クリック数、および動画のインプレッション数 / 視認性 / TrueView 視聴回数の測定に関する業界基準

Google は参考用としてヘルプセンターの翻訳版を提供していますが、翻訳版の内容によって実際のポリシーが変更されることはありません。ポリシーに基づく措置は、公式言語である英語版の記述に沿って実施いたします。この記事を別の言語で閲覧するには、ページ末尾のプルダウン メニューから言語を選択してください。

Media Rating Council logo

現在の Media Rating Council(MRC)認定は、次の内容を証明するものです。

  • Google の「Google 広告」ディスプレイ広告と検索クリック数の測定方法、および「AdSense」広告配信技術が、クリック測定の業界基準に準拠していること。
  • 動画視認性レポートに含まれる Google 広告の動画のインプレッション数と動画の視認性の測定が、動画のインプレッション数と視認性の測定に関する業界基準に準拠していること。
  • これらの技術の基盤となるプロセスが正確であること。これは、あらゆる種類のデバイス(パソコン、モバイル デバイス、タブレット)のブラウザとモバイルアプリ環境で使用される Google の測定技術に当てはまります。

この業界ガイドラインは、インタラクティブ広告のクリック数の計測方法と無効なクリックの検出および処理方法を統制するために、Interactive Advertising Bureau(IAB)と MRC が共同で策定したものです。監査を実施するために MRC が関与する監査会社は、これらのガイドラインに照らして監査を実施いたしました。

Google 広告と AdSense が採用するクリック測定プロセスの概要を以下に示します。その他のリソースについては、オンライン広告のクリック数の計測に関する IAB 規格について説明した IAB / MRC クリック測定ガイドラインをご確認ください。また、Google の認定書もご確認いただけます。

Google が受けている認定について

この認定は、Google の測定技術がインタラクティブ広告の指標の計測に関する業界標準に準拠しており、この技術の基盤となるプロセスが正確であることを証明するものです。

Google 広告の認定の範囲は次のとおりです。

Google 広告のクリック数の審査

  • クリック数
  • 無効なクリック数

Google 広告の動画審査(動画の視認性レポート)

  • インプレッション
  • 無効なインプレッション
  • 測定可能なインプレッション
  • 測定不能なインプレッション
  • 視認範囲のインプレッション
  • 視認範囲外のインプレッション
  • 測定可能率
  • 視認可能率
  • インプレッションの分布
  • TrueView: 視聴回数
  • TrueView: 無効な視聴回数

環境: デスクトップ、モバイルアプリ、モバイルウェブ

この認定は、動画のインプレッション数と視認性の測定に関する Google の技術が、動画広告のインプレッション数と視認可能率の測定に関する業界標準に準拠していることを証明するものです。

認定審査プロセスの対象

認定審査の焦点は、クリック課金、動画インプレッション、TrueView 視聴回数、および動画の視認性に基づく Google の広告システムです。Google では、これらの広告主様向けのソリューションを Google 広告を通じて、パブリッシャー様向けのソリューションを AdSense および YouTube を通じて提供しています。

MRC の動画に関する指標の認定に提出されているのは、動画視認性レポートのみです。

Google の広告は、コンテンツ向け AdSense(AFC)、ドメイン向け AdSense(AFD)、検索向け AdSense(AFS)、Ad Exchange(AdX)、YouTube、Google 検索などのプロダクトやサービスを通じてユーザーに掲載される場合があります。AFC では、パートナー サイトのページに関連性がある広告が掲載されますが、その際は対象ページの情報のコンテキストによって、掲載される広告が決定されます。AFD では、広告が特定のドメインのページに掲載されますが、その際はドメイン名と検索語句との関連性に基づいて、掲載される広告が決まります。AdX では、広告が加盟パートナーのサイトに掲載されますが、その際はページのコンテキストとの関連性とリアルタイム入札機能によって、掲載される広告が決まります。YouTube では、広告が YouTube.com または YouTube アプリに掲載されますが、その際は動画および検索クエリのコンテキストとの関連性に基づいて、掲載される広告が決まります。AFS と Google 検索では、検索エンジンで使用された検索語句と検索結果に対して関連性の高い広告が掲載されます。

認定審査プロセスの対象外となるシステム

Google の動画以外のインプレッション ベースのソリューション(Google マーケティング プラットフォーム など)、および商用目的以外でクリック数を測定するシステム(Google 検索など)は、この認定審査の対象外となります。その他、Google アナリティクスなどの関連サポート システムや管理システムなども審査の対象外となります。さらに、以下のことにご留意ください。

