リーチ プランナーについて

リーチ プランナーは、適格な Google 広告アカウントに対象範囲を順次拡大しているため、地域によってはご利用いただけない場合があります。ご利用可能かどうかについては、Google 広告の担当者までお問い合わせください。

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2022 年 5 月より、リーチ プランナーで共視聴が考慮されるようになりました。

リーチ プランナーは Google 広告キャンペーン用のプランニング ツールで、YouTube、および動画パートナーのサイトとアプリで展開するリーチ、視聴回数、コンバージョン ベースの動画キャンペーンについて、正確なプランニングを行うことができます。ユニークリーチ、視聴回数、コンバージョンを重視したメディアプランの作成に役立ちます。

リーチ プランナーのデータは、Google のユニークリーチ測定手法に基づいて収集したデータをサードパーティが検証したもので、実際のリーチと入札単価との整合性が確保されています。常に利用可能な最新の情報を参照できるよう、リーチ プランナーは毎週更新されています。

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リーチ プランナーで表示されるのは、お客様のメディア プランでのリーチ、フリークエンシー、視聴回数、コンバージョンの推定値であり、成果が保証されるわけではない点にご注意ください。キャンペーンの実際のパフォーマンスは、広告の品質や関連性の高さ、キャンペーンの設定など、他の要素の影響を受けます。


メリット

リーチ プランナーを使用すると、以下のことができます。

  • YouTube と Google 動画パートナーをまたいで、新しい広告キャンペーンのパフォーマンスと費用を計画できます。リーチ プランナーでは、広告フォーマットと予算の割り当てを選択したり、カスタムのメディアプランを作成したりできます。
  • キャンペーン タイプのさまざまな組み合わせを作成し、効果を比較する。
  • 選択したメディアプランのリーチ、ユーザー属性、デバイスの詳細な分析情報を確認する。リーチ プランナーでは、メディアプランに含まれる各広告フォーマットの詳細な項目を確認できます。予算、地域、ターゲット設定など、広告フォーマットごとに設定を手早く調整して、メディアプランの新しい予測を作成できます。
  • 予測は、リーチ、フリークエンシー、視聴回数、コンバージョン数、インプレッション数に基づく指標に関して使用できます。

仕組み

リーチ プランナーは、ブランド キャンペーンや動画キャンペーンの計画を立てているメディア プランナーの方や、デジタル動画をメディアプランに組み込むことを検討している戦略プランナーの方を想定したツールです。

リーチ プランナーを使用すると、ターゲット オーディエンスや予算、その他地域や広告フォーマット(「プロダクト構成」)などの設定に基づいて、メディアプランの有効性を予測できます。予測は広告市場の傾向、過去に運用された同様のキャンペーンの掲載結果、およびリーチ プランナーの設定に含まれている Google 広告ポリシーに基づきます。

: 2023 年後半より、ほとんどのキャンペーン タイプのリーチ プランナーでコンバージョン指標を利用できるようになりました。リーチ プランナーでは、アクションベースのキャンペーンでユーザーから提供されたコンバージョン率(CVR)を使用して、動画リーチ キャンペーン(VRC)や動画視聴キャンペーン(VVC)などの認知度向上と比較検討を促すキャンペーンのコンバージョン率を算出します。アクション ベースのキャンペーンを含まないプランの場合、各キャンペーン タイプについて、広告枠全体の中央値に基づくデフォルトのコンバージョン率が提示されます。

: 2022 年 5 月より、リーチ プランナーで共視聴の指標を確認できるようになりました。予測には、コネクテッド テレビ デバイスで広告を同時に視聴している複数のユーザーから得られた追加のインプレッションとリーチに関するデータが含まれます。リーチ プランナーの予測について

最近の傾向を把握するために、予測はキャンペーンの予定期間と同じ日数(最大 92 日間)の直近の過去データに基づいて行われます。たとえば、キャンペーンを 5 日間(平日と週末を含む)運用するように設定した場合、予測は平日と週末を含む過去 5 日間に基づきます。

: メディアプランに YouTube インストリーム広告などオークションにかけられる広告フォーマットが含まれている場合、予測に季節的な変動が反映されることがあります。年末年始など、広告を掲載する時期によっては広告オークションの落札にかかる合計費用が異なる場合があります。

