ファミリー向け自己認定広告 SDK に関するポリシー

Google Play ファミリー向け自己認定広告 SDK プログラムへの新規申請の受け付けは、2024 年 10 月 31 日までであり、その後は申請できません。申請期間は 2025 年に再開されます。ガイドラインは後日こちらで発表します。

現在の参加者と参加者に対するプログラムのコンプライアンス要件は変更されません。

Google Play では、子供やファミリー層のお客様に安全にご利用いただける環境の構築に取り組んでいます。そのためには、ユーザーの年齢に合った適切な広告のみを表示することや、子供のデータを適切に扱うことが重要であると考えています。この目標を実現するため、SDK やメディエーション プラットフォームが子供向けに適しており、Google Play デベロッパー プログラム ポリシーGoogle Play ファミリー ポリシーファミリー向け自己認定広告 SDK プログラムの要件を含む)に準拠しているかどうかを自己認定することを求めています。

Google Play ファミリー向け自己認定広告 SDK プログラムは、どの広告 SDK やメディエーション プラットフォームが自己認定済みで、子供向けに設計されたアプリの開発に適しているかを判断するための重要な手段の 1 つです。

SDK に関する情報(お問い合わせフォームでの申請内容を含む)に不実記載があった場合は、ファミリー向け自己認定広告 SDK プログラムからの SDK の削除または公開停止の措置がとられることがあるため、正確な情報を提供するようにしてください。

ポリシーに関する要件

SDK プロバイダとして、Google Play のファミリー向けプログラムの一部となっているアプリを配信できる SDK またはメディエーション プラットフォームを提供する場合は、以下の要件を含むすべての Google Play デベロッパー ポリシーに準拠する必要があります。ポリシー要件を満たしていない場合は、ファミリー向け自己認定広告 SDK プログラムからの削除または停止の措置が講じられる可能性があります。

SDK またはメディエーション プラットフォームがポリシー要件を満たしていることを確認する責任は SDK プロバイダにあります。Google Play デベロッパー プログラム ポリシーGoogle Play ファミリー ポリシー、およびファミリー向け自己認定広告 SDK プログラムの要件を必ず確認してください。

