検索語句に関する分析情報について

検索語句に関する分析情報は、ユーザーが Google でお客様のビジネスをどのように検索し、利用しているかを把握するのに役立ちます。選択した期間に広告表示につながった検索語句が検索カテゴリーと検索サブカテゴリーに分類および分析され、それぞれのパフォーマンスの主な指標が提示されます。検索語句に関する分析情報を Google Ads API で利用できるようになりました。詳しくは、お知らせをご確認ください。

この記事では、検索語句に関する分析情報の仕組みと、その確認方法および効果的な使用方法について説明します。

: 検索語句に関する分析情報は、現在、以下のキャンペーン タイプでご利用いただけます。
  • 検索キャンペーン
  • P-MAX キャンペーン
  • ショッピング キャンペーン

このページの内容


メリット

  • 検索語句レポートで個々の検索語句を分析しなくても、意図に基づく検索カテゴリを使えば、ターゲット ユーザーが検索している内容を把握できます。
  • クリエイティブ、ランディング ページ、Merchant Center フィードの説明を改善する最適化案を実施し、上位に上がってきた検索カテゴリや注目のカテゴリを取り入れることで、掲載結果の向上につながります。
  • 最も多くの需要を取り込んでいるキャンペーンと広告グループを検索カテゴリに基づいて特定し、最適化案を適用して需要をさらに取り込むことができます。

検索語句に関する分析情報を確認する

検索語句に関する分析情報には、アカウント単位または個別のキャンペーン単位でアクセスできます。

  1. Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン キャンペーン アイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [分析情報とレポート] プルダウンをクリックします。
  3. [分析情報] をクリックします。
  4. [消費者スポットライト] セクションまで下にスクロールして、[検索語句に関する分析情報] のカードを見つけます。

消費者の興味 / 関心に関する分析情報ページでの関連セクションを示すアニメーション GIF。


仕組み

1. パフォーマンスの向上に寄与している検索カテゴリを確認する

展開されていない消費者インサイト表のユーザー インターフェースのスクリーンショット。

検索カテゴリとは、キャンペーンへのトラフィック増加につながる検索語句のグループです(自動生成されます)。プライバシー上の理由で検索語句レポートに表示されないものを含め、すべての検索語句がグループ化の対象となります。検索カテゴリは、ユーザーの意図のほか、商品とサービスの属性に基づいて自動的に分類されます。

: 費用が低いか、特定できる検索カテゴリがない検索語句は、「他の検索語句」にグループ化されます。

特定された検索カテゴリごとに、トラフィックが発生したキャンペーンと広告グループに加え、以下の集計指標を確認できます。

  • クリック数
  • 表示回数
  • クリック率(CTR)
  • コンバージョン数
  • コンバージョン率
  • コンバージョン値
  • 検索ボリューム(すべての対象国)
  • 検索カテゴリの詳細レポートを表示できます。レポートには、サブカテゴリ レベルでのパフォーマンスと、ユーザーの検索に対してこの検索カテゴリが使用されたエンティティ(キャンペーン、広告グループ、アセット グループ)が示されます

カスタム期間の検索語句に関する分析情報を表示、ダウンロードする

2023 年 3 月以降、任意のカスタム期間の検索語句に関する分析情報を表示できます。カードのヘッダーにある 3 つの日付オプションから期間を選択できます。

カスタム期間の検索語句に関する分析情報をダウンロードする手順は、次のとおりです。

  1. [分析情報] に移動します。
  2. [消費者スポットライト] セクションまで下にスクロールして、カスタム期間を選択します。
  3. ダウンロード ボタン ダウンロード をクリックして、ファイル形式を選択します。
  4. ダウンロードされるファイルは、分析情報ページのビューと同様の構造です。検索カテゴリごとに行と集計された指標が表示され、その後にカテゴリ内の検索サブカテゴリに関するデータ行が複数表示されます。

