Play からシステム メールが自動的に送信されます。さらに、Google Play Billing Library(PBL)In-App Messaging を有効にすると、復帰率を高めることができます。影響を受けるユーザーがアプリを開くと、アプリ内に利用の再開を促すメッセージが自動的に表示されます。 カスタマイズされた復帰バナーを表示する: リアルタイム デベロッパー通知(RTDN)(SUBSCRIPTION_IN_GRACE_PERIOD や SUBSCRIPTION_ON_HOLD など)をリッスンして、アプリ内でカスタマイズされた復帰バナーをトリガーします。これらのカスタム プロンプトを使用して、定期購入のコアバリューとメリットを思い出させるとともに、お支払い方法の更新を促します。 |
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未確認の価格変更 |
具体的な価値を伝えるアプリ内リマインダーを送信する: 値上げにユーザーの同意が必要な場合、Google Play からシステム通知が自動的に送信されます。一方、期限前にデベロッパー独自のアプリ内リマインダー シートを補足として送信することで、定期購入のコアバリューとメリットを強調できます。 |
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統合の問題(未承認の購入) |
購入の承認を確実に行う: バックエンド サーバーのログをチェックして、購入と更新が必須期間である 3 日以内に確実に承認されていることを確認します。クライアント側で購入を承認するには BillingClient.acknowledgePurchase() を使用することもできますが、製品版アプリでは purchases.subscriptions.acknowledge Google Play Developer API を使用してサーバー側で承認することをおすすめします。この方法の方が信頼性が高く、アプリ外で行われた購入や、購入直後にユーザーが 3 日間アプリを開かなかった場合でも、承認漏れを防ぐことができます。 |
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自発的な離脱(定期購入期間の早期) |
プロモーション特典をテストする: お試し価格や無料トライアルを活用して、新規ユーザーのコンバージョンへのハードルを下げます。 オンボーディングを改善する: 利用期間が 1 か月未満のユーザーの自主的な離脱が急増している場合は、アプリの安定性、オンボーディングの負担、定期購入者が最初のトライアル期間中にコアサービスの価値を体験できているかどうかを評価します。 |
解約アンケートの回答の表示
定期購入センターから解約したユーザーには、その理由が尋ねられます。ユーザーが回答した解約の理由は、[解約アンケートの回答] カードに表示されます。
理由に [その他] を選択したユーザーは、任意で具体的な理由を入力できます。[売上データの表示] 権限が [グローバル] に設定されていれば、[その他の回答] カードの回答が含まれた CSV ファイルをダウンロードできます。
他の Play Console リソースでこのダッシュボードを活用する
- 定期購入ダッシュボード: 定期購入に関するすべての確認可能なデータが含まれています。
- 売上レポート: アプリの売上、アプリ内アイテム、定期購入の収益が含まれています。
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- 定期購入の解約を管理する方法
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