パブリック プレビューは、Google Home アプリの新しい機能に、一般公開より先にアクセスできるというプログラムです。参加者はリリース前に新機能を試し、Google へフィードバックを送信できます。Google はこれをもとに、継続して改善をはかることができます。
登録すると、以下で利用できるパブリック プレビュー機能にアクセスできます。
- Android デバイス、iPhone、iPad 版の Google Home アプリ
- Google Home for web
- Wear OS 版 Google Home
パブリック プレビューの登録と登録解除
パブリック プレビューの登録と登録解除はいつでも、Google Home アプリまたは home.google.com から簡単に行えます。
登録する前に
パブリック プレビュー プログラムに自分を追加できるようにするには、Google グループの設定を確認してください。
- Google グループにログインします。
- 設定アイコン
[グローバル設定] をタップします。
- [自分を相手のグループに追加する] チェックボックスがオンになっていることを確認
[保存] をタップします。
Google Home アプリから登録する
- Google Home アプリ
を開きます
設定アイコン
パブリック プレビュー アイコン
[パブリック プレビューの利用を開始] をタップします。
home.google.com から登録する
- home.google.com にアクセス
ログイン
パブリック プレビュー アイコン
[パブリック プレビューの利用を開始] を選択します。
パブリック プレビューに関する情報と新しい機能の使用を開始できる時期が記載されたメッセージが表示されます。また、試験運用版の AI 機能の有効化、フィードバックの共有、パブリック プレビューの登録解除を行うこともできます。
パブリック プレビューに登録すると、モバイルの Google Home アプリと Google Home for web の画面上にプレビュー アイコン が表示されます。また、Google Home アプリが開いているときに、リマインダーの通知がときどき表示されることがあります。プレビュー アイコン
をタップすると、プレビューのページに戻ります。
重要: 試験運用版の AI 機能は段階的にリリースされるため、まだご利用いただけない場合があります。
パブリック プレビューへの登録が完了すると、Google Home アプリの受信トレイにメッセージが届き、そこからプレビュー ページに移動できます。このページで、試験運用版の AI 機能を有効にできる場合もあります。試験運用版の AI 機能は、モバイル デバイスの Google Home アプリでのみ有効にできます。
試験運用版の AI 機能を使用するには、Google Nest Aware の定期購入が必要です。一部の AI 機能については、Google Nest Aware Plus の定期購入が必要になる場合があります。これらの機能は、当面はパブリック プレビューの機能として、米国の一部の英語ユーザーのみがご利用いただけます。
生成 AI を利用して家を管理する場合:
- [試験運用版の AI 機能] をオン
にします。
- [利用規約] ページで、データの共有方法、使用に関する規約、法的免責条項などを確認します。
- 同意する場合は、一番下までスクロールして [同意する] をタップします。同意しない場合は、[同意しない] をタップします。
- [同意する] をタップすると、[設定] ページで試験運用版の AI 機能がオン
になります。これで、試験運用版の AI 機能をご利用いただけるようになりました。
- プロンプトまたはメッセージで [詳細] をタップします。
- [ 次へ ] をタップして [利用規約] ページを開きます。
- 利用規約を読み、一番下までスクロールします。
- [同意する] をタップすると、試験運用版の AI 機能を利用できるようになります。それ以外の場合は、[同意しない] をタップします。
特定の機能を選択したり、選択を解除したりすることはできません。有効にすると、対応するデバイスと該当する Google Nest Aware の定期購入レベルをお持ちであれば、試験運用版の AI 機能を使用できます。
