商品グループでショッピング キャンペーンを管理する

ショッピング キャンペーンの広告グループでは、キーワードではなく商品グループを使って在庫に入札単価を設定します。商品グループは、属性を使って定義した在庫の集まりで、商品グループの中のすべての商品には同じ入札単価が使用されます。

この記事では、商品グループを作成、編集、削除する方法について説明します。

商品グループの仕組み

初めて使用する場合

初めてショッピング キャンペーンを作成すると、在庫全体が「すべての商品」という 1 つの商品グループに登録された広告グループが作成されます。在庫を下位区分で小さなグループに分類すると、広告掲載の目標に合わせて入札単価を設定できます。

商品グループを単価設定とレポートに使用する

  • 単価設定: 各商品グループの入札単価は任意に設定・変更できます。また、キャンペーンから商品グループを除外することも可能です。
  • レポート: スマート ショッピング キャンペーンでは、[キャンペーン] タブ、[広告グループ] タブ、[広告] タブと比較した場合に、[商品グループ] タブのレポート指標が異なることがあります。これは、[商品グループ] タブで作成できるのが、商品単位のデータのレポートのみであるためです。
    • たとえば、ショッピング広告で個別の広告スロットに多数の商品が表示される場合は、商品ごとにインプレッションが収集されます。しかし、キャンペーン、広告グループ、広告では、1 つの広告のみが表示されていたと認識され、1 回のインプレッションとしてカウントされます。

商品グループの下位区分を使ってより詳細に入札する方法

各商品グループは、7 段階まで分類できます。順番は自由です。たとえば、すべての商品を 1 つの商品グループにまとめ、そのすべてに同じ金額の入札単価を設定できます。それとは逆に、ブランドや商品カテゴリ別に小さい商品グループを作成することもできます。分類後は広告グループに入札単価を設定できませんので、分類する前に設定してください。ショッピング キャンペーンのおすすめの方法の詳細

ショッピング キャンペーンでは、各広告グループに最大 5,000 個の商品グループを作成できます。

: 商品グループのパスを編集すると、すべての値がアップロードされる場合があります。Merchant Center フィードの属性値を使用することをおすすめします。一括変更が完了したら、商品が配信可能かどうかを [商品グループ] タブで確認できます。

商品グループの分類に使用できる属性

商品グループの定義に使用できるのは、Google Merchant Center の商品データに設定した属性だけです。

  • 商品アイテム ID: 各商品の識別子(ID)。詳細
  • ブランド: 商品のメーカーの名前(例: Google)。ブランドは、商品パッケージの前面またはラベルの中で明確に表示されている必要があります。詳細
  • Google 商品カテゴリ: Google の商品分類に基づく属性(カテゴリ文字列の例: ファッション、アクセサリー > ファッション > ドレス)。商品データの「>」の文字は商品カテゴリの階層を定義しますが、これは商品グループの分類に使用できます。カテゴリを送信しない場合は、Google で割り当てることがあります。送信されたカテゴリを Google がさらに絞り込むこともあります(商品によっては分類が不適切になってしまう場合もあります)。詳細
  • 商品カテゴリ: 独自の分類に基づいて指定する属性(商品カテゴリの例: 住まい、園芸 > キッチン、ダイニング > 台所用電化製品 > 冷蔵庫)。商品データの「>」の文字は商品カテゴリの階層を定義しますが、これは商品グループの分類に使用できます。商品カテゴリは 5 回まで分割可能です。詳細
  • カスタムラベル: 商品データにカスタムラベル(例: 季節限定、ベストセラー)を最大 5 つ作成できます。詳細
  • 状態: 商品の状態(新品、中古品、再生品)。詳細
  • チャネル: 商品の販売場所。実店舗の場合は「ローカル」、e コマース ショップの場合は「オンライン」とします。詳細
  • チャネルタイプ: 商品の販売場所がローカルか、オンラインか、両方かを示します。詳細
: フィードの属性を変更した場合(たとえば、ショッピング キャンペーン内の商品グループを細分化すると)、そうした変更は商品グループには自動的に適用されません。新しい変更を反映するには、広告グループ内の商品グループを更新する必要があります。

手順

商品グループの区分を作成する

  1. Google 広告アカウントにログインします。
  2. ページメニューで [キャンペーン] をクリックして、キャンペーン ページを開きます。
  3. 編集対象の商品グループが含まれているキャンペーンをクリックします。
  4. 編集対象の商品グループが含まれている広告グループをクリックします。
  5. ページメニューの [商品グループ] をクリックして、商品グループページを開きます。
  6. 細分化する商品グループを探し、その商品グループ名の横にある [+] をクリックします。たとえば、[すべての商品] 商品グループの横にある [+] をクリックします。
  7. 表示されたウィンドウで、[<商品グループ名> の区分] の横にあるプルダウン メニューをクリックし、商品グループを細分化するための商品属性を選択します。

    • : 手順 6 で [すべての商品] を選択し、商品属性として [カテゴリ] を選択した場合、「すべての商品」商品グループが、指定したカテゴリで細分化されます。
    • 複数の属性を使用して商品グループを細分化する場合は、区分を 1 つ追加した後、もう一度上記の手順に従います。
  8. 商品グループを細分化するための属性を選択すると、使用可能な区分がリスト表示されます。商品グループに追加する区分のチェックボックスをオンにします。

