「コンバージョン数の最大化」による入札について

注: 7 月より、検索キャンペーンの新しい [コンバージョン数の最大化] または [コンバージョン値の最大化] の入札戦略については、任意で目標を設定できるようになります。動画アクション キャンペーンでは、この 2 つの入札戦略は別々の入札戦略であることにご注意ください。スマート自動入札戦略で任意の目標を設定すると、「目標コンバージョン単価」や「目標広告費用対効果」の入札戦略を使用した場合と同じように、これらの目標に合わせて最適化が行われます。「コンバージョン数の最大化」で目標コンバージョン単価を設定すると、現在の「目標コンバージョン単価」入札戦略を使用した場合と同様に動作します。同じく、「コンバージョン値の最大化」で目標広告費用対効果を設定すると、現在の「目標広告費用対効果」入札戦略と同様に動作します。 なお、ホテル キャンペーンでは、必須の目標広告費用対効果を設定した「コンバージョン値の最大化」のみがサポートされます。

スマート自動入札戦略の構成に関する変更の詳細

「コンバージョン数の最大化」では、指定の予算を消化しつつ最大限のコンバージョンが得られるよう、入札単価を自動設定します。

:
  • 目標コンバージョン単価を設定せずに「コンバージョン数の最大化」を使用すると、キャンペーンのコンバージョン数を最大化するために予算が消化されるようになります。
  • 目標コンバージョン単価を設定した状態で「コンバージョン数の最大化」を使用すると、目標コンバージョン単価(CPA)を維持しながら、可能な範囲でコンバージョン数が最大化されるようになります。

高度な機械学習とオークションごとの自動入札機能により、すべてのオークションで入札単価が自動的に最適化されます。この記事では、「コンバージョン数の最大化」の仕組みについて説明します。

入札単価調整とコンバージョン数の最大化

入札単価調整を使用すると、ユーザーが検索を行う場所、時間、方法に応じて、広告を表示する頻度を調整できます。「コンバージョン数の最大化」ではリアルタイムのデータに基づいて入札単価が調整されるため、既存の入札単価調整は使用されません。ただし、例外的にデバイスの入札単価調整は -100% に設定できます。

: 「コンバージョン数の最大化」入札戦略に切り替えた場合、既存の入札単価調整は使用されないため、削除する必要はありません。

仕組み

「コンバージョン数の最大化」入札戦略では、キャンペーンの過去の情報や、オークション時の状況を基に、広告が表示されるたびに最適な入札単価が自動的に算出されます。高度な機械学習とオークションごとの自動入札機能により、予算に合わせて最も低いコンバージョン単価が設定されるように、すべてのオークションで入札単価が自動的に最適化されます。

「コンバージョン数の最大化」に切り替える前に:

  • 1 日の平均予算額を確認します。「コンバージョン数の最大化」では、1 日の平均予算を完全に使い切ることを目指します。このため、現在の費用が予算を大きく下回っている場合は、費用が大幅に増える可能性があります。
  • 投資収益率(ROI)の目標もご確認ください。目標インストール単価(CPI)、目標コンバージョン単価(CPA)、広告費用対効果(ROAS)など、キャンペーンでの投資収益率の目標値を設定している場合は、入札戦略を目標インストール単価、目標コンバージョン単価、または目標広告費用対効果に切り替えることをおすすめします。これらの戦略では「コンバージョン数の最大化」と同様、各オークションの入札単価が自動的に設定されますが、コンバージョンを最大化するために予算全体を費やすのが目標ではなく、設定した平均目標インストール単価、平均目標コンバージョン単価、または平均広告費用対効果を達成することが目標になります。検索キャンペーンとショッピング キャンペーンでは、目標コンバージョン単価と目標広告費用対効果のいずれかの入札戦略を設定できます。

注: 「コンバージョン数の最大化」入札戦略または「コンバージョン値の最大化」入札戦略を使用する場合は、予算シミュレータインプレッション シェア指標などのツールを利用して、キャンペーンで使用可能な予算の最適化案を把握することをおすすめします。これは「コンバージョン数の最大化」入札戦略に目標コンバージョン単価や目標広告費用対効果が設定されていない場合にのみ該当します。

Google 広告の [インプレッション シェア損失率(予算)] 列は、「コンバージョン数の最大化」入札戦略と互換性がないため、この入札戦略での使用はおすすめしません。「コンバージョン数の最大化」入札戦略および「コンバージョン値の最大化」入札戦略は 1 日の予算を使い切るよう設計されており、キャンペーンは設定した予算によって制約されているとみなされるため、設計上「予算による制限」を受けます。予算シミュレータではこの点が考慮されますが、[インプレッション シェア損失率(予算)] 列では現時点で考慮されていないため、インプレッション損失を定義するために別の定義が使用されます。

「コンバージョン数の最大化」と「コンバージョン値の最大化」の違い

  • 「コンバージョン数の最大化」入札戦略(商品やサービスの販売につながるユーザー行動)は、コンバージョン数重視の最適化に効果的です。
    • 「コンバージョン数の最大化」入札戦略では、目標コンバージョン単価を設定できます。設定すると、目標コンバージョン単価を維持しながら、可能な範囲でコンバージョンが最大化されるようになります。目標コンバージョン単価が設定されていない場合は、できるだけ多くのコンバージョンを獲得するために予算が消化されるようになります。
  • 「コンバージョン値の最大化」入札戦略はすべてのコンバージョンで機能しますが、実際の値はコンバージョンの種類(影響度の大きさ)によって異なり、費用は指定した予算の範囲内に維持されます。「コンバージョン値の最大化」入札戦略を作成する際は、目標広告費用対効果を設定します。
    • 目標広告費用対効果を設定せずに「コンバージョン値の最大化」を使用すると、キャンペーンのコンバージョン値を最大化するために予算が消化されるようになります。
    • 目標広告費用対効果を設定した状態で「コンバージョン値の最大化」を使用すると、目標広告費用対効果を維持しながら、可能な範囲でコンバージョン値が最大化されるようになります。なお、注文や購入ごとに変動するコンバージョン値の指定が必要です。

はじめに

どの自動入札戦略を使用すればよいかわからない場合は、自動入札機能についてを参照してください。

「コンバージョン数の最大化」入札戦略を作成する

「コンバージョン数の最大化」入札戦略は、次の方法で作成できます。

  • 新しいキャンペーンで作成する。
  • キャンペーン設定から作成または変更する。
  • 共有ライブラリの [入札戦略] ページから作成する。

入札戦略を作成する際は、スマート自動入札を設定するをご覧ください。

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