パブリック プレビューの登録を解除すると、モバイルの Google Home アプリ、Google Home for web、Wear OS 版 Google Home のすべてのパブリック プレビュー機能にアクセスできなくなります。
Google Home アプリから登録を解除する
- Google Home アプリ
を開きます
パブリック プレビュー アイコン
[パブリック プレビューの登録を解除] をタップします。
home.google.com から登録を解除する
- home.google.com にアクセス
ログイン
パブリック プレビュー アイコン
[パブリック プレビューの登録を解除] を選択します。
パブリック プレビューで現在利用できる機能
パブリック プレビューでご利用いただける機能の数は、時間の経過とともに変わります。パブリック プレビューに登録しても、すぐに新しい機能が表示されないことがあります。準備が整うと、新機能を利用できるようになります。
カメラの履歴を早送りすると、動画履歴の再生を 10 秒単位で前後に移動できます。
- 動画再生ウィンドウの右側をダブルタップすると先に進みます。
- 動画再生ウィンドウの左側をダブルタップすると、前に戻ります。
詳しくは、Google Home アプリの動画履歴をご覧ください。
パブリック プレビュー登録ユーザーは、家とデバイスをさまざまな方法で共有できるようになりました。新しいアクセスレベルでは、付与する権限に基づいてユーザーを招待できます。
信頼できるパートナーや、家を共同管理するユーザーには、管理者権限を付与します。デバイスの操作や一部の設定の変更に関して、ユーザーに限定的な権限を付与する場合は、そのユーザーをメンバーとして追加します。メンバーには、設定アクセスレベルまたはアクティビティ アクセスレベルのいずれかを付与できます。
詳しくは、新しいアクセスレベルと、Google Home アプリでユーザーを家に招待する方法をご確認ください。
スマート メディア デバイスを在宅確認に使用できるようになりました。メディアの再生の検出やオンとオフの切り替えなど、メディアのステータスを利用して在宅確認に活用できます。
重要: Google は、この機能の動作に必要なデータのみを使用します。詳しくは、プライバシーに関するよくある質問: Google Nest をご覧ください。
対象デバイスは次のとおりです。
- スマート スピーカーとスマート ディスプレイ
- テレビ(Google ストリーミング デバイスを含む)
- ゲーム機
- ストリーミング スティックとストリーミング ボックス
スマート スピーカーやスマートディスプレイで在宅確認がオンになっている場合、それらのデバイスもメディア アクティビティに活用できるようになります。
デバイスで在宅確認をオンまたはオフにするには:
- Google Home アプリ
を開きます。
- 設定アイコン
[在宅確認] をタップします。
- 切り替えスイッチ
を使用して、在宅確認に使用するデバイスをオンまたはオフにします。
重要:
- この機能は現在、Android デバイスでのみ使用できます。
- バージョン 3.27 以降の Google Home アプリが必要です。
Matter 対応ロックの操作と設定を Google Home アプリで行えるようになりました。詳しくは、Google Home アプリでロックを管理する方法についての説明をご覧ください。
この機能は、Android 13 以降を搭載した Android デバイスでのみご利用いただけます。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
Google Home アプリに、Android スマートフォンまたはタブレットで選択したカラーパターンが反映されるようになりました。これにより、ご自身の好みに合った統一感のあるデザインをお楽しみいただけます。
詳しくは、Android デバイスでダークモードまたはカラーモードに変更するの「カラーパターンを変更する」をご覧ください。
スクリプト エディタは現在、Google Home for web と Google Home モバイルアプリのパブリック プレビューでご利用いただけます。スクリプト エディタでは、追加の開始条件、条件、アクション、ロジックを使用して、独自のスクリプトによる自動化を作成、編集できます。また、在宅確認を使用して、在宅と外出のルーティンで現在利用できるものよりも、さらにカスタマイズされた自動化を作成することもできます。Google Home for web のスクリプト エディタは、home.google.com/automations からアクセスできます。