    • : 靴を販売している場合、商品属性として [カテゴリ] を選択すると、「サンダル」、「ドレスシューズ」、「ブーツ」などの区分が表示されます。
  9. 一部の属性では、区分の値を手動で追加できます。区分を手動で追加する方法は次のとおりです。

    • ウィンドウの左下にある [または値を手動で一括追加] をクリックします。
    • 1 行に 1 つずつ値を入力して、[値を追加] をクリックします。
  10. 区分を追加したら、[入札単価を見直す] をクリックします。新しく作成した商品グループの入札単価設定を確認し、編集できます。[入札単価を見直さずに保存する] をクリックした場合、新しく作成した商品グループには、元の商品グループのデフォルトの入札単価が適用されます。

    • : 「すべての商品」を 2 つの商品グループ(「新品」状態と「中古品」状態)に細分化した場合、特に編集しない限り、これらの商品グループでは、「すべての商品」と同じデフォルトの入札単価が維持されます。商品グループページの [入札単価を見直す] をクリックすれば、入札単価をいつでも変更できます。
  11. [入札単価を見直す] をクリックした場合、[新しい上限クリック単価] 列を使用して、商品グループごとに入札単価を設定できます。
  12. [保存] をクリックして、商品グループの区分と入札単価を保存します。
商品グループの既存の区分を編集または削除する
  1. ページメニューの [広告グループ] をクリックして、広告グループのページを表示します。
  2. 編集対象の商品グループが含まれている広告グループをクリックします。
  3. ページメニューの [商品グループ] をクリックして、商品グループページを開きます。
  4. 編集する商品グループの鉛筆アイコンをクリックします。
  5. [<商品グループ名> の区分] で、商品グループを細分化するための商品属性を選択します。
  6. 商品グループに値を追加するには、目的の値の横にあるチェックボックスをオンにします。商品グループから値を削除するには、目的の値の横にある [×] をクリックします。
  7. 区分を編集したら、[入札単価を見直す] をクリックします。新しく作成した商品グループの入札単価設定を確認し、編集できます。[入札単価を見直さずに保存する] をクリックした場合、新しく作成した商品グループには、元の商品グループのデフォルトの入札単価が適用されます。

    • : 「すべての商品」を 2 つの商品グループ(「新品」状態と「中古品」状態)に細分化した場合、特に編集しない限り、「新品」商品グループと「中古品」商品グループでは、「すべての商品」と同じデフォルトの入札単価が維持されます。商品グループページの [入札単価を見直す] をクリックすれば、入札単価をいつでも変更できます。
  8. [入札単価を見直す] をクリックした場合、[新しい上限クリック単価] 列を使用して、商品グループごとに入札単価を設定できます。
  9. [保存] をクリックして、商品グループの区分と入札単価を保存します。

: 商品グループから除外された商品でも、48 時間はインプレッションとクリックが発生することがあります。そのため、商品グループでは、後から参照できるように情報が保持され、過去にさかのぼってその情報が反映される場合があります。そのような場合は、除外された商品に関するデータをレポートで確認できます。

 

商品グループの表示方法を選択する

広告グループの商品グループページでは、上部に表示される 2 つのボタンを使用して、商品グループの表示方法を切り替えることができます。どちらの表示方法でも、複数の商品グループの上限クリック単価を一括編集できます。

Hierarchy view を選択すると、商品グループがツリー形式で表示されます。広告グループ内で新しい区分を追加したり、既存の区分を削除したりするときは、この表示方法を使用します。

List view を選択すると、すべての商品グループがリスト表示されます。商品グループを列で並べ替える場合や、各商品グループの掲載結果の概要を把握したい場合に便利な表示方法です。この画面では、区分を作成することはできません。

商品グループを選択してから表示方法を切り替えた場合、選択内容がそのまま維持されます。

商品グループにフィルタを適用する

商品グループにフィルタを適用すると、クリック数、コンバージョン、平均クリック単価など、最も関心のある情報を検索できます。作成したフィルタは、手軽に再利用できるよう保存しておくことも可能です。

  1. Google 広告アカウントにログインします。
  2. ページメニューで [キャンペーン] をクリックして、キャンペーン ページを開きます。
  3. 編集対象の商品グループが含まれているキャンペーンをクリックします。
  4. 編集対象の商品グループが含まれている広告グループをクリックします。
  5. ページメニューの [商品グループ] をクリックして、商品グループページを開きます。
  6. 商品グループの表の一番上にあるフィルタボタン フィルタ をクリックします。
  7. 表示されるセクションで、フィルタ条件を選択します。表が自動的に更新され、フィルタ条件に一致するデータが表示されます。

    • 1 つのフィルタに複数の条件を設定できます。その場合、条件を追加した後でフィルタ セクション内をクリックし、新しい条件を追加します。条件を削除するには、条件の横にある [×] をクリックします。
    • 作成したフィルタを保存し、後で使用できるようにするには、保存ボタン をクリックして、フィルタの名前を入力します。この後、フィルタ条件を選択するとき、保存したフィルタが選択肢として表示されます。
  8. 商品グループの表に適用したフィルタを解除するには、フィルタ セクションにある [×] をクリックします。

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