Google 広告のアトリビューション モデルを変更する際のおすすめの方法

Google 広告の高度なアトリビューション モデルを最大限に活用する

Google 広告アカウントでコンバージョン タイプのアトリビューション モデルを変更したら、この記事のおすすめの方法の手順に沿って操作してください。

この記事の内容:

Google 広告で変更される点

アトリビューション モデルの変更後は、[キャンペーン] タブのレポートに変更が加えられます。

  • 少数値の貢献度: 特定のコンバージョンに対するクレジットは、選択したアトリビューション モデルに応じて貢献度の高い検索広告のクリックに分配されます。その結果、[コンバージョン] 列に初めて小数点が表示されるようになります。

    例: 線形モデルを選択したとします。ユーザーが、一般的なキーワード 1 > 一般的なキーワード 2 の順に経路を進み、その後コンバージョンに至った場合、そのコンバージョンの結果として [コンバージョン] 列の各キーワードに 0.5 が表示されます。
     
  • 所要時間: Google 広告では、広告を操作した日付に基づいてコンバージョンが報告されます。ラストクリック アトリビューション以外のモデルでは、それぞれ異なる時点で発生した複数のインタラクション間でコンバージョン クレジットが共有されるため、キャンペーンのレポートに関連する所要時間が増加する可能性があります。その結果、アトリビューション モデルを変更した直後の数日間は、一時的にコンバージョンが若干低下することがあります。

    所要時間がビジネスのレポートに与える影響を把握するには、[ツール] > [検索アトリビューション] > [所要時間] で [所要時間] レポートを確認します。アカウントで報告された平均的な所要時間が経過してから、掲載結果を評価することを推奨します。
     

入札単価と目標を変更するメリット

Google 広告のアトリビューション モデルを変更した場合、[コンバージョン] 列に含まれる各コンバージョンの入札単価と目標を更新することをおすすめします。更新を行わない場合、コンバージョンのアトリビューションを変更した影響により入札額が過多 / 過小となる可能性があります。

個別単価設定のみを使用している場合は、新しいデータに基づいて最適化を開始するまで、掲載結果に影響は(プラスにもマイナスにも)ありません。ただし、以下の例 1 に示すように、スマート自動入札を使用する場合は、目標を変更することが特に重要です。

例 1

スマート自動入札を使用しているとします。コンバージョン アクションをデータドリブン モデルに変更すると、過去 2 週間の 2 種類のキャンペーンのラストクリックの掲載結果について、[コンバージョン] 列に次のように表示されます。

  • ブランド(目標到達プロセスの下流)キャンペーン: コンバージョン単価 $5、コンバージョン 200 回
  • 一般(目標到達プロセスの上流)キャンペーン: コンバージョン単価 $20、コンバージョン 50 回

スマート自動入札を使用しているため、上記の目標は入札で使用される目標と同じものとなります。

過去のデータドリブン アトリビューションの掲載結果を反映した「コンバージョン(現在のモデル)」列を確認し、次の内容をご覧ください。

  • ブランド(目標到達プロセスの下流)キャンペーン: コンバージョン単価 $6.67、コンバージョン 150 回
  • 一般(目標到達プロセスの上流)キャンペーン: コンバージョン単価 $10、コンバージョン 100 回

目標コンバージョン単価を元の $5 と $20 円のまま、ラストクリックからデータドリブン モデルに切り替えると、コンバージョン率の変化により入札単価の変更が示され、ブランドキャンペーンでは安く入札され、一般ディスプレイ キャンペーンでは高く入札される可能性があります。

入札単価と目標の調整を計算する

新たに選択したアトリビューション モデルに基づくコンバージョン アクションの掲載結果を確認するには、[コンバージョン(現在のモデル)] 列と [費用 / コンバージョン(現在のモデル)] 列をレポートに追加します。詳しくは、列の追加方法をご覧ください。

これらの列と、[コンバージョン] 列および [費用 / コンバージョン] 列のデータとを比較し、モデル間の変化を確認します。[コンバージョン(現在のモデル)] 列と [費用 / コンバージョン(現在のモデル)] 列の掲載結果に基づき、新たな目標コンバージョン単価をキャンペーン単位で設定します。所要時間の影響が出ないようにするため、過去 14 日間は対象期間から除外してください。

例 2

9 月 1 日にコンバージョン アクションのアトリビューション モデルを更新したとします。過去 14 日間(8 月 18 日~31 日)のデータを除外する必要があるため、8 月 4 日~17 日のデータで目標コンバージョン単価(tCPA)調整比を計算します。

 

キャンペーン 費用 コンバージョン 費用 / コンバージョン コンバージョン(現在のモデル) 費用 / コンバージョン(現在のモデル) tCPA 調整比
一般 1 250€ 200 1.25€ 280 0.89€ +29%
一般 2 500€ 600  0.83€ 520 0.96€ +16%

「一般 1」キャンペーンの場合、コンバージョン単価が 0.36€ 下がっています。この低下分を調整するには、tCPA を 29%(0.36÷1.25=0.29)下げます。

「一般 2」キャンペーンの場合、コンバージョン単価が 0.13€ 円上がっています。この増加分を調整するには、tCPA を 16%(0.13÷0.83=0.16)上げます。

この情報は役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。

さらにサポートが必要な場合

問題を迅速に解決できるよう、ログインして追加のサポート オプションをご利用ください。