「スクリプトを生成」は、スクリプト エディタの試験運用中の機能です。Google Home for web で高性能なスマートホームを簡単に作成できます。生成 AI の活用により、自動化を記述するだけでスクリプトが自動的に生成されます。この機能は、パブリック プレビューで期間限定でご利用いただけます。
[お気に入り] ウィジェットは、対応するスマートホーム デバイスにホーム画面からすばやくアクセスできる、カスタマイズ可能なウィジェットでです。現在、iOS デバイスでパブリック プレビュー版として提供されています。
この機能は、Android 12 以降を搭載したすべてのデバイスで利用できます。
重要: この機能を使用するには、Google Home アプリ バージョン 3.27 以降が必要です。
Google Nest Protect(第 2 世代)をお使いの場合、Google Home アプリで煙警報を使用できるようになりました。
Google Nest Cam IQ Indoor、Google Nest Cam IQ Outdoor、Google Nest Cam Indoor、Google Nest Cam Outdoor、Google Nest Doorbell(電源直結型 / 第 1 世代)(以前の Google Nest Hello)をお持ちの場合は、Google Home アプリにカメラを追加できます。対象となる場合は、その旨がアプリに表示されます。詳しくは、デバイスの移行についての記事をご覧ください。
注: Google Nest Hub Max のカメラは Google Home アプリに移行できます。詳しくは、Google Home アプリで Google Nest Hub Max のカメラを管理するをご覧ください。
Works with Google Home 対応カメラのライブ ストリームを Google Home アプリで確認できます。この機能はまだ開発中であるため、一部のカメラではご利用いただけません。対象のカメラでこの機能を試すには:
カメラをリンクする
- Google Home アプリ
を開きます。
- デバイス アイコン
をタップします
追加アイコン
Works with Google Home アイコン
をタップします。
- リストからカメラのメーカーを選択し、アカウントをリンクしてセットアップを完了します。
ライブ ストリームにアクセスする
- Google Home アプリ
を開きます。
- お気に入りアイコン
またはデバイス アイコン
監視したいカメラをタップします。
パブリック プレビューの AI 機能
パブリック プレビューでは Gemini を活用して、家の管理が簡単になる試験運用版の AI 機能をご用意しています。なお、これらの機能のご利用は、特定の要件を満たす一部のユーザーのみに限らせていただいております。要件は次のとおりです。
- Google Nest Aware を定期購入していること(一部の機能には Google Nest Aware Plus が必要)
- パブリック プレビューに登録していること
- 試験運用版の AI 機能の使用を有効にしていること
- 対応するデバイスをお持ちであること
ただし、対象となる機能は段階的に利用可能になるため、要件を満たすユーザーであってもすぐに利用できるとは限りません。
家のメンバーが試験運用版の AI 機能を有効にすると、他のメンバーにもその旨が通知されます。また、新しい機能が追加された際もアプリ内メッセージや通知が届きます。
ヒント: パブリック プレビューの試験運用版 AI 機能を改善するために、高評価または低評価のボタンで機能のパフォーマンスを評価できます。詳しい情報を入力してフィードバックをお送りいただくこともできますし、クイック フィードバックのオプションの中からお選びいただくこともできます。
この機能を使用するには、Google Nest Aware Plus の定期購入が必要です。
[カメラの履歴を検索] 機能では、生成 AI を利用して、質問を通じて特定のカメラ アクティビティを検索できます。たとえば、次のような質問を使用できます。
- 今日、犬が外に出ましたか?
- 昨日、ゴミを道路に出しましたか?
- 今日、USPS のトラックがもう配達に来ましたか?