次で説明される指標を利用して、目的に合わせてオーディエンスをカスタマイズし、広告のパフォーマンスと費用を正確にプランニングすることができます。なお、オンターゲット リーチ、リーチできるターゲットの割合、平均フリークエンシー、ターゲット視聴率(TRP)、オンターゲット インプレッションの指標も、共視聴の影響を受ける値を使用して計算されます。共視聴は、複数のユーザーがコネクテッド テレビ デバイスで同時に広告を視聴した場合に発生します。

  • リーチできるターゲット: キャンペーンで定義した年齢、性別、地域別のユーザー(「ターゲット ユーザー」)のうち、プランでリーチ可能と予測されるユーザーの数を表します。
    • 追加のリーチ: コネクテッド テレビのグループ設定での視聴から獲得できる可能性がある、追加リーチ分の推定値です。共視聴とは、複数の人が一緒に同じ画面で視聴することです。
  • リーチできるターゲットの割合: キャンペーンで定義したターゲット ユーザーのうち、プランでリーチ可能と予測される割合を表します。
  • 平均フリークエンシー: キャンペーン期間中に 1 人のユーザーに対し広告が表示される平均回数の予測値です。
  • 視聴回数: ターゲット ユーザーが広告の全体または大部分を表示した回数です。
  • 合計 CPM: ターゲットのユーザー属性に含まれるユーザー(リーチできるターゲット)だけでなく、プランでリーチ可能な総ユーザーに対するインプレッション単価を示します。
  • ターゲットの CPM: ターゲット ユーザー(リーチできるターゲット)に対するインプレッション単価を示します。
  • コンバージョン率(CvR): コンバージョンの数を、同じ期間中の視聴回数、クリック数、または最低 10 秒の視聴(10 秒より短い場合は終わりまで)などの広告インタラクションの総数で割ったものです。
  • コンバージョン数: ターゲット ユーザーが広告を操作した後に行動を完了した回数です。コンバージョン数は、視聴回数、クリック数、最低 10 秒間の視聴(10 秒より短い場合は終わりまで)などの広告エンゲージメント数にコンバージョン率を掛けた値と等しくなります。

    : リーチ プランナーでは、プラン設定全体に基づいてインタラクション数が予測されますが、コンバージョンの合計数は指定したコンバージョン率に基づいて計算されます。

  • 平均コンバージョン単価: コンバージョン(販売、見込み顧客の獲得、ウェブサイトのクリックなど)1 回に、広告主様が支払う平均金額です。
    • 平均 CPA = コンバージョンにつながったフォーマットの費用 ÷ プランのすべてのコンバージョン数
  • 平均広告視聴単価: ユーザーが動画広告を 30 秒以上(30 秒未満の動画の場合は最後まで)視聴したか、30 秒経つ前に動画を操作したときに、広告主様が支払う平均金額です。
    • 平均 CPV = 広告の視聴につながったフォーマットの費用 ÷ プランのすべての視聴回数
  • ターゲット視聴率(TRP): これはターゲットの延べ視聴率(GRP)とも呼ばれます。TRP は、リーチできるターゲットの割合に平均フリークエンシーを乗算することで計算されます。たとえば、ターゲット ユーザーの 10% に対して、フリークエンシー 1 で広告を表示した場合、TRP は 10 になります。TRP は、地域にいるすべてのユーザーではなくターゲット ユーザーのユーザーに基づいているため、GRP とは計算方法が異なります。
  • (ターゲット)視聴率単価(CPP): キャンペーンで単一の TRP を達成するためにかかった費用です。CPP は、合計費用を TRP で割って計算されます。
  • オンターゲット インプレッション数: キャンペーンで定義した年齢、性別、地理的位置にいるユーザー(「ターゲット オーディエンス」)のうち、プランでリーチ可能と予測されるユーザーへの広告表示回数です。
    • 追加のインプレッション数: 視聴は複数の人とともにすることが多々あります。追加のインプレッション数は、コネクテッド テレビのグループ設定での視聴から獲得できる可能性がある、追加のインプレッション数の推定値です。
  • 合計請求可能単位: 選択したキャンペーン期間とオーディエンス ターゲティングで請求されるユニットの予測数です。各ユニットは、選択したサービスに応じて、インプレッション数または視聴回数で表されます。
  • 国勢調査人口: 国勢調査データに基づくターゲットのユーザー属性と地域に該当するユーザーの総数です。
  • インターネット人口: ターゲットのユーザー属性と地域に該当し、かつ過去 30 日間にインターネットを利用したユーザーの総数です。
  • テレビ人口: ターゲットのユーザー属性と地域に該当し、かつ過去 30 日間にテレビを視聴したユーザーの総数です。
  • YouTube 人口: ターゲットのユーザー属性に該当し、かつ平均 30 日の期間中に YouTube で広告がリーチできるユーザーの総数です。サブエリアやオーディエンスでは、人口は表示されません。
    人口は、リーチ率やターゲット視聴率などの指標の計算にのみ使用されます。プランの総リーチが選択した人口規模よりも大きくなる場合があります。