  • Google 広告のレポート ビルダーやその他のダッシュボード動画指標は、認定プロセスには含まれません。
  • その他の種類のデバイスも認定プロセスには含まれません。
  • 動画キャンペーンとアプリ キャンペーンのクリック数は、クリック数に関する MRC の認定プロセスには含まれません。
  • ディスプレイ広告と検索キャンペーンの合計およびデバイスの種類のセグメント外にあるダッシュボード指標のセグメント(ユーザー属性など)は、MRC の認定プロセスには含まれません。

クリック測定手法

クリック測定は記録されたすべてのクリックに基づいて行われるもので、クリック測定を目的としたサンプリングは使用されません。Google と直接関連があるのは、IAB クリック参照サイクルのステージ 2.2 (測定されたクリック数)のみです。クリック参照サイクルに関しては、広告リダイレクト サーバーが最初のクリック トランザクションを受信すると、Google 広告がそのクリックを記録し、広告主様がその広告用に設定した地域に基づいて、キャッシュできない HTTP 302 のリダイレクトをブラウザに発行します。これによりクリックが測定されたことになります。特に記載がない限り、あらゆる種類のデバイス(パソコン、モバイル、タブレット)のブラウザやモバイルアプリで同じクリック測定方法が使用されます。

並行トラッキングはオプション機能であり、現時点でご利用いただけるのは、検索ネットワーク キャンペーンとショッピング キャンペーンのトラフィックでクリックを測定されている広告主様のみです。並行トラッキングでは、バックグラウンドでクリック測定を行いつつ、広告をクリックしたユーザーを直接、最終ページ URL(ランディング ページ)に誘導します(トラッキング URL は経由しません)。

広告は、Google Mobile Ads SDK(現在サポートされているプラットフォームについては、こちらのリストをご覧ください)でサポートされているモバイル デバイスに表示されます。

このクリック測定方法における既知の制限として、ネットワークの中断が原因で、302 のリダイレクトを正常に受け取ったユーザーに対して、表示されるはずの広告主様のウェブサイトが表示されない場合があります。

計測手法として使われるのは、広告表示 1 回に対して複数のクリックをカウントする方法です。そのため、広告表示につながったあるクリックとその前のクリックの間には、一定の時間が空いていることが求められます。これは、ナビゲーションの失敗(たとえば、同じユーザーによる連続したクリック)によってクリックが不適切にカウントされるのを防ぐためです。

ログはリアルタイムで生成、処理され、確認された HTTP トランザクションに関連するすべてのデータが保存されます。セキュリティの観点からここでは列挙しませんが、さまざまな変数やヒューリスティック技術を利用したクリックのフィルタ システムが導入されています。

ユーザーへの広告配信を行っている点では Google もパートナーも同じですが、クリックの測定と、クリック アクティビティに関する広告主様向けレポートに関わるプロセスは、Google が実施および管理しています。ユーザーが広告をクリックすると、配信元が Google であってもパートナーであっても、また広告を管理するサービスを問わず、広告のリダイレクト サーバーを通じて Google 広告によるクリック アクティビティのトラッキングが行われます。

クリックの測定は Google 広告のクリック測定手法に基づくもので、クリック イベントを管理、監視する技術基盤が使われています。1 回のクリックが記録(測定)されるのは、Google 広告の広告がクリックされ、広告主様のランディング ページやウェブサイト(または広告主様の代理店などの中間サーバー)にリダイレクトする HTTP 302 のコードをユーザーに返したときです。これらの測定されたクリック イベントは、イベント ファイル システム内のデータログに記録されます。このデータログ ファイルは完全自動化プロセスによって蓄積、編集、コンパイルされ、クリックの測定と広告主様のレポート生成が行われます。編集プロセスには、誤ったデータや破損データのほか、人によるものでないと識別されたトラフィック(ロボットでの自動処理など)や、無効と識別されたその他のクリックを除外するプロセスも含まれます。除外されたクリックは無効とみなされ、広告主様への請求対象にはなりません。Google では、それぞれの広告主様が直接利用できる広告主様向けのクリック関連のレポートをご用意しています。

