部分一致を使用すると、関連クエリも認識されるため、完全一致とフレーズ一致よりも広範囲のユーザーにリーチできます。これにより、より多くのユーザーにウェブサイトをアピールできるほか、多様なキーワードを網羅するのにかかる時間を節約し、成果を上げているキーワードに重点的に投資できます。部分一致を使用すると、購買意向の高い、関連する検索語句を捉えて、リーチとカバレッジを拡大できます。詳しくは、キーワードのマッチタイプについてをご覧ください。
部分一致のメリット
キャンペーンで部分一致キーワードを活用した場合:
- フレーズ一致や完全一致ではマッチしない、関連性の高い他の検索語句にもリーチを拡大
- スマート自動入札で利用できるデータが増え、自動入札の柔軟性が向上
- 追加のシグナルを使って、拡大する関連語句と購買意向を確実に捕捉
部分一致のご利用手順
部分一致は、すべてのキーワードでデフォルトのマッチタイプです。新しいキーワードの作成時には、そのキーワードを書式なしのシンプルなテキストで入力すれば部分一致キーワードになります。完全一致やフレーズ一致のキーワードを部分一致キーワードに変換するには、[マッチタイプ] 列のプルダウンで [部分一致] を選択します。複数のキーワードのマッチタイプをまとめて変換する手順は次のとおりです。
- Google 広告アカウントにログインします。
- 左側のページメニューで [キーワード] をクリックします。
- 編集するキーワードの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [編集] をクリックします。
- [マッチタイプを変更] を選択します。そして [部分一致にアップグレード] が表示される場合は、それをクリックします。そのオプションが表示されない場合は、[すべてのマッチタイプを変更] をクリックして [部分一致] を選択します。
- [適用] をクリックします。
ヒント:
検索の自動化機能に関するテクニカル ガイドで、Google が使用するシグナル、検索語句とキーワードを一致させる仕組み、自動化によってキーワードのマッチタイプの効果を高める方法、パフォーマンスを向上させる方法についてご確認ください。
注: スマート自動入札と部分一致は併用することが不可欠です。なぜなら検索語句は千差万別で、それぞれの入札単価にはオークション時の固有のコンテキスト シグナルを反映する必要があるからです。スマート自動入札はこうしたシグナルを使って、部分一致でリーチ可能な関連検索のすべてについて、広告主様にふさわしいオークションに限って、適切なユーザーに対して妥当な入札単価で入札するようにしています。詳しくは、スマート自動入札のご利用ガイドをご覧ください。
部分一致の成果の測定
Google の測定リソースでは、部分一致が有効なキャンペーンのパフォーマンスについて分析情報を確認できます。キーワードの最適化や除外キーワードの設定について具体的な方法を調べたり、キャンペーンのキーワードの全体的なパフォーマンスを把握したりできます。