Apple の iOS 14 ATT ポリシー更新に向けたアプリ デベロッパーの対応のサポート

2021 年 1 月 27 日

Apple がリリースを予定している App Tracking Transparency(ATT)ポリシーでは、他社のアプリやウェブサイト由来の特定の情報を広告目的で使用する際に(たとえすでにユーザーの同意を得ている場合であっても)ユーザーの許可を求めることがデベロッパーに義務づけられます。この記事では、iOS エコシステムにおいて本件の対応方法を模索しているデベロッパーと広告主の皆様を対象に、Google が提供しているサポートについての情報を共有いたします。

Apple の ATT プロンプトが自社のアプリに適しているかどうか検討する

Apple のドキュメントと、適用される法令や規制を確認し、ATT フレームワークを実装することが自社のアプリに適しているか検討しましょう。

iOS アプリ キャンペーンのトラフィック量の変動に備える

Apple の ATT ポリシー発効後は、ご利用の iOS アプリ キャンペーンの広告配信ボリュームに変化が出ることが予想されます。アプリ エンゲージメント キャンペーンについては、リーチが大幅に縮小する見込みです。目標を達成できるよう、各 iOS アプリ キャンペーンのパフォーマンスと配信状況を注視し、必要に応じて予算と入札単価を調整することをおすすめします。

Apple の SKAdNetwork API を実装する

SKAdNetwork は、アプリを宣伝しているさまざまな広告ネットワークで発生したインストールを検証する、Apple の新しいフレームワークです。SKAdNetwork ソリューションは、Firebase 向け Google アナリティクスの最新バージョンにアップグレードすることで、手軽に実装できます。これにより、アプリが自動的に SKAdNetwork によるアトリビューションに登録され、同意したユーザーによる初回起動コンバージョンを測定しやすくなります。別の SKAdNetwork 対応 SDK を使用するか、Apple の SKAdNetwork API を自分で実装する方法もあります。

iOS 14 で Firebase 向け Google アナリティクスを使用する際の、Apple によるアプリのプライバシーに関する詳細情報の扱いに対応する方法については、こちらをご覧ください。

iOS アプリ キャンペーンを集約し、入札方法は目標インストール単価または目標コンバージョン単価のみにする

SKAdNetwork のキャンペーンの制約の範囲内で最大限のパフォーマンスを維持できるよう、iOS アプリ インストール キャンペーンは各 iOS アプリにつき 8 個以内にまとめます。iOS アプリで目標広告費用対効果キャンペーンのベータ プログラムに参加されている場合、該当キャンペーンは一時停止し、新ポリシー施行までに目標コンバージョン単価に戻しましょう。

iOS アプリ キャンペーンのインサイトをレポートで確認する

レポート類のコンバージョン データの表示方法にも変更があります。レポートにおいては、推定コンバージョンの対象が検索から他のチャネルにも広がります。これにより、今後はコンバージョン列(ひいてはインストール数、アプリ内ユーザー行動、コンバージョン値の列)のデータは、推定コンバージョンを含んだ値となります。SKAdNetwork のレポートデータを確認するには、Apple の ATT ポリシー発効後に、[レポート] > [その他] > [SKAN コンバージョン] を参照します。SKAdNetwork のレポートデータは、今後何か月かのうちに Google Ads API でもご利用いただけるようになります。

AdMob の新機能で iOS アプリでの収益化を守る

パブリッシャーとして自社のアプリに広告を表示されている方は、AdMob ヘルプセンターで iOS の収益化レート改善に役立つ提案事項をご確認いただけます。

Learn with Google 教育シリーズで、iOS キャンペーンの管理、入札、測定における最新のイノベーションについて学び、パフォーマンス改善や成長目標の達成に役立てましょう。

Posted by Belinda Langner - アプリ広告担当グループ プロダクト マネージャー

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