クリック測定は、地域(MRC 認定対象外)やデバイスの種類ごとに集計されてレポートされます。地域は、ユーザーの IP アドレスまたはパブリッシャー様によって提供された場所(そのような場所を提供するにはユーザーの許可が必要です)に基づきます。ただし、サービス プロバイダのプロキシ サーバーから転送されるトラフィックの場合、ユーザーの実際の場所を反映しないことがあるのでご注意ください(例: 携帯通信会社がモバイル トラフィックのプロキシ サーバーの場合)。デバイスの種類(パソコン、タブレット、モバイル)による分類は、Google が運営する HTTP ヘッダーを使用したライブラリからの情報に基づきます。

AdSense の実装方法によっては、パートナー様が独自のデザインとフォーマット ルールに基づいて、ご自分のサイトに広告を表示します。この場合、広告の周囲のクリック可能領域はパートナーの管理下にあり、Google が調整することはできません。通常の AdSense の実装では、Google がクリック可能な領域を管理するとともに、エンドユーザーに直接、広告を表示します。

動画のインプレッション数、視認性、および TrueView の視聴回数の測定方法

Google 広告のユーザーは、動画キャンペーンの作成、クリエイティブのアップロードと管理、キャンペーンの入札戦略と関連するターゲティングの設定を行うことができます。Google 広告の動画広告のコンテンツは YouTube 上でホストされている必要がありますが、動画広告自体は YouTube だけでなく、動画パートナー サイト、Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)上のアプリにも表示されます。

Google 独自のインタラクティブ メディア広告ソフトウェア開発キット(IMA SDK)は、YouTube 動画プレーヤー、YouTube モバイルアプリ、動画パートナーのサイトとアプリに直接統合されており、動画広告コンテンツを測定するための、動画プレーヤーと広告サーバー間の円滑な通信を可能にしています。Google は IMA SDK の 2 つのバージョンを管理しており、1 つは Flash を、もう 1 つは HTML5 をサポートしています。IMA SDK は、準拠したタグ実装を備えた VAST(Video Ad Serving Template)(バージョン 2.0、3.0、または 4.0)で、リニアおよびノンリニアの両方の動画広告コンテンツを測定し、デジタル動画広告を配信および追跡します。また、IMA SDK は、動画広告と動画プレーヤーが互いに通信できるようにする Video Player Ad-Serving Interface(VPAID)(バージョン 2.0)と、複数の広告を動画広告コンテンツに表示できるようにする Video Multiple Ad Playlist(VMAP)をサポートしています。

動画視認性レポートに含まれるすべての測定済み YouTube 動画広告は、ストリーミング配信されます。動画広告のインプレッション数の測定では、レンダリング開始時にカウントする手法が使用されます。動画広告コンテンツのパブリッシャー様が適切に実装した場合、Google 広告 IMA SDK ソリューションは、バッファリング後の測定イベント開始に関して、動画再生回数ガイドラインの要件に準拠します。TrueView インストリーム広告にはスキップボタンがあり、5 秒後に広告をスキップして動画のインストリームを実行するオプション(プレロール、ミッドロール、ポストロール)がユーザーに提供されるため、「スキッパブル」とよく呼ばれます。TrueView の視聴回数は広告視聴単価の形式でカウントされます。つまり、ユーザーが広告を「視聴」した場合にのみ料金が発生します。TrueView の視聴回数は、視認性と関係しています。TrueView インストリーム広告では、ユーザーが動画を 30 秒間(30 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴したか、30 秒経つ前に動画に対して操作を行った場合に料金が発生します。この広告では、視聴が次のように定義されています。

TrueView in-stream:

  1. Watch 30 seconds (includes the 5 second forced duration), or to completion if the ad is less than 30 seconds
  2. Click Channel Title/Avatar*
  3. Click the Video Title*
  4. Click on Card’s teaser*
  5. Click on Share*
  6. Click Companion Banner/Video Wall*
  7. Click on Call-to-Action Extension*
  8. Click to visit advertiser’s site*
  9. Click on End Screens*

*(Not material, hence not included in MRC accreditation audit). Currently the above non-material interactions only represent 1.36% of total TrueView views traffic for large campaigns and 2.33% for small campaigns. Actions that are not considered a view include clicks on the following:

  1. Annotations
  2. Like (positive)
  3. Full screen
  4. InVideo programming (does not serve on TrueView in-stream ads)
  5. Watermark
  6. Skip button

When an advertiser is charged for a view as shown in Google Ads UI, a view will also increment the public YouTube.com viewcount.

Upon receipt of the measurement event, Google maintains control over subsequent processing and reporting. Google Ads uses a combination of user-agent and mobile app SDK data from internal and external sources to classify device types. Google Ads does not rely on any third party to perform classification.