検索語句に関する分析情報に、上位のカテゴリ 1,000 件だけでなく、すべてのカテゴリとサブカテゴリが含まれるようになります。より多くのデータにアクセスできるようになり、キャンペーンのパフォーマンスをトラッキングしやすくなります。


2. 検索サブカテゴリを活用する

検索カテゴリを展開してサブカテゴリなどを表示すると、特定の検索カテゴリの詳細を確認できます。

: 特定できる検索カテゴリがない検索語句は、「カテゴリに分類されていない検索語句」にグループ化されます。

展開された消費者インサイト表のユーザー インターフェースのスクリーンショット。

検索語句の詳細を開くと、サブカテゴリ、関連付けられた掲載結果の指標、検索語句をまとめた全体リストが表示されます。その語句を使用しているキャンペーン、広告グループ、アセット グループも確認できます。

コンバージョンやクリックの数が少ない検索語句、または検索したユーザーの数があまり多くなかった検索語句は、「他の検索語句」にグループ化されます。

[分析情報] ページ内のスライド アロング ウィンドウを示すスクリーンショット。


3. 学習内容に基づいてキャンペーンとクリエイティブ戦略を更新する

アカウントまたはキャンペーンに対して最も高い需要をもたらす主な検索カテゴリを特定したら、その分析情報を活用してクリエイティブ戦略と最適化戦略を策定します。

  • 特定された最適化案と、検索語句に関する分析情報を併せて使用すると、未開拓の需要を簡単に取り込めます。
  • クリエイティブ戦略とターゲティング戦略を、上位の検索カテゴリに合わせて変更することをおすすめします。
  • キャンペーンでこの新規ユーザーを確実に獲得できるよう、ターゲティングを変更し、予算を引き上げることをおすすめします。

よくある質問

検索語句に関する分析情報のカテゴリとは何ですか?

カテゴリとは、広告表示につながった検索語句が、意図に基づき分類されたものです。各カテゴリのラベルはシステムによって生成され、カテゴリ内にある個々の語句のテーマを最も直感的に表すものとなっています。
各カテゴリに含まれる語句を確認するには、カテゴリの横にある矢印をクリックし、カテゴリを開きます。
黄色でハイライト表示されている、展開された消費者インサイト表のユーザー インターフェースのスクリーンショット。

除外キーワードが、検索カテゴリまたはカテゴリ内の検索語句として表示されるのはなぜですか?

検索語句に関する分析情報の検索カテゴリラベルは、必ずしも検索語句のいずれかであるとは限らず、総合的に語句のグループを最もよく表すものとなっています。検索語句を確認して、それらの検索語句が除外されているかどうかを調べると、ラベルと配信している検索語句のどちらに問題があるのか確認できます。
除外キーワードのマッチタイプの機能は、通常のキーワードのマッチタイプとは異なります。主な違いは、類義語、単語の単数形や複数形、表記のゆれや誤字などの関連パターンも除外の対象に追加する必要があることです。

「Google」を除外キーワードに指定していても、カテゴリに「Google」が表示される場合があります。これはユーザーが除外キーワードによって除外されていない、ブランドに関連する用語「gogle」や「cardboard VR ビューア」などを検索している場合があるからです。
そのため、検索語句に関する分析情報でターゲット除外のキーワードが見つかった場合は、除外キーワード リストに含まれていないスペルミスが原因で広告が配信されていた可能性があります。このような場合、検索語句に関する分析情報には、スペルミスのある検索語句の「修正された」パターンが表示されます。詳しくは、除外キーワードについてをご確認ください。

検索語句に関する分析情報のカテゴリラベルに、ブランド キーワードが表示されるのはなぜですか?

検索語句に関する分析情報のカテゴリラベルは、必ずしも検索語句のいずれかであるとは限らず、総合的に語句のグループを最もよく表すものとなっています。ブランド名が語句の分類を最もよく表すものである場合は、カテゴリラベルとして使用されます。お客様がキャンペーン内で行った設定はすべて保持されます。
広告表示につながった正確な語句を確認するには、個々のカテゴリラベルを開いて、語句を確認します。

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