対応状況

: Google は、ロシア国内のユーザーへの Google 広告の配信を一時停止しています。ロシアをターゲットとする広告の予測は、現在生成または更新できません。

リーチ プランナーは以下の国でご利用いただけます。

  • 南北アメリカ: アルゼンチン、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマ、ペルー、プエルトリコ、米国、ベネズエラ
  • ヨーロッパ、中東、アフリカ: オーストリア、バーレーン、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、エジプト、ドイツ、ギリシャ、フィンランド、フランス、ハンガリー、イスラエル、アイルランド、イタリア、ケニア、クウェート、ラトビア、レバノン、リトアニア、モロッコ、オランダ、ナイジェリア、ノルウェー、オマーン、ポーランド、ポルトガル、カタール、ルーマニア、サウジアラビア、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、南アフリカ、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、英国、トルコ、ウクライナ
  • アジア太平洋: オーストラリア、バングラデシュ、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、ニュージーランド、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、韓国、台湾、タイ、ベトナム
: 一部の国では、テレビと YouTube の人口データがメディアプランの予測データで表示されない場合があります。

サポートされている広告フォーマットとデバイス

YouTube のみを対象としたキャンペーンでは、広告フォーマットと予算の組み合わせを広告フォーマットごとに設定したり、リーチ プランナーを使って目標とクリエイティブに基づいた広告フォーマットの候補を探したりできます。YouTube とテレビを対象としたキャンペーンの場合、ご利用可能な広告フォーマットは選択した価格設定に基づいて決定されます。ただし、後からメディアプランを編集して広告フォーマットを追加することも可能です。一部の広告フォーマットでは、共視聴の予測に対応していないことがあります。その場合、[追加のリーチ] と [追加のインプレッション数] は予測に含まれません。

入札戦略 広告フォーマット リーチ プランナーに対応
1,000 インプレッションごと(CPM)
  • 動画リーチ キャンペーン(VRC)
  • バンパー広告
  • スキップ可能なインストリーム広告
  • バンパー広告 + スキップ可能なインストリーム広告の併用
  • スキップ不可のインストリーム広告
  • マストヘッド広告
視聴単価(CPV)
  • 動画視聴キャンペーン(VVC)
  • スキップ可能なインストリーム広告
  • インフィード動画広告
動画広告シーケンス(VAS)
  • バンパー広告
  • スキップ可能なインストリーム広告
  • スキップ不可のインストリーム広告
コンバージョン単価(CPA)
  • 動画アクション キャンペーン(インストリーム広告とインフィード動画広告)
  • デマンド ジェネレーション キャンペーン(スキップ可能なインストリーム広告、インフィード動画広告、YouTube ショート、Discover フィード、Gmail)
YouTube Select
  • バンパー広告
  • スキップ可能なインストリーム広告
  • スキップ不可のインストリーム広告
バンパー広告とスキップ不可のインストリーム広告のみ

動画リーチ キャンペーン(VRC)では、スキップ可能とスキップ不可のインストリーム、インフィード、YouTube ショートの広告枠でのリーチを重視して最適化できます。動画視聴キャンペーン(VVC)では、スキップ可能なインストリーム、インフィード、YouTube ショートの広告枠での視聴を重視して最適化できます。デマンド ジェネレーション キャンペーンでは、スキップ可能なインストリーム、インフィード動画広告、YouTube ショート、Discover フィード、Gmail の広告枠でのコンバージョンを重視して最適化できます。

