家を訪れた人にも、その家の Google のスマートホームのデバイスとサービスを利用してもらうことができます。たとえば、ゲストを含め家にいる誰もが、その家のスピーカーやディスプレイのデバイスに対して、「OK Google」と話しかけるか、ボタンを長押しするなどの方法で、デバイスを起動することができます。Google のスマートホームのデバイスとサービスのご利用時に Google がユーザーのプライバシーをどのように保護するかについて詳しくは、下記の説明と、Google Nest のプライバシーに関するよくある質問のページをご覧ください。Google アシスタントとプライバシーの詳細についてもご確認ください。
ゲストによる操作の可視性
Google アシスタントを使って Google のスマートホーム デバイスとやり取りするユーザーの声をデバイスが認識しなかった場合、そのデバイスでのユーザーのアクティビティ(Google アシスタントに話しかけた内容など)がデバイスの所有者の Google アカウントに保存されることがあります。デバイスの所有者は、こうしたアクティビティに g.co/assistant/yourdata からアクセスできます(このアクティビティの音声録音は、所有者の Google アカウントには保存されません)。ゲストにデバイスの使用を許可する場合、デバイスでのアクティビティが所有者の Google アカウントに保存されることがあり、所有者がその情報を確認、削除できることを、必ずそのゲストに説明してください。
または、所有者やゲストが「OK Google, ゲストモードをオンにして」と話しかけることができます。デバイスがゲストモードの間、音声録音と Google アシスタントのアクティビティはデバイス所有者のアカウントから自動的に削除されます。
所有者以外の人も、自分のアカウントで Voice Match をセットアップすることにより、アカウントをそのデバイスに追加できます。その場合、Google アシスタントのアクティビティは、その人自身の Google アカウント(myactivity.google.com)に保存されます。
Google Nest Wifi または Google Wifi のデバイスを使用している家で、ゲストが Wi-Fi ネットワークを利用する場合、ゲストの情報の一部(IP アドレス、MAC アドレス、データ使用量など)が所有者のアカウントに関連付けられ、所有者は規定に応じて Google Home アプリでその情報を確認できます。
自分の情報へのゲストのアクセスを制限する
あなたの声をスピーカーまたはディスプレイが認識できるようにそのデバイス上でマルチユーザー機能をセットアップ(つまり Voice Match をセットアップ)してはいない場合、あなたがデバイスで利用可能にしている情報について、家にいる誰もがそのデバイスに尋ねることができます。また、デバイスのマルチユーザー機能が、録音されたあなたの声や別のユーザーの声を、あなたの声と誤って認識した場合は、そのデバイスからそのユーザーにあなたの情報が伝わるおそれがあります。
あなた以外の人がデバイスからリマインダーやカレンダーの内容などの個人情報にアクセスできないようにするには、Google Home アプリでアカウントに基づく情報をオフにします。この設定はデバイスごとに管理できるため、寝室のデバイスに、キッチンのデバイスとは異なる設定で情報へのアクセスを許可するといったことが可能です。
または、「OK Google, ゲストモードをオンにして」と言うこともできます。デバイスがゲストモードの間、Google アシスタントはアカウントに基づく情報を提供したり、表示したりしません。ゲストモードは、家にいる誰もが(ゲストを含む)「OK Google, ゲストモードをオフにして」と話しかけて無効にすることができます。
ゲストモードによる共有デバイスでのプライバシー管理についての詳細をご覧ください。