入札単価を手動で設定する
Google 広告 を初めてご利用になる場合は、自動入札機能を利用すると、クリック単価(CPC)の管理が簡単になります。しかし、利用を続ける中で知見がたまってくると、入札単価をより細かく管理したくなる場合もあるでしょう。この場合は、広告グループごと、あるいはキーワードごとに入札単価を設定できる個別単価設定のご利用をご検討ください。
個別のクリック単価を選んだら、上限クリック単価を調整しましょう。効果的なキーワードを見つけたら、そのキーワードに対して戦略的に単価を設定します。これには、次の 2 つの方法があります。
- 検索結果の最初のページに広告を表示する: 広告が最初のページに表示される確率を上げるには、入札単価が First Page Bid の見積もりと同額以上であることをご確認ください。入札単価を高く設定するほど、広告は目立つ場所に表示されやすくなります。
- 入札単価調整: 入札単価調整を利用すると、一定の割合で入札単価を引き上げ、または引き下げることができます。キャンペーンのすべての入札単価を対象に、デバイス、地域、時間帯などに合わせて入札単価を引き上げたり引き下げたりすることができます。
詳しくは、入札単価を手動で編集する方法および入札単価調整を設定する方法をご確認ください。
購入見込みの高いユーザーに広告を表示するためのキーワード選び
キーワードを見直すことで、購入の見込みが高いユーザーに広告を表示すると同時に費用を抑え、投資収益率を高めることができます。
販売を促進するキーワード選びのヒントをいくつか紹介します。
- キーワードを商品と一致させる: キーワードに主要な商品を含めます。購入意欲の高いユーザーは具体的な商品名で検索することが多いため、商品名や型番などは有効なキーワードとなります。
- ユーザーの情報収集と購入のプロセスを理解する: ユーザーが購入サイクルのどの段階にあるのかを理解します。購入の意思があるユーザーを対象とするためには、「買う」、「購入」などの単語を含むキーワードを設定してみます。単に情報収集を目的とした検索を除外する場合は、「レビュー」、「評価」、「比べる」、「比較」といった除外キーワードを追加します。
- 除外キーワードを使用する: 除外キーワードにより、収益性の低いクリックを除外できます。除外キーワードを見つける際は、キーワード プランナーと検索語句レポートという 2 つのツールが便利です。たとえば、自社の商品名が音楽グループの名称と同じであることがわかったとします。この場合、「コンサート」、「チケット」、「歌詞」、「アルバム」、「mp3」などの除外キーワードを追加します。
- 適切なマッチタイプを使用する: 部分一致を使用すると、幅広い検索語句を対象とすることができます。また、完全一致あるいはフレーズ一致を使用すると、対象をより正確に絞り込むことができます。頻繁に使用される語句を完全一致あるいはフレーズ一致のキーワードとして追加することで、そのトラフィックをコントロールできます。
「キーワードの運用テクニック」で、より詳しいキーワード戦略をご確認ください。
購入を検討しているユーザーにとって魅力的な広告を作成する
有効な広告はユーザーにとって関連性が高く、インパクトがあります。さらに、最適なメッセージを最適なタイミングで提示し、説得力のある行動を促すフレーズによってユーザーの購入を喚起します。
効果的なテキスト広告を作成するためのヒントをいくつか紹介します。
- 自分の広告を競合他社と差別化する: 広告プレビューと診断ツールを使用して、特定の検索語句に対して表示される広告を確認します。広告を通じて、他社との違いを明確に打ち出す必要があるため、競争力のある価格や特別プロモーションを強調すると特に効果的です。
- ユーザーにとってのメリットを強調する: 自社を選ぶことでどのようなメリットがあるかを伝え、ユーザーの購入意欲をかき立てます。
- かんけつかつ具体的な内容にする: 強いインパクトを与えるために、セールス ポイントを 1、2 点に絞り込みます。広告テキストに多数のセールス ポイントを詰め込むと、メッセージの意図が不明瞭になります。
- 販売を促進するランディング ページを使用する: ユーザーが広告をクリックすると、宣伝している特定の商品を購入できるページが直接表示されるようにする必要があります。広告とランディング ページのつながりは、購入を検討しているユーザーと購入を橋渡しするものです。つながりが強いほど、購入に至る可能性も高くなります。
- 季節的な広告を掲載する: 掲載される季節や実施中のプロモーションに合わせて広告をカスタマイズします。季節(夏、冬、新学期など)や特定のイベント(バレンタイン、ハロウィンなど)を活用して、商品のプロモーションを行います。
- 語頭を大文字にする: 各単語の最初の文字を大文字にすることで、クリック率を高めることができます。
- 広告アセットで広告に追加情報を表示する: 広告アセットを活用して、広告に自社に関する追加情報を表示します。
「広告メッセージの作成ガイド」で広告文作成のヒントをご確認ください。