リーチ プランナーでは、YouTube を利用できるすべての国のモバイル、パソコン、タブレット、コネクテッド テレビの利用状況を測定できます。

: YouTube Select 広告フォーマットは純広告でのみご利用いただけます。YouTube Select 広告フォーマットのご利用について詳しくは、Google のアカウント担当者までお問い合わせください。

現時点では、動画広告シーケンスごとに使用できる広告フォーマットのシーケンスは 1 つのみです。複数の広告フォーマットを併用することはできません。シーケンス ステップは、設定した表示頻度に応じて 2~5 ステップを設定できます。


料金

リーチ プランナーでは、メディアプランの作成時に価格設定オプションを選択できます。目標とクリエイティブに応じて、次のいずれかのオプションをご利用いただけます。

  • オークション: 目標インプレッション単価、目標コンバージョン単価または目標広告視聴単価で広告に入札します。
  • 事前購入: 固定 CPM で目標インプレッション数を購入します。事前購入は、バンパー広告、スキップ可能なインストリーム広告、またはスキップ不可のインストリーム広告を CPM ベースで使用している YouTube キャンペーンでのみ使用できます。
  • レート表: 特殊な広告フォーマット(マストヘッドなど)または YouTube Select プレースメントの事前設定された料金を使用します。

ベスト プラクティス

キャンペーンと広告グループ間で予算を割り当てる

予測を生成する際、リーチ プランナーでは、各キャンペーンに広告グループと広告フォーマットがひとつずつあると想定されます。プランを作成する際は、フォーマットごとに個別のキャンペーンを作成するようにしてください。Google 広告で新しいキャンペーンを作成する場合は、[目標のガイドなしでキャンペーンを作成する] を選択します。リーチ プランナーのプランとは異なるキャンペーンを設定した場合、レポートの指標と予測の指標が異なることがあります。

ターゲット年齢層

リーチ プランナーで、未成年者や 13~17 歳の層をターゲティングすることはできません。年齢によるターゲティングは 18 歳以上に限定されています。年齢によるターゲティングを使用せずにキャンペーン全体のリーチを把握するには、メディアプランの設定で [すべてのユーザー] を選択します。

リーチ曲線

リーチ プランナーは曲線を表示することによって、メディアプランによる推定リーチをモデル化します。リーチ曲線の長さを決める際は、さまざまな要因(メディアプランで利用できる見込みの大きい広告枠がどれだけあるかなど)が考慮されます。リーチ曲線は、YouTube 人口の総計またはキャンペーンに設定できる費用を表すものではありません。曲線の最後のポイントは、キャンペーンが最終的に獲得した実際のリーチではなく、キャンペーンの推定リーチを示しています。

リーチ曲線の最高到達点を、エディトリアル リーチ(YouTube コンテンツを視聴するユーザー数の総計)と混同しないようにしましょう。業界内で提供されている他のソリューションでは、後者が表示されていることが一般的です。エディトリアル リーチは商業的リーチや合計収益可能リーチよりも大きく、単一キャンペーンのリーチの上限を大きく上回る可能性があります。

コンバージョン曲線

コンバージョンの予測と予算の関係は、通常のリーチ曲線とは異なる場合があります。コンバージョン率は、予算や設定に基づいて自動的に調整されることはありません。指定したコンバージョン率は、曲線全体に適用されます。コンバージョン率は、設定パネルでいつでも手動で調整できます。

提案として提示される固定コンバージョン率には「高」と「低」の 2 つがあります。リーチ プランナーでプランニングできるように、アクションベースのキャンペーンにもこれらの範囲内のコンバージョン率を設定できます。また、十分なコンバージョン データがある Google 広告アカウント(お客様 ID)でプランニングを行っている場合は、過去の推奨コンバージョン率も利用できます。