In some instances, continuous play is a factor, such as when Autoplay is active or the user is viewing a video in a playlist. When this is the case, certain rules are followed. When using Wi-Fi, continuous play will stop automatically after four hours. When using a mobile network, continuous play will stop if you have been inactive for 30 minutes. Currently, Google is limited in quantifying GVP publishers utilizing continuous play (traffic volume is 6%). Approximately 15% of video traffic is autoplay. Learn more about Autoplay videos.

Google indicated that companion display ads are measured independently of video ad impressions and are not reported in the Google Ads Video Viewability Report; as a result, measurement and reporting of companion display ads are excluded from the scope of this engagement.

For video viewability, Google Ads utilizes the Active View description of methodology to measure viewability as reported within the Google Ads reporting platform. Google Ads counts a viewable video impression when at least 50% of the video ad creative appears within the viewable area of a user’s browser/app for two continuous seconds. However, for the “Vertical Video Ads” format, Google Ads measures the viewability of the player rather than the creative. Advertisers must opt-in to buying this format.

フィルタリング手法

Google ではデータを基にトラフィックの識別子やアクティビティ、パターンを把握して、一般的な無効なトラフィック(GIVT)と巧妙な無効なトラフィック(SIVT)の両方を特定して除外するよう継続的に取り組んでいます。この識別とフィルタリングは、すべてのクリックや動画のインプレッションに対して行われ、人によるものでないアクティビティや不正行為が疑われるものも含まれます。ただし、パブリッシャー様や広告主様、それぞれの代理店様が、ユーザーの身元とインテントを常に把握、認識することはできないため、無効なトラフィックをすべて特定し、レポートされた結果からそれらを事前に排除できる可能性は低くなります。無効なトラフィックのフィルタリング プロセスが危険にさらされたり、リバース エンジニアリングされたりするのを防ぐため、ここに記載された情報以外に、具体的なフィルタリングの手順に関する情報が開示されることはありません。ただし、審査プロセスに携わる監査人は例外となります。

フィルタリングには、特殊な識別方法(ロボット設定ファイルや除外リスト、パブリッシャー様のテスト アクティビティの遵守など)とアクティビティに基づくフィルタリング メソッド(複数の連続したアクティビティ、異常なアクティビティ、操作属性などの不審なアクティビティの分析など)の両方が使用されます。

また、以下の基準がフィルタリング手法に適用されます。

  • Google は、サードパーティ製のフィルタリングを利用していません。
  • ロボット設定ファイル(robots.txt)を使用します。
  • 人によるものでないアクティビティの識別に使用される参照元: Google は「IAB/ABCe International Spiders & Robots List」に加え、過去のロボット アクティビティに基づく追加フィルタと IAB Robots List の除外ファイルを使用します。
  • アクティビティに基づくフィルタリング処理: アクティビティに基づいて識別する場合は、特定の種類のパターン分析を実施し、人によるものでないトラフィックである可能性の高いアクティビティを検出します。Google の広告トラフィック品質管理チームは、不審なアクティビティを特定するためのシステムを利用して、アクティビティに基づくフィルタリングを適切に実施しています。
  • フィルタリングはすべて、クリックが発生した後に受動的に行われます。すなわち、ユーザー(ブラウザ、ロボットなど)にはトラフィックにフラグが付けられたことを知らせずにリクエストへの応答を返すか、そうでない場合はフィルタリング処理によりそのユーザーを除外します。これは、Google の自動フィルタリング処理が行われたことをユーザー エージェントに知られないようにするための対応です。広告リクエストによって無効なアクティビティが発生する可能性があるなど、場合によってはフロントエンドのブロックも使用します。これまでにブロックされた広告リクエストは 2% 未満です。
  • 自己申告によって事前に識別されたアクティビティを削除するプロセスが導入されています。
  • パブリッシャー様によるクリック数と動画のインプレッション数の測定が可能になり、広告リクエストがテスト リクエストであることを示す特殊なタグを広告リクエストに追加することで、テストクリックがカウントされて請求されたり、正式なアカウント処理でクリック数として集計されたりすることを防ぐことができるようになりました。
  • クリック数の不一致や誤りが検出されると、そのデータの修正と広告主様への払い戻しが行われます。このような払い戻しは料金概略ページに反映されます。ログファイルの破損が起こることはめったにありませんが、万一発生した場合は修復可能です。
  • Google 内部の IP アドレスからのアクティビティを削除するプロセスが導入されています。
  • フィルタリングのルールと基準は継続的に確認されています。これらは定期的に自動更新されますが、手動でも変更可能です。
: Google 広告トラフィックの決定率は 100% です(審査されたサンプルデータに基づく)。

