動的検索広告のターゲティングでは、広告主様のサイトの特定のページと Google での検索語句が一致すると広告が表示されるため、キーワードを使用することなく広告のリーチを広げられます。ターゲティングの方法はご自身で設定できます。個々のウェブページや特定のページグループ、ウェブサイトの全ページに基づいてターゲットを設定できるほか、動的広告ターゲットの除外設定を使って一部のページをブロックしたり、除外キーワードを追加して特定の検索語句で広告が表示されないようにしたりすることも可能です。
はじめに
この記事では、Google でインデックス登録されているウェブサイトのページをターゲティングする方法について説明します。ウェブサイトで初めて動的検索広告を使用する場合は、ターゲットによる広告の掲載が開始されるまでに最大で 24 時間ほどかかる場合があります。
動的検索広告の仕組みについて詳しくは、動的検索広告についてをご覧ください。動的検索広告を作成するには、動的検索広告を作成するをご覧ください。
ターゲティングのヒント
トラフィックを増やすには、動的広告ターゲットの条件を絞りすぎないようにします。ターゲットに含まれるインデックス登録済みのランディング ページが少なすぎる場合、広告のトラフィックが増えない可能性があります。
動的検索広告は、動的検索広告でウェブページ上のテーマと語句を特定できる、十分に最適化されたページで最も効果を発揮します。詳しくは、動的検索広告の広告やメッセージを最適化するための公式ガイドをご覧ください。
動的検索広告と自動入札を併用すると、さらに時間を節約できます。動的検索広告ターゲットは対象範囲が広く、ターゲットによってトラフィックが変動する可能性があるため、自動入札を利用してさまざまなパフォーマンス指標を考慮することで、掲載結果が改善されます。
「売り切れ」や「在庫切れ」などの語句を含むページを除外する動的広告ターゲットの作成を強くおすすめします。これにより、販売できない商品を掲載しているウェブページをユーザーに表示しないようにできます。詳しくは、動的検索広告で除外設定を作成するをご覧ください。
ターゲットを作成する手順
動的広告グループを作成したら、動的広告ターゲットを追加できます。手順は次のとおりです。
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューの [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] プルダウンをクリックします。
- [動的広告ターゲット] をクリックします。
- プラスボタン をクリックして、[広告グループを選択] をクリックします。
- キャンペーンを選択し、そのキャンペーンから広告グループを選択します。
- カテゴリを使ってターゲットを設定するには、[ウェブサイト向けの推奨カテゴリ] をクリックし、動的広告ターゲットとして使用する任意のカテゴリの横にあるチェックボックスをオンにします。このターゲティング タイプは、Google 広告でカテゴリを生成できるドメインでのみ使用できます。ウェブサイトで初めて動的検索広告を使用する場合は、アカウントでカテゴリが使用できるようになるまでに最大で 48 時間ほどかかる場合があります。
- 特定のウェブページをターゲットに設定するには、[特定のウェブページ] をクリックします。正確な URL をターゲットに設定するか、ページのタイトル、カテゴリ、URL のコンテンツに基づいてウェブページをターゲットに設定するルールを作成するかを選択できます。このターゲット設定が有効になるまでには、最大で 24 時間かかる場合があります。
- ウェブサイトのすべてのウェブページをターゲットに設定するには、[すべてのウェブページ] をクリックし、[すべてのウェブページ] の横のチェックボックスをオンにします。このターゲット設定が有効になるまでには、最大で 24 時間かかる場合があります。
- ページフィードをターゲットに設定する場合は、
custom label
をターゲットに設定することもできます。これを行うには、[フィードのカスタムラベル] をクリックしてカスタムラベルを入力し、その都度 [追加] をクリックします。
- [保存] をクリックして、動的広告ターゲットを保存します。
キャンペーンを作成しながら最適化
キャンペーンを作成しているときに、設定内容に応じて通知が表示されることがあります。これらの通知では、パフォーマンスの低下につながる問題や、キャンペーンの公開を妨げる重大な問題などについての警告が表示されます。
キャンペーンの作成中に表示されるキャンペーン作成ナビゲーション メニューでは、作成に関する全体的な進捗状況を把握したり、対応が必要な項目について確認したりすることができます。ナビゲーション メニューでステップ間を移動しながら、容易にターゲティング、入札単価、予算などのキャンペーン設定を確認し、問題を解決できます。詳しくは、効果的なキャンペーンを設定する方法をご覧ください。