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Google Nest のカメラとドアホンのバッテリーを節約する

Google Nest Cam(バッテリー式)と Google Nest Doorbell(Battery Type)には、駆動時間の長い充電式バッテリーが内蔵されています。ただし、バッテリー駆動時間は、アクティビティを記録する量やアプリの設定など、さまざまな要因によって変わります。

Google Nest のカメラまたはドアホンの充電が思ったより頻繁に必要になる場合は、下記の方法をお試しください。

この記事は、以下のデバイスのみを対象としています。

Google Nest Doorbell(Battery Type)

Google Nest Cam(バッテリー式)

想定バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間は、アクティビティ、気温、選択したカメラ設定などの要因によって異なります。動画の画質や、動画クリップの長さ、アクティビティの録画間隔を調整したり、特定のエリアを監視するアクティビティ エリア機能を使用したりすることで、バッテリーの駆動時間を延ばすことができます。一般的なシナリオは以下のとおりです。

Google Nest Doorbell(Battery Type)

  • 多い - バッテリー駆動時間約 1 か月(1 日あたり約 25~30 件のアクティビティ録画)
  • 標準 - バッテリー駆動時間約 2.5 か月(1 日あたり約 13~16 件のアクティビティ録画)
  • 少ない - バッテリー駆動時間約 6 か月(1 日あたり約 2~5 件のアクティビティ録画)

Google Nest Cam(バッテリー式)

  • 多い - バッテリー駆動時間約 1.5 か月(1 日あたり約 25~30 件のアクティビティ録画)
  • 標準 - バッテリー駆動時間約 3 か月(1 日あたり約 9~12 件のアクティビティ録画)
  • 少ない - バッテリー駆動時間約 7 か月(1 日あたり約 2~4 件のアクティビティ録画)

バッテリーの充電時間

バッテリーの充電時間は、気温やバッテリーの状態など、さまざまな要因によって変わります。

重要: バッテリーは 0°C 未満では充電されず、氷点に近い気温では充電に時間がかかります。

詳しくは、低温時に発生する Google Nest のカメラやドアホンのバッテリー充電時の動作をご覧ください。

Google Nest Doorbell(Battery Type)

標準: 互換性のある 7.5 W AC アダプター(別売り)を使って完全に充電する場合は、約 5 時間必要です。

Google Nest Cam(バッテリー式)

標準: 付属の 7.5 W AC アダプターと充電ケーブルを使って完全に充電する場合は、約 5 時間必要です。

バッテリーの推定駆動時間

Google Nest Cam(バッテリー式)と Google Nest Doorbell(Battery Type)では、各充電の約 48 時間後にバッテリーの推定駆動時間がアプリに表示されます。カメラやドアホンの使用状況が時間の経過とともに反映され、推定駆動時間の精度が高まります。そのため、使用を開始したときに多くのアクティビティが記録されていた場合は、推定駆動時間は比較的低くなりますが、アクティビティの記録頻度が減っていった場合は、推定駆動時間は長くなります。

注: 低温はバッテリー駆動時間に影響します。温度が下がるほどバッテリー駆動時間は短くなります。

設定を変更してバッテリーを節約する

バッテリー使用量を減らす

バッテリー使用量を減らすと、カメラまたはドアホンの動画の録画設定が以下のように調整されます。

  • 動画の画質が最適化されます。
  • アクティビティの録画の長さが短くなります。
  • アクティビティの録画間隔が延びます。

バッテリー使用量を減らす方法は以下のとおりです。

  1. Google Home アプリ Google Home アプリ を開きます。
  2. お気に入りアイコン またはデバイス アイコン をタップします。
  3. デバイスのタイルを長押し  その他アイコン その他メニュー  設定アイコン  をタップします。
  4. [電池] 次に [バッテリー使用量] 次に [電池が長持ちします] をタップします。

