この記事では、除外キーワードが想定どおりに機能しない場合のトラブルシューティング方法について説明します。
除外キーワードに関する一般的な問題と誤解
1. 除外キーワードでブロックされるはずの検索語句で広告が表示される
除外キーワードが類似パターンに一致しない
除外キーワードの機能は、通常のキーワードとは異なります。通常のキーワードは、指定した語句と完全には一致していない類似の検索内容(誤字脱字、語順が異なる語句、同義語など)とも一致しますが、除外キーワードの場合はこういった類似パターンは一致と見なされません。
つまり、要件を満たす検索で広告が掲載されないようにするには、特定の検索語句を正確に除外する必要があります。たとえば、部分一致の除外キーワード「花束」を広告グループに追加すると、「花束」という語句を含む検索に対してのみ広告が表示されなくなります。この場合、「赤い花束」は広告の掲載対象にはなりませんが、「赤い花」は掲載対象となります。詳しくは、除外キーワードについてをご参照ください。
17 語以上のクエリ
17 語以上からなるフレーズを検索しているユーザーが、17 番目以降の語に除外キーワードと同じ語句を使用した場合も、広告が表示される可能性があります。たとえば、「割引」を除外キーワードに設定したとすると、ユーザーが「LA ロサンゼルス CA ホテル 宿 ベッド 朝食 レンタル 上品 快適 清潔 部屋 ビーチ 近い 徒歩 リゾート 割引」で検索した場合、除外キーワードは 17 番目の単語であるため、広告が表示される可能性があります。一方、ユーザーが「LA ロサンゼルス ホテル 宿 ベッド 朝食 レンタル 上品 快適 清潔 部屋 ビーチ 近い 徒歩 リゾート 割引」で検索した場合、除外キーワードは 16 番目の単語であるため、広告は表示されません。
期間を確認する
検索語句レポートに、除外キーワードによって除外されるはずだった検索が掲載されていた場合、表示しているレポートの期間が正しいことを確認してください。メインメニューの [キャンペーン] からアクセスできる [変更履歴] ツールを使用すると、広告グループまたはキャンペーンに除外キーワードが適用された日付を確認できます。たとえば、過去 3 か月間の検索語句レポートを表示している場合、除外キーワードの適用日が 2 週間前であれば、レポートには除外キーワードが表示されます。