小売カテゴリ レポートで検索広告とショッピング広告の掲載結果を把握する

2020 年 5 月 26 日

検索キャンペーンとショッピング キャンペーンを活用して、Google で商品やサービスを検索しているユーザーにアプローチすることができます。ただし、両方のタイプのキャンペーンを同時に実施すると、キャンペーンの掲載結果を包括的に把握するのが難しくなる場合があります。

そのような場合は、小売カテゴリ レポートをご利用ください。事前に定義されている商品カテゴリごとの検索キャンペーンとショッピング キャンペーンの掲載結果を、1 つのレポートで確認できます。小売カテゴリでは、以下のような指標を確認することができます。

  • トラフィックと費用の指標(クリック数と単価)
  • キャンペーン単位の情報(キャンペーンのタイプと名前)
  • 掲載結果の指標(コンバージョン、コンバージョン値、コンバージョン費用)
  • 競合指標(クリックシェア)

Retail category reporting in the Google Ads UI

データを分析する際には、検索キャンペーンとショッピング キャンペーンの掲載結果に違いをもたらす可能性のある他の要因もすべて考慮に入れる必要があります。たとえば、以下のような要因があります。

  • ブランド キャンペーンと非ブランド キャンペーン
  • ベストセラーを宣伝するキャンペーンまたは特定の商品のみを宣伝するキャンペーン(ショッピング キャンペーン)
  • 地域ターゲティングまたは広告のスケジュール設定
  • オーディエンス ターゲティング
  • 入札戦略設定の違い

たとえば、「シャツ、トップス」でキャンペーンの広告費用対効果(ROAS)を確認したところ、検索キャンペーンのほうがショッピング キャンペーンよりも広告費用対効果が高いと表示されたとします。しかし、フィルタを適用して、ブランド キャンペーンで絞り込むと、どちらのキャンペーン タイプでも広告費用対効果に大きな差がないことがわかる場合があります。

高い成果を上げている小売カテゴリを見極めてから、そのカテゴリに予算をシフトすることをおすすめします。成果の高い商品だけを取り出してキャンペーンを作成し、異なる入札単価目標を設定することも有効です。

まずは、Google 広告のレポートページに移動して、小売カテゴリのレポートを確認してみましょう。

Posted by Thomas Houit - Google 広告担当プロダクト マネージャー

 

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