  1. 広告コンテンツ: 子供がアクセスできる広告コンテンツは、子供に適したものでなければなりません。
    • SDK プロバイダは、(i)どのような広告コンテンツや行動が好ましくないとされるのかを定義し、(ii)それらを規約やポリシーで禁止する必要があります。定義の内容は Google Play デベロッパー プログラム ポリシーに準拠するものである必要があります。
    • また、対象年齢別区分に沿って広告クリエイティブをレーティングする方法を整備する必要があります。対象年齢別区分には、少なくとも「全ユーザー対象」と「16 歳以上推奨」を含める必要があります。レーティング手法は、お問い合わせフォームへご記入いただいた後、Google が SDK に提供する手法に整合させる必要があります。
    • 子供向けの広告配信にリアルタイム ビッダーが使用されている場合は、クリエイティブが審査済みで、上記の要件を満たしていることを確認する必要があります。
    • さらに、クリエイティブの配信元が自社の広告枠であることを視覚的に識別する仕組み(広告クリエイティブにブランドロゴの透かしを入れる機能、またはそれに相当する機能)を提供する必要があります。
  2. 広告フォーマット: 子供のユーザーに表示されるすべての広告がファミリー向け広告フォーマットの要件を満たしていることを確認し、デベロッパーが Google Play ファミリー ポリシーに準拠した広告フォーマットを選択できるようにする必要があります。
    • 広告は、虚偽的なコンテンツを含まず、子供のユーザーが誤ってクリックすることのないようにデザインする必要があります。閉じるボタンを使用したにもかかわらず別の広告をトリガーしたり、別の機能のためにユーザーが通常タップするアプリの領域に突然広告を表示したりして、ユーザーにクリックさせようとする虚偽の広告は許可されません。
    • 画面全体を占拠する広告、通常のアプリの使用を妨げる広告、閉じ方がわかりにくい広告など、ユーザーを混乱させる恐れのある広告(たとえばウォール型広告)は許可されません。
    • 通常のアプリの使用やゲームのプレイを妨げる広告(リワード広告やオプトイン広告を含む)は、5 秒経過したら閉じられるようにする必要があります。
    • 1 つのページに複数の広告を配置することはできません。たとえば、1 つのプレースメントに複数のクーポンを表示するバナー広告や、複数のバナー広告または動画広告を表示することは許可されません。
    • 広告はアプリのコンテンツと明確に区別できる必要があります。オファーウォールや没入型の広告エクスペリエンスは、子供のユーザーには広告であると見分けがつきにくいため、許可されません。
    • 広告の表示を促す目的で、広告において衝撃的な手法や巧妙に感情を操る策略を用いることはできません。
  3. IBA / リマーケティング: 子供のユーザーに対して、インタレスト ベース広告(オンライン ブラウジング行動に基づき特定の特徴を持つ個々のユーザーをターゲットとする広告)や、リマーケティング(アプリやウェブサイトでの以前の操作に基づき個々のユーザーをターゲットとする広告)が表示されないようにする必要があります。
  4. データの取り扱い: SDK プロバイダとして、ユーザーデータ(ユーザーについての情報やユーザーから収集する情報など。デバイス情報もこれに含まれます)を扱う場合は、その処理方法を明らかにする必要があります。つまり、SDK がこのデータにアクセスし、収集、使用、共有することを開示し、開示した目的にのみデータを使用することが求められます。これらの Google Play の要件は、プライバシー保護とデータ保護に関する適用法令が規定する要件に加えて適用されます。子供の個人情報や機密情報(認証情報、マイクやカメラのセンサーデータ、デバイスのデータ、Android ID、広告使用状況データなどが含まれますが、これらに限定されません)を収集する場合は、データを収集することに関して情報を開示する必要があります。
    • デベロッパーが広告配信に関して子供向け取り扱いを求めるリクエストを(リクエストごと、またはアプリごとに)行えるようにする必要があります。そうした取り扱いは、米国の児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)EU の一般データ保護規則(GDPR)など、適用される法律と規制を遵守していなければなりません。
      • Google Play では子供向け取り扱いの一環として、広告 SDK でパーソナライズド広告、インタレスト ベース広告、リマーケティングを無効にする必要があります。
    • 子供向けの広告配信にリアルタイム ビッダーが使用されている場合は、プライバシー インジケータがビッダーに反映されていることを確認する必要があります。
    • ユーザーが子供または年齢が不明である場合には、AAID、SIM のシリアル、ビルドのシリアル、BSSID、MAC、SSID、IMEI、IMSI の送信を行うことはできません。
  5. メディエーション プラットフォーム: 子供に広告を配信する場合は、以下の要件を満たす必要があります。
    • ファミリー向け自己認定広告 SDK のみを使用するか、メディエーションから配信されるすべての広告が上記の要件に準拠したものとなるように必要な対策を講じること。
    • 広告コンテンツのレーティングと、適用される子供向け取り扱いを示すために必要な情報をメディエーション プラットフォームに渡すこと。
  6. 自己認定とコンプライアンス: 広告 SDK のポリシーがすべての自己認定要件を満たしているかどうかを検証するために、お問い合わせフォームの情報をはじめ、十分な情報を Google に提供する必要があります。こうした情報には以下が含まれますが、これらに限定されません。
    • SDK またはメディエーション プラットフォームの利用規約、プライバシー ポリシー、パブリッシャー向け統合ガイドの英語版を提供してください。
    • 要件を満たしている最新バージョンの広告 SDK を使用したサンプル テストアプリを送信してください。このサンプル テストアプリは、ビルドが完了した実行可能な Android APK で、SDK のすべての機能が使用されている必要があります。テストアプリの要件:
      • スマートフォンのフォーム ファクタで実行することを目的とする、ビルドが完了した実行可能な Android APK として送信する必要があります。
      • Google Play のポリシーに準拠した、最新リリース バージョンまたは近日リリース予定のバージョンの広告 SDK を使用する必要があります。
      • 広告 SDK を呼び出して広告を取得、表示するなど、広告 SDK のすべての機能を使用する必要があります。
      • テストアプリからリクエストされたクリエイティブを介してネットワーク上のすべての公開中 / 配信中の広告枠にフルアクセスできる必要があります。
      • 位置情報による制限を設けることはできません。
      • 広告枠が複数の年齢層のユーザーを対象とする場合、テストアプリは、広告枠全体の広告クリエイティブのリクエストと、子供またはすべての年齢層に適した広告枠の広告クリエイティブのリクエストを区別できるようにする必要があります。
      • 年齢詐称を予防する年齢確認で制御される広告を除き、広告枠内の特定の広告に限定することはできません。
  7. その後も情報提供を求められた場合は適時に対応し、新たにリリースするすべてのバージョンが最新の Google Play デベロッパー プログラム ポリシー(ファミリー ポリシーの要件を含む)に準拠していることを自己認定する必要があります。
  8. 法規制の遵守: ファミリー向け自己認定広告 SDK は、パブリッシャーに適用される可能性のあるすべての児童関連法令を遵守した広告配信をサポートする必要があります。
    • SDK またはメディエーション プラットフォームが、米国の児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)EU の一般データ保護規則(GDPR)、その他適用されるすべての法規制を遵守していることを確認する必要があります。

      注: 「子供」という言葉は、地域や文脈によって意味が異なる場合があります。アプリに対してどのような義務や年齢制限が適用されるのかを判断する際は、弁護士に相談することをおすすめします。アプリがどのように機能するのか最もよく知っているのは、デベロッパーの皆様ご自身です。そのため、Google Play 上で提供するアプリをファミリー向けの安全なものにするには、デベロッパーの皆様のご協力が欠かせません。

プログラム要件の詳細については、ファミリー向け自己認定広告 SDK プログラムのページをご確認ください。

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