オフライン データの診断について

オフライン データの診断により、Google にインポートしたオフライン データをトラブルシューティングできます。オフライン データの診断ページでは、インポートしたコンバージョンと調整に関連する概要情報を 1 か所で確認できます。オフライン データの診断ページでは、アップロードしたデータに、オフライン コンバージョンのレポートを阻むエラーがないか確認できます。オフライン データの診断により、オフライン データの品質と履歴を確認できます。

オフライン データの診断を表示する

オフライン コンバージョン診断を表示するには、アカウントの [コンバージョンの概要] ページに移動します。

  1. オフライン データを使用するコンバージョン アクションのステータス列を表示します。
  2. オフライン データの品質にカーソルを合わせます。コンバージョンのデータ品質の詳細を含むツールチップが表示されます。
  3. [診断に移動] をクリックします。

このページの内容


メリット

  • 1 か所で確認: インポートしたコンバージョンと調整に関する診断情報を、インポート方法に関係なく 1 か所で確認できます。
  • 単一のソース: 優先順位付けされた [アラート] を含む全体的な [データ品質] が 1 つ表示されるため、何とどこを修正すればよいかを特定できます。
  • トラブルシューティングの手順: アラートには、問題の解決に役立つ明確なトラブルシューティングが表示されます。
  • 検証: [履歴] には、過去のアップロード イベントと、エラーが発生したイベントの数が表示されます。

データ品質とアラート

データ品質とは、アカウントに入力したオフライン データの有効性の概要です。データの有効性は、データがどの程度の適切にフォーマットされ、有効であるかによって測定されます。データが適切にフォーマットされているとは、入力したオフライン イベントのフォーマットが正しいことを意味します。有効なデータとは、Google 広告で正しく処理できることを意味します。

データが適切にフォーマットされ、有効であるようにする方法については、以下のオフライン コンバージョン診断を改善するセクションをご覧ください。

データ品質の種類

オフライン診断データのデータ品質には、[非常に良い]、[良好]、[要確認]、[最近のデータなし] の 4 つのタイプがあります。

非常に良い

「非常に良い」とは、オフライン コンバージョン イベントに関するデータの 90% 以上が正しいフォーマットで、有効であることを意味します。データ品質のこのレベルでは、アップロードは完全に最適化されているため、アラートが表示されません。

良好

「良好」とは、オフライン コンバージョン イベントに関するデータの 70~90% が正しいフォーマットで、有効であることを意味します。データ品質のこのレベルには、アラートが表示されますが、アップロードは正常な状態であり、これらのアラートはコンバージョン レポートに大きく影響しない改善内容です。

要確認

「要確認」とは、オフライン コンバージョン イベントに関するデータの 70% 未満が正しいフォーマットで、有効であることを意味します。入力したデータをチェックして、Google 広告で効果的に使用され、フォーマット要件を満たしているかを確認する必要があります。データ品質のこのレベルには、対応が必要で、コンバージョン レポートに大きく影響する可能性のあるアラートが表示されます。

最近のデータなし

「最近のデータなし」とは、過去 28 日間にイベントを受信していないことを意味します。また、インポートしているデータに問題がある可能性もあります。このデータは、コンバージョン レポートと入札結果に影響しないよう、直ちに対応する必要があります。

アラート

インポートしたデータにエラーがある場合、アラートが表示されます。アラートはエラーの種類ごとにグループ化されています。各種エラーは、影響を受けるデータの量の降順で並べ替えられます。

アラートは、データが正しくフォーマットされていないか無効であることが原因で、データが影響を受けているかどうかを示します。発生する可能性のあるエラーとしては、同じアクションを持つコンバージョンの重複、特定のポリシーを遵守していないコンバージョン アクション、最近作成されたコンバージョン アクションなどがあります。


履歴

[履歴] パネルには、過去にアップロードされたイベントとエラーが発生したイベントが表示されます。[履歴] パネルを設定して、日別またはジョブ別にトレンドを表示できます。

[日別] 設定では、過去のデータ品質の全体的な傾向とエラー率を確認できます。オフラインの診断に影響する可能性がある異常と問題を簡単に特定できます。[日別] の設定では、過去 7 日間または過去 30 日間におけるトレンド履歴を確認できます。

[ジョブ別] 設定では、各ジョブのデータ品質とエラーを表示できます。ジョブとは、Google 広告にアップロードされた 1 つ以上のオフライン コンバージョン イベントのバッチです。ジョブは、新しいものが右側、最も古いものが左側に順番に並べられます。[ジョブ別] 設定では、アカウントに最近アップロードした 7 個または 30 個のジョブを表示できます。


オフライン データの診断機能を改善する

オフライン データ診断の有効性は、データの品質によって決まります。質の高い入力データがなければ、オフライン データの診断が成功する可能性に大きく影響を与え、長期的な計画を立てるうえで有用性を失うことになります。オフライン データは、どれほど適切にフォーマットされているか、データがどれほど有効か、プライバシー対策に遵守しているかどうかに基づいて測定されます。

適切にフォーマットされている

適切にフォーマットされているオフライン データとは、データをアカウントに入力する際に正しくフォーマットしていることを意味します。たとえば、個人を特定できる情報は入力時にハッシュ化する必要があります。追加したデータのフォーマットが正しくない場合、Google でそのデータは使用されません。

有効

有効なオフライン データとは、入力したデータが Google 広告で適切に処理できることを意味します。たとえば、診断が正確に行われるように、入力したオフライン イベントを適切にトラッキングできる必要があります。

プライバシー対策

入力するデータが Google 広告のプライバシー ポリシーに準拠していることを確認します。たとえば、アプリを使用している場合、オフライン データは App Tracking Transparency ポリシーに準拠する必要があります。


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