Lineups

Lineups は、オーディエンスの関心やニーズに応えつつブランド イメージの向上を促進する、最適な組み合わせのコンテンツを提示します。Lineups とオーディエンスを同じキャンペーンに追加すると、2 つの間の重複に基づいて予測が生成されます。広告枠が制限されないようにするには、プラン内に 2 つのキャンペーンを別々に作成します。

YouTube Lineups と Google 動画パートナーの両方をターゲットとする Lineups キャンペーンは、特定の YouTube Lineups とすべての Google 動画パートナーで配信されます。選択した Lineups のみをターゲティングするには、プランページでキャンペーンから Google 動画パートナーを削除します。

Lineups 選択ツールを使用して、ID 別に Lineups を追加することもできます。Lineups ID の特定は、Google の担当者がサポートいたします。

: Lineups は、デマンド ジェネレーションやマストヘッドなど、Google 広告の一部のキャンペーン タイプには適用されません。これらのキャンペーンの Lineups はリーチ プランナーでは利用できません。

サードパーティのプランニング ツール

Google は業界内の独立型ツールのデータ精度向上に積極的に協力しており、より総合的かつ正確に YouTube のプランニングができるよう、各種ツール提供元と緊密に連携して取り組んでいます。他のプランニング関連ツールをご使用の場合、そのツールとリーチ プランナーとでデータが一致しないケースもあります。これは、リーチ プランナーと他のツールとで手法に違いがあるためです。業界内のツールの多くでは、プランニングの対象となるのはエディトリアル リーチであり、これには収益化できない掲載枠のデータも含まれることが一般的です。これに対してリーチ プランナーでプランニングの対象となるのは、商業的リーチ(広告で収益化できるリーチ)です。どちらの手法でも、データの動きの方向性は同様になります。

平均フリークエンシーとフリークエンシー キャップ

キャンペーンの平均フリークエンシーが設定したフリークエンシー キャップより高くなる場合があります。YouTube は現在、Cookie ベースのフリークエンシー キャップに対応しています。たとえば、複数のデバイスで YouTube をブラウジングするユーザーに対応するため、各 Cookie のフリークエンシー キャップを 3 に設定することができます。デバイスをまたいで発生した接触をモデルが認識し、場合によっては 1 ユーザーに対して 3 回を超えるインプレッションが発生することがあります。また、リーチ プランナーでは、プランの広告申込情報ごとにフリークエンシー キャップも適用されるため、キャンペーン全体のリーチがフリークエンシー キャップよりも多くなる場合があります。

: フリークエンシー キャップは、デマンド ジェネレーションやターゲット フリークエンシーなど、Google 広告の一部のキャンペーン タイプには適用されません。これらのキャンペーンのフリークエンシー キャップは、リーチ プランナーでは利用できません。

有効フリークエンシー

キャンペーンの効果を最大限に高めるために、ターゲット ユーザーに対する広告の最小露出回数を設定することを検討する広告主様もいます。最低限の露出またはインプレッション数は「最小有効フリークエンシー」と呼ばれます。リーチ プランナーの「1 回以上リーチできるターゲット」のプルダウン メニューを調整することで、「最小有効フリークエンシー」でリーチできるユーザー数を確認できます。選択した数字(「1 回以上」から「10 回以上」まで)は、その回数だけ広告が表示されたユーザーの数を示します。

プランのリーチ率や総人口が表示されないケース

ユーザー属性以外のターゲティング(子供の有無、アフィニティ、購買意向の強いセグメントなど)を追加した場合、総人口とリーチ率が表示されなくなります。

リーチ率は、ターゲット設定や、ユーザー属性に合致する人口をもとに計算されます。ターゲティングを追加した場合、ご指定の条件に基づくリーチを、一般に認識が共有されている母集団に対応させることができなくなります。たとえば、「高級ブランド愛好者」に相当するユーザーの数については、共通認識が存在しません。また「家電に対する購買意向が強いユーザー」の数は常に変動しています。このため、こういった条件を追加した場合、母集団に対する相対的なリーチは表示されず、代わりに絶対的なリーチの値が表示されるようになっています。

配信開始後にキャンペーンに変更を加えない

リーチ プランナーで指定された設定でキャンペーンをセットアップした後、キャンペーン開始後にキャンペーンに変更を加えると、レポートされるデータと予測データに大きな違いが生じる場合があります。


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