電話をかけてもらうことが不可欠なビジネスでは、コンバージョン トラッキングを設定することで、広告がどれくらい効果的に電話問い合わせにつながっているかを把握できます。
メリット
- 電話問い合わせを促進するうえで、特に成果の高いキーワード、広告、広告グループ、キャンペーンを把握することができます。
- 投資収益率(ROI)を把握し、十分な情報に基づいて広告費を割り当てることができます。
- 目標コンバージョン単価などの自動入札戦略を使って、ビジネス目標に合わせてキャンペーンを自動的に最適化できます。
計測できる通話コンバージョンの種類
以下に、通話コンバージョンをトラッキングする 5 つの方法と、通話コンバージョン トラッキングのセットアップ方法を概説します。
- 広告経由の通話数: 広告と一緒に表示される電話番号アセットおよび住所アセットまたは電話専用広告から直接かかってきた電話を計測します。最小通話時間を設定し、通話時間がその長さに達した電話問い合わせをコンバージョンとしてカウントします。
- ウェブサイトに掲載された電話番号への電話: ユーザーが広告をクリックしてから、ウェブサイトに掲載されている Google 転送電話番号を使ってかけてきた電話を計測します。最小通話時間を設定し、通話時間がその長さに達した電話問い合わせをコンバージョンとしてカウントします。
- モバイルサイトに掲載された電話番号に対するクリック: ユーザーが広告をクリックしてモバイル版のウェブサイトにアクセスし、掲載されている電話番号、ボタン、またはリンクをクリックして行われた通話を計測します。計測できるのは、通話自体ではなく、通話リンクのクリックのみです。
- 電話専用広告と電話番号アセットのクリック数: Google 広告専用転送電話番号を使用せずに、電話専用広告と電話番号アセットのクリック数をトラッキングします。この場合、電話専用広告と電話番号アセットに対するクリックは、ユーザーが広告をクリックした後で有意な電話問い合わせが発生したという推定に基づいて、コンバージョンとしてカウントされます。
- 通話コンバージョン データのインポート: 別のシステムで計測している通話コンバージョンのデータを Google 広告にインポートします。この方法では、コンバージョンとしてカウントする電話問い合わせをより詳細に設定できます。たとえば、販売成立につながり、その価値のデータを含む電話問い合わせのみをコンバージョンとしてカウントすることができます。これにより、特にビジネス価値の高い電話問い合わせを呼び込んでいる広告について、より詳細な情報を把握することができます。通話コンバージョン データのインポート機能を利用するには、顧客関係管理(CRM)アプリケーションなどの別のシステムで電話問い合わせのデータを計測し、そのデータを Google 広告 にインポートする必要があります。詳しくは、通話コンバージョンのインポートについてをご覧ください。
広告とウェブサイト経由の通話コンバージョンを計測したり、通話コンバージョン データをインポートしたりするには、Google 広告専用転送電話番号が必要です。
現在 Google 広告専用転送電話番号は、こちらの国でご利用いただけます。
コンバージョン トラッキングのセキュリティとプライバシー
Google は厳格なセキュリティ基準を設けており、Google 広告ではトラッキングが設定されたサイトとアプリでのみデータが収集されます。
ユーザーには、サイト、アプリ、その他のプロパティで収集するデータに関する明確で包括的な情報を開示してください。法令またはユーザーの同意に適用される Google ポリシー(Google の EU ユーザーの同意ポリシーを含む)により義務付けられている場合は、これらのデータ収集に対する同意も取得してください。