アプリ キャンペーンのオーディエンスを除外すると、特定のキャンペーンの広告を必要のないユーザーに表示してコストを無駄にしないよう、オーディエンス ターゲティングをより詳細に絞ることができます。
複数のアプリの広告を運用していて、1 つのアプリをすでに使用しているユーザーを他のアプリのターゲットに設定したくない場合、またはデバイスの容量を空けるためにアプリのアンインストールと再インストールを定期的に繰り返すユーザーや、すでにウェブサイトのアクティブ ユーザーに含まれているユーザーに広告を表示したくない場合、オーディエンス除外セグメントを作成すると便利です。詳しくは、アプリ キャンペーンでオーディエンス除外セグメントを作成する方法をご覧ください。
オーディエンス除外のメリット
- オーディエンス ターゲティングを複数のアプリ間で区別することで、新しいアプリのリリース時に既存アプリのユーザーをターゲットから外すことができます。
- アプリの完全版と「ライト」版でオーディエンス セグメントを区別できます。
- さまざまなタイプのユーザーの価値を区別し、お客様のアプリにとって価値が低いことが証明されたユーザーに新しいアプリの広告を表示しないようにできます。
- お客様のアプリを定期的にアンインストールして再インストールしているユーザーや、すでにウェブでビジネス関係が存在するユーザーに対して広告費用を使用しないようにできます。
要件
オーディエンスの除外を使用するには、次の要件をすべて満たしている必要があります。
- キャンペーンが Firebase SDK のアカウントにリンクしている。
- Firebase コンバージョン トラッキングを有効にしている。
- Firebase コンバージョン アクションへの入札を有効にしている。
- クライアント センター(MCC)アカウントで、オーディエンスの除外を使用する子アカウントの Firebase コンバージョン トラッキングを設定している。
Firebase と統合するメリット
- Firebase を使用すると、アプリのパフォーマンスを簡単に追跡できます。
- Google 広告のコンバージョン トラッキングには、Firebase 用にインストール済みのコードを使用するため、アプリに新しいコードを追加する必要はありません。
- 1 つの Firebase プロジェクトを複数の Google 広告アカウントや MCC アカウントにリンクできます。どの Google 広告アカウントも Firebase で作成されたユーザーリストにアクセスできます。
オーディエンスの除外は、キャンペーン単位でのみ使用できます。アカウント単位では作成できません。