バッテリー セーバーを使用する

自動バッテリー セーバーが有効になると、バッテリーの使用を抑えるように、カメラまたはドアホンの機能が自動的に調整されます。

バッテリー セーバーをオンにする手順は以下のとおりです。

  1. Google Home アプリ Google Home アプリ を開きます。
  2. お気に入りアイコン またはデバイス アイコン をタップします。
  3. デバイスのタイルを長押し  その他アイコン その他メニュー  設定アイコン  をタップします。
  4. [電池] 次に [自動バッテリー セーバー] の横にあるスイッチをタップします。

バッテリー セーバー モードがオンの場合

Google Nest Cam(バッテリー式)

Google Nest Cam(バッテリー式)をご利用の場合、バッテリー駆動時間が残り約 7 日間(またはバッテリー残量が約 20%)になると、設定と機能が自動的に調整されます。変更点は以下のとおりです。

  • バッテリー駆動時間を延ばすように動画の画質が最適化されます。
  • カメラは人物のアクティビティのみ検出して録画します。認識済みの人物、車、荷物などの他の動画アクティビティは録画されなくなります。
  • 緊急時のアクティビティは引き続き、デフォルトの 3 分の長さで録画されます。それ以外、人物のアクティビティのクリップの長さは最大 10 秒です。
  • アクティビティが検出された後、そのアクティビティがまだ発生している場合にカメラが録画を再開するタイミングが遅くなります。

Google Nest Doorbell(Battery Type)

Google Nest Doorbell(Battery Type)をご利用の場合、バッテリー駆動時間が残り約 7 日間(またはバッテリー残量が約 20%)になると、設定と機能が自動的に調整されます。変更点は以下のとおりです。

  • バッテリー駆動時間を延ばすように動画の画質が最適化されます。
  • 人物、車、動物、荷物などの動画アクティビティは録画されません。
  • ドアホンのボタンが押されると、ボタンが押されてから約 20 秒間、ドアホンで録画が行われます。
  • 緊急時のアクティビティは引き続き、デフォルトの 3 分の長さで録画されます。
  • ドアホンの復帰感度が数時間オフになります。その間、アプリ内でユーザーがオンにするか、ドアホンのボタンが押された場合にのみ復帰します。

ドアホンのバッテリー駆動時間が残り約 24 時間になると、ドアホンのみのモードに自動的に切り替わります。ドアホンが押されたとき、通知が送信されるだけになります。バッテリーの使用を抑えるため、その他の機能はオフになります。

動画の画質を変更する

設定で動画の画質を調整して、高解像度の動画と、バッテリー駆動時間の延長や帯域幅の使用量削減とのバランスを取ります。

  1. Google Home アプリ Google Home アプリ を開きます。
  2. お気に入りアイコン またはデバイス アイコン をタップします。
  3. デバイスのタイルを長押し  その他アイコン その他メニュー  設定アイコン  をタップします。
  4. [動画] をタップします。
  5. [動画の画質] で [] をタップします。

カメラで録画するアクティビティの長さを調整する

モーション検知アクティビティをオフにする

モーションに関するアクティビティは、他のアクティビティよりもバッテリーの使用量が多くなるので、デフォルトでオフになっています。カメラまたはドアホンの設定でモーションに関するアクティビティを以前にオンにした場合は、オフにすることでバッテリーの使用を抑えられます。

複数のアクティビティを有効にしている場合は、重要でないアクティビティをオフにしてみます。

特定の動画アクティビティを有効または無効にするには:

  1. Google Home アプリ Google Home アプリ を開きます。
  2. お気に入りアイコン またはデバイス アイコン をタップします。
  3. デバイスのタイルを長押し  その他アイコン その他メニュー  設定アイコン  をタップします。
  4. [アクティビティ] 次に [モーション検知アクティビティ] をタップします。
  5. 有効または無効にするアクティビティの横にあるスイッチをタップします。