ビジネス パートナーの要件

ご自身のコンテンツに Google 広告を掲載するパートナーの皆様は、無効なアクティビティを禁止しているプログラム ポリシーを遵守する必要があります。詳しくは、AdSense プログラム ポリシーをご覧ください。

Google は無効なトラフィックを継続的に除外している一方で、無効なトラフィックが大量に発生したビジネス パートナー様を審査しています。無効なトラフィックが継続的に大量に発生しているパートナー様は、アカウントが停止または閉鎖される場合があります。

クリックデータのレポート機能

Google 広告では、広告主様には合計クリック数、合計インプレッション数、一部のデータ(キャンペーン、広告グループ、キーワードごとのクリック数、インプレッション数、クリック率など)、パブリッシャー様にはこれらのデータに相当するサイトの統計情報などがレポートされます。認定審査プロセスは、Google 広告のクリック数と広告主様へのレポート機能を対象としています。これらの数値は 1 か月の間である程度変動する場合があるため、最終的に確定するのは月末以降になります。レポートされたクリック数が数値の確定後に調整されることはありません。ただし、Google が妥当と判断した場合は、広告主様にクレジットが付与されます。

Google 広告の広告主様は、各キャンペーンで除外された無効なクリックの合計数を 1 日単位で確認することもできます。Google 広告では、一般的な無効なトラフィックと巧妙な無効なトラフィックの合計数は別々にはレポートされません。これは、こうしたデータによってリバース エンジニアリングが実施され、無効なトラフィックが最適化されることを防ぐためです。無効なクリックのトラフィック全体の約 70% は一般的な無効なトラフィックと推定されます。

Google 広告と AdSense の管理画面に表示されるレポートデータについては、正確性を確保するため包括的なユニットテストが行われます。こうしたテストは、ユーザー向けのレポートにバックエンドのデータベースから正確なデータを表示するための主要なメカニズムとなっています。また、リリースまでにエラーを発見して修正するため、ユーザーからのフィードバックは注意深く確認されています。多くの自動化システムを活用し、Google 広告ユーザーにデータをレポートする機器やソフトウェアがすべて適切かつ確実に動作するようにしています。ただし、レポート内容は主に上記のユニット テストとユーザーのフィードバックに基づいて検証されます。

クリックに関する電子記録は恒久的に保持されますが、IP アドレスと Cookie ID の 2 つのデータ フィールドは一定の期間(IP アドレスは 9 か月間、Cookie ID は 18 か月間)が過ぎると匿名化されます。

クリック数と無効なクリック数(GIVT と SIVT)を報告することで、総クリック数の指標を導出できます。

検索とディスプレイ広告のクリックのキャンペーンの合計およびデバイスの種類のセグメント外に表示されるダッシュボード指標は、MRC の認定には提出されていません。

MRC の認定を受けていない、不明なデバイスやその他の種類のデバイスとして識別されるオーバー ザ トップのデバイス(OTT)からの検索クリック数が、Google 広告のレポート ダッシュボード上では、認定されたデスクトップのクリック数の指標や合計クリック数の指標と統合される場合があります。未認定の種類のデバイスからのトラフィックは、検索クリックのトラフィックの 1% 未満と推定されます。

動画データのレポート機能

Google 広告では、広告主様に動画の視認範囲のインプレッション数、視認性指標(以下に概要を示します)、およびこのデータのサブセットがレポートされます。

MRC 認定では、ダウンロードのみの動画視認性レポートに記載された Google 広告の指標のみが対象となります。フロントエンド ツールの動画のインプレッション数と視認性の指標に関するその他のレポートは、認定からは除外されます(キャンペーンをレポートするフロントエンドなど)。

ダウンロード可能な動画視認性レポートの指標では、デスクトップ、モバイル、ウェブ、モバイルアプリ内の環境での SIVT の合計実数がレポートされます。これは、クリック レポートで GIVT 数と SIVT 数が別々にレポートされないのと同様で、このデータによってリバース エンジニアリングが実施されることを防ぐためです。トラフィック全体における無効な動画インプレッション数の約 50% と無効な TrueView 総視聴回数の 14% は、一般的な無効なトラフィックと推定されます。TrueView 視聴回数の広告フォーマットの性質上、GIVT の割合は低くなります。

