キーワードの挿入機能を利用すると、広告表示につながった（広告グループ内の）キーワードが広告に自動的に追加されるため、潜在的な顧客に表示する広告の関連性を高めることができます。広告文のキーワードの挿入機能について
この記事では、広告見出し、説明文、URL フィールドに、キーワードの挿入コードを追加する方法を 2 つご紹介します。
始める前に
広告文にキーワードの挿入機能を設定する際は、次のベスト プラクティスをいくつか実践しましょう。
広告グループに関するキーワードを論理的に分類し、クリエイティブ テーマごとに広告グループを 1 つ使用します。動的なキーワードの挿入を使用して、関連性の高い広告クリエイティブにそれらのキーワードを埋め込みます。
キーワードの挿入機能を、商品やサービスの種類、地域、およびその両方に関連するキーワードを含む広告グループで使用します。
キーワードを挿入した後の広告が正しい日本語になっているか、広告掲載のポリシーに準拠しているかどうか確認します。
キーワードの挿入機能に、強力なブランド メッセージと行動を促すフレーズを組み合わせて使用します。
挿入するキーワードのパターンのみを使用します。すべてのキーワード マッチタイプは類似パターンに一致させることができます。そのため、誤字や表記ゆれ、文法的に誤った語順などのパターンを含める必要はありません。キーワードの類似パターンの詳細
キーワードを挿入した後の広告が広告掲載のポリシーに沿ったものになっていることを確認します。
手順
ガイド付きでキーワードの挿入機能を設定する方法
- 広告文を入力するときに、中かっこ「{}」を入力し、プルダウン メニューから [キーワードの挿入] を選択します。
- [デフォルトのテキスト] には、テキストをキーワードで置き換えられない場合に表示する語または語句を入力します。
- キーワードの大文字と小文字の区別を選択します。
- 語頭を大文字: すべてのキーワードの最初の文字が大文字になります。この場合、「Dark Chocolate」のように表示されます。
- 最初の語の語頭を大文字: 最初のキーワードの最初の文字だけが大文字になります。この場合、「Dark chocolate」のように表示されます。
- すべて小文字: どの文字も大文字になりません。この場合、「dark chocolate」のように表示されます。
- [設定] をクリックします。
手動でキーワードの挿入機能を設定する方法
- 広告文を入力するときに、キーワードを表示する場所に
{keyword:デフォルトのテキスト}という形式でコードを挿入します。「デフォルトのテキスト」の部分には、テキストをキーワードで置き換えられない場合に表示する語または語句を入力します。 - キーワードのテキストのどの部分を大文字で表示するかに応じて、次のように
keywordを部分的に変更します。
| キーワードの表記 | 表示されるキーワードの例 |
|---|---|
keyword |
「dark chocolate」 |
Keyword |
「Dark chocolate」 |
KeyWord |
「Dark Chocolate」 |
KEYWord |
「USA Chocolate」 |
KeyWORD |
「Chocolate Made In USA」 |
- デフォルトのテキストは短くして、広告の文字数制限に収まるように配慮します。
- 特殊文字（「é」など）は表示 URL やランディング ページ URL で使用しないようにします。
- 通常の手順に従って、広告を保存します。
キーワードの挿入機能の問題を修正する方法
キーワードの挿入機能に問題が生じる一般的な原因は以下のとおりです。
- 文字数制限の超過: 広告見出しは半角 30 文字（全角 15 文字）、説明文は半角 90 文字（全角 45 文字）、URL パスは半角 15 文字までに制限されています。テキスト広告の文字数制限の詳細
- 意味を成さない広告文: キーワードは、広告文に加えた際に意味が通じるものにする必要があります。
- 文法的な誤り: 各キーワードの表記の仕方が正確かどうかを確認します。
- つづりの誤り: つづりが不正確なキーワードは、Google の広告掲載のポリシーが適用される広告文内では使用できません。キーワードの挿入機能を使用すると、つづりの誤りを自動的に修正したり、つづりが間違っているキーワードに対してデフォルトの広告文を表示したりすることができます。たとえば「chocoolate」はキーワードとして問題ありませんが、広告文内には使用できません。この場合、キーワードの挿入機能により「chocolate」と修正されて広告文に挿入されます。
- ランディング ページで機能しない場合: ランディング ページの URL で動的テキストがサポートされていることを確認します。サポートされていない場合は、キーワードの挿入機能をランディング ページの URL で使用しないようにします。
- 性的なコンテンツ: ヘルスケアに関するコンテンツまたは性的なコンテンツを宣伝するキーワードは挿入できません。
- 動的検索広告: 動的検索広告では、キーワード ターゲティングに対応していないため、キーワードの挿入機能を使用できません。動的検索広告でキーワードの挿入機能を設定した場合、デフォルトのキーワード挿入テキストが広告の説明文に使用されます。
- 商標: 商標に関するポリシーで制限される商標は、広告文に挿入できません。
キーワードの挿入と新しいキーワードの追加に関する最適化案: お客様には、広告が広告掲載のポリシーに準拠していることを確認する責任があります。最適化案「新しいキーワードを追加する」で提示されたキーワードを広告に適用する際は、キーワードを挿入した後の広告が広告掲載のポリシーに準拠していることを確認してください。