アクティビティ エリアを使用する

カスタム アクティビティ エリアを作成して、カメラで検出されるアクティビティの量をさらに減らすこともできます。アプリを使用して、カメラの視野の一部にアクティビティ エリアを描画し、そのエリアで受け取るアクティビティの通知を選択します。

アクティビティ エリアを設定して使用する

カメラの角度を微調整する

交通量の多いエリア(にぎやかな通りや歩道など)でアクティビティを検出していると、カメラまたはドアホンのバッテリー消費が早くなります。カメラの角度を調整することで、不要なアクティビティの多いエリアをライブ ストリームの表示から除くようにします。

最長アクティビティ時間を短くする

最長アクティビティ時間は、カメラまたはドアホンが各アクティビティを録画する時間の長さを規定するものです。アクティビティ時間を短くするとバッテリー使用量が減ります。

最長アクティビティ時間を短くする方法は以下のとおりです。

  1. Google Home アプリ Google Home アプリ を開きます。
  2. お気に入りアイコン またはデバイス アイコン をタップします。
  3. デバイスのタイルを長押し  その他アイコン その他メニュー  設定アイコン  をタップします。
  4. [動画] [最長アクティビティ時間] をタップ もっと短いアクティビティ時間を選択します。

Google Home アプリの [アクティビティ] をカスタマイズする

Google Home アプリの [アクティビティ] をカスタマイズして、必要なアクティビティのみを表示します。

  1. Google Home アプリ Google Home アプリ を開きます。
  2. アクティビティ アイコン をタップします。
  3. 上部の [フィルタ] をタップします。
  4. 必要なアクティビティとデバイスを選択 次に [結果を表示] をタップします。

復帰感度を変更する

カメラまたはドアホンの復帰感度を調整することで、いつ復帰して録画を開始するかの判断に使用するバッテリー消費を抑えます。

復帰感度を下げると、以下のようになることにご注意ください。

  • カメラまたはドアホンがアクティビティを検知できる範囲が縮小されます。
  • アクティビティの検知後に、カメラまたはドアホンが復帰するまでの時間が長くなります。

カメラまたはドアホンの設定で復帰感度を下げる方法は、以下のとおりです。

  1. Google Home アプリ Google Home アプリ を開きます。
  2. お気に入りアイコン またはデバイス アイコン をタップします。
  3. デバイスのタイルを長押し  その他アイコン その他メニュー  設定アイコン  をタップします。
  4. [動画] [復帰感度] をタップします。
  5. [] を選択します。

カメラやドアホンを低温から保護する

低温はバッテリー駆動時間に影響します。温度が下がるほどバッテリー駆動時間は短くなります。また、カメラやドアホンのバッテリーは 0°C 未満では充電されません。

低温時に発生する Google Nest のカメラやドアホンのバッテリー充電時の動作

可能であれば、低温を避けられる場所(軒下など)に屋外用カメラを移動してください。

バッテリーが不要になるように、Google Nest Cam(バッテリー式)をコンセントに接続することもできます。

カメラまたはドアホンを別の電源に接続する

カメラをご利用の場合は、付属の USB ケーブルを使ってコンセントに接続できます。カメラに電力が供給されるので、バッテリーを使用する必要がなくなります。

ドアホンをご利用の場合は、家のドアホン システムのケーブルを使って取り付けるか、屋内用電源アダプターを使用できます。これにより、0°C より上の気温であれば、バッテリーが充電された状態を維持できます(電源に接続されている場合でも、ドアホンのバッテリーは 0°C 未満では充電されません)。

重要: ドアホンの初回充電時は、バッテリーは 100% まで充電されます。バッテリー寿命を延ばすため、ドアホンがドアホン システムに有線接続されている場合は、80% までしか充電されません。ドアホンの取り付け前に、USB ケーブルを使用してバッテリーを 80% 以上まで充電できます。ただし、ドアホンをシステムに接続した後はバッテリー残量が 80% まで低下し、それ以上充電されることはありません。

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