AMP を使ってランディング ページの読み込みを速くする

モバイル ランディング ページの読み込みが速いと、通常はウェブサイトの離脱率や直帰率が低下し、結果としてコンバージョン数の増加や広告の全体的な成果向上につながります。読み込み時間を手軽な方法で短縮するには、Accelerated Mobile Pages(AMP)を使ってランディング ページを作成します。この記事では、Google 広告で AMP を使う方法を説明します。

AMP について詳しくお知りになりたい場合は、Accelerated Mobile Pages の概要からお読みください。

はじめに

AMP ページは読み込みが速く、Google AMP キャッシュから読み込まれる場合はさらに高速化されます。ご利用いただけるキャッシュについても、AMP チームがどんどん拡大を進めています。現時点では、キャッシュからの配信を利用できるのは、Android 搭載端末で Chrome ブラウザを使って表示された Google 検索結果ページに(動的検索広告を除く)テキスト広告が掲載される場合に限られます。数ヶ月以内に、他のブラウザや端末でもご利用いただけるようになります。

また、キャッシュからの配信は現在、クリック トラッキング技術を使ったクリックのリダイレクトを行わない広告でのみご利用いただけます。Google では、今後数か月のうちにすべてのクリック トラッキング プロバイダに対応できるようにしたいと考えております。

設定ガイドを確認する

ランディング ページの AMP バージョンを作成する(または既存の AMP ページを広告のランディング ページとして再利用する)には、AMP ページの Google 広告デベロッパー ガイドをご覧ください。

Google アナリティクスをご利用の場合は、ページに設定されているタグの更新が必要となる可能性があります。詳しくは、Google AMP Client ID API の設定方法をご覧ください。

新しいモバイル向け URL を設定する

作成した AMP バージョンのランディング ページは、他のモバイル ランディング ページと同じように扱うことができます。テキスト広告とキーワードについては、AMP ページの URL をモバイル向け URL として設定できます。これにより、モバイル ユーザーが広告をクリックしたときにページが最速で表示されます。ページが最速で読み込まれるようにするために、AMP ページは可能な限り Google AMP キャッシュから読み込まれます。キャッシュを利用できない場合は、ウェブサーバーから AMP ランディング ページが読み込まれますが、それでも AMP 非対応のページよりは高速です。

一括編集で AMP の URL を広告に追加する

AMP ページを作成したら、広告のランディング ページを変更します。この変更を複数の広告にまとめて行うには、次の 3 つの方法があります。

最後の一括アップロード機能では、編集する広告を Google 広告からダウンロードしてモバイル ランディング ページの AMP URL を追加したうえで、編集が済んだ広告を Google 広告アカウントに再びアップロードします。詳しくは、一括アップロード機能で変更を加えるの説明をご覧ください。

モバイル URL は、お客様のドメインを指すものにしてください(例: https://example.com/page_amp.html)。Google AMP キャッシュを指す、次のような形式の URL にはしないでください。

  • https://www.google.com/amp/s/example.com

  • https://cdn.ampproject.org/c/s/example.com

  • https://example-com.cdn.ampproject.org/example.com/amp.html

AMP ページが有効であることを確認する

AMP のガイドラインに従っていないページはキャッシュできないため、キャッシュされたページよりも読み込み速度が遅くなり、パフォーマンスも低下します。ご自身で行うかウェブ開発者に依頼して、AMP 検証ツールを使用して無効なページがないことを確認してください。

ページの開発中に AMP 検証ツールを使用すると有益ですが、Google 広告アカウント内で無効な AMP ページを確認することもおすすめします。これを行うには、Google 広告アカウントの青いページメニューで [ランディング ページ] を選択し、[有効な AMP のクリック率] 列(9 月 11 日の週からご利用いただけます)を確認します。クリック率が 100% 未満のランディング ページは、無効の可能性があります。この場合はご自身で行うかウェブ開発者に依頼し、AMP 検証ツールを使用してコーディングを修正してください。

トラッキング機能を賢く使用する

現在のところ、広告のクリックから最終的なランディング ページまでの間に特定のタイプのリダイレクトが行われる場合は、Google AMP キャッシュからページを配信することができません(具体的には、検索広告 360、Marin Software、Kenshoo といった技術を使ってクリックのトラッキングが行われる場合などです)。

訪問者にできるだけ早くページを表示するには、必要な URL パラメータだけを使用するようにします。トラッキング専用のパラメータ(ランディング ページの内容のカスタマイズには使用されないパラメータ)はすべて、{ignore} パラメータの後に設定してください。これにより、高速な Google AMP キャッシュから広告が配信される可能性が高くなります。

なお、そうした状況でも Google 広告では必ず AMP ランディング ページを使用し、Google AMP キャッシュから配信できるかどうかの判断を Google に任せるようにしてください。

AMP HTML 広告

AMP の考え方は、テキスト広告のキャッシュからの配信に加え、AMP HTML 広告の作成にも応用されます。これらの広告を利用すれば、より速くて軽い、より安全で便利な広告をすべてのプラットフォーム上で提供できるようになります。また、AMP の有無に関係なく、両方のタイプのページで AMP HTML 広告を配信することができます。

AMP HTML 広告を使用するメリット:

  • AMP HTML 広告は、AMP ページ上の通常の広告よりも高速なため、視認性と効果が増し、成果を向上できる可能性が高まります。
  • AMP フレームワークの使用により、これらの広告は意図したとおりにのみ動作し、ユーザーは常にブランドについて好ましいイメージを持つようになります。
  • AMP HTML 広告は、表示する前に検証する必要があります。このようにすることで、ユーザーが利用する際に、マルウェアの危険性を低下させ、ブランドの信用を築くことができます。
     
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