コンバージョン値を使用すると、広告キャンペーンの実際のビジネスへの影響をより正確に測定し、最適化できます。コンバージョンに価値を割り当てると、単に発生したコンバージョン数だけでなく、Google 広告がもたらしたビジネス上の価値全体を把握できるようになります。また、価値の高いコンバージョンを特定し、それに重点を置くことができます。
メリット
コンバージョン値を使用すると、キャンペーンの費用対効果(ROI)を測定して改善できます。
「目標広告費用対効果」入札戦略を使用すると、目標広告費用対効果(ROAS)の達成を目指しながら、販売収益や利益率などのコンバージョン値を最大化できます。
広告費用対効果の目標を具体的に設定しない場合は、1 日の予算内でキャンペーンのコンバージョン値の合計を最大化する「コンバージョン値の最大化」入札戦略を使用できます。
コンバージョン値を使用すると、他にも次のようなメリットが得られます。
詳しいデータが得られる: コンバージョンで生み出された価値の合計を把握できます。また、[コンバージョン値/費用] データ列を通じて、投資収益率も測定できます。こうしたデータを参考にすれば、投資収益率の高い(低い)キーワード、広告グループ、キャンペーンを特定して、入札単価、予算、ターゲット設定を調整できます。 |
|
スマートな単価設定: 自動入札戦略では、設定したコンバージョン値に基づいて入札単価が自動的に設定され、特定のキャンペーン、広告グループ、キーワードのパフォーマンス目標に合わせて最適化されます。
|
コンバージョン値の測定を設定する
分析情報またはスマート自動入札にコンバージョン値の測定を使用するには、事前にコンバージョン値の測定をセットアップする必要があります。
コンバージョンごとに異なる価値を測定する | コンバージョンごとに同一の価値を測定する |
トランザクションの実際の価値をより正確に表すことができますが、セットアップに多くの作業が必要になる場合があります。販売ごとにコンバージョン値が異なる場合、トランザクション固有のコンバージョン値を使用できます。 |
セットアップは簡単ですが、トランザクションごとに異なる価値をあまり正確に表すことができない可能性があります。複数のコンバージョン アクションを大まかに区別する際は、同じコンバージョン値を使用できます。 |