結果に対し高評価または低評価のフィードバックを提供して、機能の改善にご協力ください。低評価の回答では、フィードバックの説明をテキストで入力できます。
この機能について詳しくは、Google Home アプリの [カメラ履歴の検索] 機能についての説明をご覧ください。
この機能を使用するには、Google Nest Aware Plus の定期購入が必要です。
AI による説明とは、生成 AI を利用して、録画されたアクティビティの状況を説明するものです。アクティビティ タブとカメラビューに、アクティビティの名前または簡単な説明が生成されます。カメラの履歴を検索する際にはこの情報が使用されます。
高評価または低評価ボタンを押して結果を評価し、機能の改善にご協力ください。低評価の回答では、フィードバックの説明をテキストで入力できます。
この機能について詳しくは、Google Home アプリでのカメラ アクティビティに対する AI による説明についての記事をご覧ください。
この機能を使用するには、Google Nest Aware の定期購入が必要です。
自動化作成サポートでは、Gemini を使用して家のカスタム自動化が作成されます。これらの自動化は、ご自宅に設置されているデバイスに基づいて設定されます。
希望する動作を自然な言葉で説明し、自動化を生成することができます。たとえば、「毎日、日の入りのときに、リビングの照明をつけて玄関のドアをロックして」と話しかけると自動化が生成されます。生成された自動化は、保存やカスタマイズが可能です。
この機能はサポートされている言語が限られています。現時点では、米国(英語)でのみご利用いただけます。
自動化作成サポートはまだ開発中であり、すべてのケースで想定どおりに機能しない場合があります。作成した自動化や設定が正しく機能していることを必ずご確認ください。
また、現時点ではすべての動作がサポートされているわけではありませんが、サポートは定期的に追加されます。この機能について詳しくは、自動化作成サポートを使って Google Home の自動化を生成する方法についての説明をご覧ください。
Google では Gemini モデルを使用して、Google Nest スピーカーでより的確で役立つ回答を Google アシスタントが提供できるようにするためのテストを行っています。これにより、役立つ回答をより自然に提供できるようになるため、ご家族全員がいつでも簡単に便利な情報を入手できます。Google アシスタントの回答の前にチャイムが鳴った場合は、Gemini テクノロジーが使用された回答であることを示しています。
また、より自然に聞こえる音声も追加されました。最初は新しい音声が選択されますが、Google Home アプリのアシスタントの設定でいつでも変更できます。
この機能は現在、Google Nest Mini(第 2 世代)と Google Nest Audio でご利用いただけます。
この機能について詳しくは、Gemini の活用により改善された Google アシスタントの回答を取得するをご覧ください。
フィードバックと既知の問題
- Google Home アプリ
で、パブリック プレビュー アイコン
[フィードバックを共有] をタップします。
- フィードバックを入力
[次へ]
[送信] をタップします。
- Nest アプリから Google Home アプリにカメラやドアホンを移行しようとすると、フリーズしたり失敗したりすることがあります。もう一度試してもデバイスを移行できない場合は、Google にお問い合わせください。
- Nest アプリの家のオーナーがカメラを Google Home アプリに移行すると、家の他のメンバーは Nest アプリでのカメラへのフルアクセス権を失います。Google Home アプリのカメラ コントローラにアクセスするには、家の他のメンバーもパブリック プレビューに登録する必要があります。詳しくは、デバイスの移行についての記事をご覧ください。
- カメラ アクティビティで 1 人の人物が検出されると、その人物が認識済みの人物ライブラリに登録されている場合は、AI によるキャプションと説明にその人物の名前が表示されることがあります。ただし、複数の人物が検出された場合は、キャプションと説明に名前は表示されません。
- 認識済みの人物ライブラリに登録されている人物をカメラ アクティビティで検索すると、検索結果にはその人物の顔が検出されたアクティビティが表示されます(他の人物が写っている場合も表示されます)。
- 現在、自動化作成サポートの機能拡張を予定しています。リリース時点ではすべてのデバイス、動作、機能がサポートされているわけではありませんが、オプションの追加に積極的に取り組んでいます。現在サポートされている機能については、自動化作成サポートでサポートされている動作と既知の問題をご覧ください。
- 在宅確認にメディア デバイスが使用されている場合は、再生機能(再生、一時停止)を操作する自動化によって在宅 / 外出のステータスが変わる可能性があります。このため、他の自動化で在宅 / 外出のステータスを使用していると、デバイスで予期しない動作が生じることがあります。在宅 / 外出のステータスが予期せず変わることがないよう、在宅条件はメディアの再生状態を変更する自動化で使用することをおすすめします。
スクリプト エディタと自動化作成サポートで在宅条件を使用する方法について詳しくは、スクリプト エディタで自動化スクリプトを作成する、および自動化作成サポートでサポートされている開始条件、条件、アクションをご覧ください。