P-MAX テストに関するよくある質問

この記事では、テストページの P-MAX テストについてのよくある質問について説明します。

テスト設定

1. 同等のキャンペーンとは何ですか？
2. 同等のキャンペーンはどのように選択されますか？
3. 同等のキャンペーンの選択は編集できますか？
4. テストの実施によって既存のキャンペーンに影響はありますか？
5. トラフィック分割はベースとトライアル間で変更できますか？
6. P-MAX のテストは、アカウントで実施している他のテスト（広告バリエーション、下書き、その他のテスト）と並行して実施できますか？
7. テストの実施中に、P-MAX キャンペーンまたは同等のキャンペーンの予算を変更することはできますか？
8. ベース群に変更を加えた場合はテスト群に影響しますか？
9. テスト期間全体にわたって同等のキャンペーンに変化が生じることは予想されますか？
10. 上昇率テストの機能は、ユーザーが子アカウントに直接ログインしている場合は子アカウントの [Labs] タブに表示されますが、クライアント センターから子アカウントにドリルダウンしているユーザーには表示されません。P-MAX の上昇率テスト機能は、クライアント センター ユーザーも利用できますか？
11. 既存のキャンペーンがテストに含まれる場合、どのような影響がありますか？
12. P-MAX キャンペーンにはどの程度の予算を使用する必要がありますか？
13. 有効なトラフィックの 50% にのみ配信される P-MAX キャンペーンの予算を 2 倍にする必要がありますか？
14. 2 つのテスト群間のユーザーの分割は、いつ、どのように行われますか？

技術的な注意事項

1. 上昇率テストは、すべてのマーケティング目標で利用できますか？
2. 上昇率テストは、検索広告 360 の Floodlight がサポートされている P-MAX で使用できますか？

テストの結果

1. テスト ステータスで有意な結果が得られません。確実な結果が得られるまでにはどのくらいの時間がかかりますか？
2. テストの結果に最初の 7 日間のデータが含まれていないのはなぜですか？
3. 同等のキャンペーンによってテスト群でどれだけのコンバージョン数またはコンバージョン値が獲得されたかを確認できますか？

テスト設定

同等のキャンペーンとは何ですか？

同等のキャンペーンとは、P-MAX キャンペーンと類似したキャンペーンで、P-MAX キャンペーンと同じ広告枠に配信される可能性があるキャンペーンです。これらのキャンペーンは、テストのコントロール グループとトライアル グループに含まれます。

同等のキャンペーンはどのように選択されますか？

テストでは、次のような要素に基づいて、同等のキャンペーンが自動的に選択されます。

• ドメイン名が一致している
• コンバージョン目標が 1 つ以上の重複している
• 地域が重複している

上記の要件は、テストを正しくセットアップするために必要です。

同等のキャンペーンの選択は編集できますか？

テストが開始されてから、テスト用に自動的に選択された同等のキャンペーンのリストが入力されるまで 1 日かかります。リストへの入力が完了すると、テスト開始日から 7 日以内であれば、同等のキャンペーンの選択を編集できます。変更を加える手順は次のとおりです。

1. 各テストの [同等のキャンペーン] 列でキャンペーンをクリックします。
2. [編集] をクリックします。
3. 追加または削除する同等のキャンペーンを選択します。
4. [完了] をクリックします。

テストの実施によって既存のキャンペーンに影響はありますか？

既存のキャンペーンの掲載結果がテストによって悪影響を受けることはありません。ベースとトライアルでテストを実施するだけで、P-MAX トラフィックが並行して発生したキャンペーンと発生しなかったキャンペーンがタグ付けされます。トライアルの処理群の既存のキャンペーン トラフィックについては、P-MAX と並行して実施した場合の成果が測定され、トラフィック シフトの影響も把握できます。

両方のキャンペーンの掲載結果を正確にテストするため、通常のショッピング キャンペーンと P-MAX キャンペーンの両方で同じ商品をターゲットに設定してください。また、2 つのキャンペーンでターゲットに設定した商品が、テスト以外のキャンペーンでターゲットに設定されていないことを確認する必要があります。これにより、テストがアカウントの既存のキャンペーンに影響を与えるのを防ぐことができます。

トラフィック分割はベースとトライアル間で変更できますか？

トラフィック分割オプションは、ショッピング キャンペーンと P-MAX キャンペーンではご利用いただけますが、GMC（Google Merchant Center）以外の上昇率テストではご利用いただけません。

P-MAX のテストは、アカウントで実施している他のテスト（広告バリエーション、下書き、その他のテスト）と並行して実施できますか？

はい。同じアカウントで他の種類のテストを行うことは、技術的には可能です。ただし、可能な場合は、実施するテストの数を最小限に抑えることをおすすめします。

テストの実施中に、P-MAX キャンペーンまたは同等のキャンペーンの予算を変更することはできますか？

はい、できます。ただし、テストの進行中に加える変更は通常、できるだけ少なくすることをおすすめします。

ベース群に変更を加えた場合はテスト群に影響しますか？

はい。キャンペーンに変更を加えると、同等のキャンペーンに対して自動的にその変更が取得され、ベースとトライアルに適用されます。ただし、テストの実行中に変更を加えることは推奨されません。

テスト期間全体にわたって同等のキャンペーンに変化が生じることは予想されますか？

これは、コンバージョン目標、ドメイン、地域に関連する変更をキャンペーンに加えた場合に想定されます。キャンペーンを追加または削除した場合や、既存のキャンペーンで上記の変更を行った場合は、追加で同等のキャンペーンが追加または削除されることがあります。