動画視認性レポートでは、次の動画広告フォーマットが測定、レポートされます。以下に記載されていない他のすべての広告フォーマットは、YouTube Kids モバイル アプリケーションに配信される広告を含め、動画視認性レポートから除外されます。

  • スキップ可能なインストリーム広告: YouTube 動画コンテンツの開始前、途中、または終了後に表示される 30 秒以上の動画広告で、視聴者は最初の 5 秒が経過すると広告をスキップできます。TrueView 視聴回数は、スキップ可能なインストリーム広告フォーマットでのみ使用できます。
  • バンパー広告: YouTube 動画コンテンツの開始前、途中、または終了後に表示される、約 6 秒間の短い動画広告です。バンパー広告はスキップできません。
  • スキップ不可のインストリーム広告: 動画コンテンツの開始前、途中、または終了後に、Google ディスプレイ ネットワーク上のパブリッシャー様の動画コンテンツに表示される 5 秒間~30 秒間の動画広告です。広告が動画コンテンツのどこにいつ表示されるかは、パブリッシャー様の設定によって決まります。

オーバー ザ トップ / コネクテッド テレビ

MRC 認定のためにオーバー ザ トップ(OTT)とコネクテッド TV(CTV)を提出しました。これらの指標は、認定を受けると動画の視認性レポートに追加されます。現時点では、テレビデバイスがオフになっているかどうかを Google が判断することはできません。また、レイテンシ測定の制限はありません。上記と同じ自動再生と連続再生のルールが CTV および OTT 環境に適用されます。

機械学習

Google は分類などのメソッドを通じて、管理された機械学習の手法1(ニューラル ネットワーク アプローチなど)を使用しています。その際、モデルは、イベントが無効であるかどうかについて yes か no で判定することで、無効なトラフィック(IVT)を予測します。ロジスティック回帰では、モデルがさまざまなアクティビティをスコアリングし、スコアのしきい値に基づいて IVT の決定がなされます。管理された機械学習のモデルでは、ツリーメソッドとグラフメソッドが使用される場合があります。

機械学習に使用されるデータソースには、クエリとインタラクションのログ(「広告ログ」)、広告ログと結合できる非ログデータ、その他のさまざまな補足的な独自のシグナルが含まれます。Google は、さまざまなサイズの数百のデータソースを活用しています。データソースごとのレコードの総数は、データソースに応じて数千から数兆に及びます。トラフィック ベースのモデルは、入力データとして最低 7 日間のトラフィックで評価される必要があります。

アクティブな防御策として、Google はモデルに提供されるトラフィック シグナル(トレーニング データ)のモニタリングを継続しています。これにより、特定のしきい値の範囲が満たされない場合に人による介入に向けたアラートがトリガーされます。結果として、もしあれば少なくとも正確性の低下が予想されます。

モデルは、適切かつ実用的な場合に継続的に再トレーニングされ、そのパフォーマンスが定期的または継続的に評価されます。(上記のモニタリング手続と同様)結果として、もしあれば少なくとも正確性の低下が予想されます。

機械学習のトレーニングと評価データのバイアスは最小限であり、それらが重要である場合、IVT の防御は承認されません。すべての機械学習プロジェクト(「launches」)は、承認前に横断的な審査プロセスを経ることになります。このプロセスの一環として、モデルおよび対応するデータのバイアスが評価され、プロジェクトは承認される前に、広告トラフィックに関する所定の品質基準を満たしておく必要があります。モデルのバイアスの出現を検出するために継続的なモニタリングが行われ、それによってアラートとモデルの評価、分析、および更新がトリガーされます。

Google は、すべてのトラフィックに機械学習や人による介入やレビューの手法を組み合わせて適用しています。一部の防御策として、ML ベースの見込み顧客の発掘と、それに続いて人によるレビューを行っています。その他の防御策は、人によるレビューデータから始まり、ML を使用して一般化します。機械学習と人による介入やレビューの手法の用途は進化しており、アラート、エスカレーション、発生する可能性のある無効なトラフィックの種類の有機的な変動など、複数の基準に応じて使用方法が変化しています。その結果、分布は定常状態ではなく、機械学習や人による介入やレビューへの依存の「レベル」は時間とともに変化します。

1管理された機械学習は、ラベル付けされた入力データと出力データに依存します。つまり、機械学習モデルの出力がどうなるかが期待されるのです。

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