各広告グループには、「柔軟なリーチ」、「ディスプレイ ネットワークの個別の入札方法」、「ターゲティング方法の最適化」の 3 種類のディスプレイ ネットワーク設定があります。広告グループのディスプレイ ネットワーク設定を確認、変更するには、[広告グループ] タブに移動します。
柔軟なリーチ
この設定は、ディスプレイ ネットワークにおけるその広告グループの掲載範囲を指定するものです。広告グループの柔軟なリーチのオプションを確認、編集するには、項目リストから [広告グループ] を選択し、広告グループ(複数可)を選択して、[柔軟なリーチ] タブをクリックします。
[柔軟なリーチ] パネルでは、ディスプレイ ネットワークに適用できるターゲティング オプション(プレースメント、トピック、ユーザーリスト、性別、年齢、子供の有無、世帯収入)を指定できます。
オプションには、それぞれ以下の 2 つの設定があります。
- ターゲティング: 選択した方法に基づいて広告の掲載先が絞り込まれます。たとえば、プレースメントで [ターゲティング] を選択した場合、追加したいずれかのプレースメントが一致した場合にのみ広告が表示されます。
- モニタリング: この設定を選択した場合、広告は追加された他のターゲティング方法に基づいて表示されますが、広告の掲載機会が増えるように入札単価を設定できます。
各設定の詳細については、Google Ads ヘルプセンターをご覧ください。
各ターゲティング オプション(プレースメント、トピック、ユーザーリスト、性別、年齢、子供の有無、世帯収入)を編集するには、[柔軟なリーチ] パネルにあるポップアウトの矢印をクリックしてください。
ディスプレイ ネットワークの個別の入札方法
広告グループに複数の入札方法(キーワード、プレースメント、トピック、ユーザーリスト、性別、年齢)が含まれる場合、[ディスプレイ ネットワークの個別の入札方法] で、ディスプレイ ネットワークで使用する入札方法を指定できます。
入札方法を指定していない場合や、指定した入札方法がその広告グループに適用できない場合([トピック] を選択しているものの、広告グループにトピックの入札単価が設定されていない場合など)は、広告グループのデフォルトの入札単価が使用されます。
入札方法を指定していても、他の入札方法の入札単価を設定することは可能です。たとえば、入札方法として [トピック] を選択していても、プレースメントやキーワードの入札単価を指定することができます。これらの入札単価は、そのままでは広告配信には使用されませんが、個別の入札方法を別のものに切り替えると適用されます。
ターゲティング方法の最適化
広告グループで [ターゲティングの積極的な拡張] や [ターゲティングの慎重な拡張] を選択する場合、またはディスプレイ キャンペーン オプティマイザーを無効にする場合は、[広告グループ] タブの [ターゲティング方法の最適化] 設定を使用します。
コンテンツ キーワードとオーディエンス キーワード
ディスプレイ キャンペーンの編集パネルでは、コンテンツ キーワードを有効または無効にすることができます。コンテンツ キーワードを有効にすると、ユーザーが閲覧しているページのコンテンツに基づいて広告が表示されますが、オーディエンス キーワードを有効にすると、ユーザーの最近の閲覧履歴に基づいて広告が表示されます。推奨される設定は、オーディエンス キーワードです。詳しくは、ディスプレイ ネットワーク キャンペーンのキーワードを選択するをご覧ください。
HTML、AES、AEA のエクスポート ファイルには、広告グループのディスプレイ ネットワーク設定が 3 種類とも含まれます。また、「柔軟なリーチ」、「ターゲティング方法の最適化」、「ディスプレイ ネットワークの個別の入札方法」の設定は、CSV のエクスポート ファイルとインポート ファイルにも含まれます。