上昇率テストの機能は、ユーザーが子アカウントに直接ログインしている場合は子アカウントの [Labs] タブに表示されますが、クライアント センターから子アカウントにドリルダウンしているユーザーには表示されません。P-MAX の上昇率テスト機能は、クライアント センター ユーザーも利用できますか？

クライアント センター ユーザーがツールにアクセスするには、クライアント センターを許可リストに登録する必要があります。それ以外の場合は、子アカウント単位でのみアクセスできます。

既存のキャンペーンがテストに含まれる場合、どのような影響がありますか？

既存のキャンペーンの設定は、テストに含まれていても影響を受けることはありません。次の点にご注意ください。

• テストに含まれる既存の P-MAX キャンペーンは有効なトラフィックの 50% にのみ配信されるため、トラフィックが減少することがあります。テストが終了した際に、P-MAX キャンペーンを開始すると、P-MAX のトラフィックがテスト前のレベルに戻ります。
• このテストの一部として新しく作成した P-MAX キャンペーンでは、100% リリースされた場合、トラフィックが増加します。

P-MAX キャンペーンにはどの程度の予算を使用する必要がありますか？

アカウントの合計費用よりも P-MAX の予算と費用が高いほど、統計的に有意な結果が得られる可能性が高くなります。

有効なトラフィックの 50% にのみ配信される P-MAX キャンペーンの予算を 2 倍にする必要がありますか？

トラフィックの抑制にかかわらず、テスト向けの予算として無理のない額を設定してください。有効なトラフィックの 50% のみに広告が配信されたとしても、最終的に予算全額が使用される場合もあります。なお、スタンドアロン キャンペーンと同様に、予算は 2 倍（1 日の上限）に増やすことができます。

2 つのテスト群間のユーザーの分割は、いつ、どのように行われますか？

ユーザーの分割はテストの開始時に行われ、均等にバランスの取れたテスト群になるように Google のシステムによって調整されます。テストはログイン ユーザーのみに限定されませんが、ログイン ユーザーの場合は、均等に分割しやすくなります。ユーザーがログアウト中の場合、保証はされないものの、両方のテスト群で類似した配分になります。

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技術的な注意事項

上昇率テストは、すべてのマーケティング目標で利用できますか？

現在、上昇率テストを使用できるのは、オンライン販売（フィードなし）、店舗目標（オフライン）、見込み顧客の発掘のマーケティング目標を使用している広告主様のみです。上昇率テストは、GMC フィード使用型 P-MAX には対応していません。

上昇率テストは、検索広告 360 の Floodlight がサポートされている P-MAX で使用できますか？

現在、上昇率テストツールは Google 広告でのみ利用できます。広告主様がテストの概要レポートを作成、管理、表示する際は、Google 広告の管理画面で行う必要があります。

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テストの結果

テスト ステータスで有意な結果が得られません。確実な結果が得られるまでにはどのくらいの時間がかかりますか？

少なくとも 4～6 週間はテストを実施することをおすすめします。

テストの結果に最初の 7 日間のデータが含まれていないのはなぜですか？

テストは少なくとも 4～6 週間実施することが推奨され、テストの立ち上げ期間を考慮して、最初の 7 日間のデータは破棄されます。これにより、両方のテスト群を公平に評価できます。たとえば、テスト開始日が 12 月 1 日で終了日が 12 月 31 日の場合、[テストの結果] ページには 12 月 8～31 日の期間のデータのみが表示されます。ただし、メインのキャンペーンの表には、指定した期間におけるすべてのキャンペーンの統計情報が表示されます。

同等のキャンペーンによってテスト群でどれだけのコンバージョン数またはコンバージョン値が獲得されたかを確認できますか？

いいえ。確認できるのは、集計されたコンバージョン数、コンバージョン値、コンバージョン単価、広告費用対効果、グループの費用のみです。このテストの目的は、P-MAX キャンペーンによって、アカウント全体でどの程度のコンバージョン数やコンバージョン値を獲得しているかを確認することです。

テストの結果に対応するためのベスト プラクティスは以下のとおりです。

テストの結果	結論と推奨事項
テスト群では、対照群と比較して、同程度かより低いコンバージョン単価または高い広告費用対効果でコンバージョン数やコンバージョン値が増加しました。	P-MAX を同等のキャンペーンと並行して実施すると、同等の費用対効果でコンバージョンを増やすことができます。 推奨事項: P-MAX キャンペーンを開始し、予算を調整することで、その費用対効果で対象範囲を拡大し、効率的にコンバージョン数を増やします。
テスト群では、対照群と比較して、より高いコンバージョン単価または低い費用対効果でコンバージョン数またはコンバージョン値が増加しました。	P-MAX キャンペーンに目標コンバージョン単価または目標広告費用対効果を設定していた場合は、他のパフォーマンス キャンペーンの目標と同等かどうかを評価します。 目標が同等でない場合は、テストを調整する必要があります。P-MAX の自動化では、確保した予算内で目標コンバージョン単価または目標広告費用対効果が達成されるようになります。 推奨事項: 目標コンバージョン単価または目標広告費用対効果の調整後、テストを継続します。 目標が同等である場合は、P-MAX によりコンバージョンが増加し、追加で予算が使われていたことが理由として考えられます。 推奨事項: クロスチャネル戦略の一環として、引き続き P-MAX キャンペーンを実施します。 P-MAX キャンペーンには目標コンバージョン単価または目標広告費用対効果を設定していなかったものの、同等のキャンペーンに設定していた場合、テスト群のパフォーマンスが低下したように見えることがあります。 推奨事項: 目標を設定してテストを再度実施します（アカウントの平均コンバージョン単価または平均広告費用対効果から始めるとよいでしょう）。