macOS でパソコン版ドライブを使用する

macOS でパソコン版ドライブを使用すると、次のことができます。

  • Finder からドライブへのアクセス
  • ローカル ファイルとクラウド ファイルの同期

重要:

macOS にファイルの同期権限を付与する

特定のファイルを同期する場合は、フォルダやデバイスへのアクセス権限を macOS に付与する必要があります。フォルダやデバイスには次のようなものがあります。

  • デスクトップ、ドキュメント、ダウンロードなどのフォルダ
  • リムーバブル ボリュームとネットワーク ボリューム
  • フォト ライブラリ

パソコン版ドライブには以下の権限が必要です。

  • Google ドライブと同期しているフォルダやデバイスにアクセスしたり Google フォトをバックアップしたりするための権限
  • リアルタイム プレゼンスまたは Bluetooth キーを使用してログインする権限

最初に承認が付与されておらず、あとでフォルダまたはデバイスを同期することにした場合は、[システム環境設定] に移動してプライバシー設定を変更します。

  1. パソコンの左上にある Apple メニュー Apple menu 次に [システム設定] 次に [プライバシーとセキュリティ] をクリックします。
  2. [ファイルとフォルダ] または [写真] を開きます。
  3. 権限を切り替えます。

ヒント: 変更を有効にするには、パソコン版ドライブまたはパソコンの再起動が必要になることがあります。

File Provider を使用してドライブ ファイルをストリーミングする

パソコン版ドライブでのファイルのストリーミングに macOS 12.1 以降を使用している場合、パソコン版ドライブでは macOS の File Provider テクノロジーを使用してドライブなどのクラウド ファイル システムの組み込みサポートを提供します。

File Provider を使用していることを確認する

File Provider を使用していることを確認するには:

  1. パソコン版ドライブを開きます。
  2. 設定アイコン 設定 次に [設定] をクリックします。
  3. 右上の設定アイコン 設定 をクリックします。
  4. [Google ドライブのストリーミングの場所] セクションに、「フォルダの場所は macOS によって管理されます。」という通知が表示されていることを確認します。

ヒント: パソコン版ドライブから通知が届き、そこに記載されている [詳細] リンクがこのページにアクセスしている場合は、File Provider を使用しています。

Google ドライブを有効にするよう求めるメッセージが表示される理由

Google ドライブを有効にするには、明示的な承認が必要です。承認する方法は次のとおりです。

  1. Finder を開きます。
  2. 左側の [場所] セクションで [Google ドライブ] をクリックします。
  3. 右上の [有効にする] をクリックします。

ポップアップ ウィンドウで [OK] をクリックして許可することも可能です。

Google ドライブを有効にしないと、パソコン版 Google ドライブを使用してファイルをストリーミングすることはできません。

File Provider を使用してストリーミング ファイルを見つける方法

ストリーミング ファイルを見つけるには:

  1. Finder を開きます。
  2. 左側の [場所] セクションで [Google ドライブ] をクリックします。

ファイルは、実際に使用するまでダウンロードされません。まだダウンロードされていないファイルには、雲のアイコンが付いています。

ヒント:

  • 高度なユースケース(ターミナルなど)では、ファイルを ~/Library/CloudStorage で見つけることができます。
  • アプリケーションの最近のファイルの一覧に表示されているアイテムを開くには、Spotlight 検索または Finder を使って、ファイルの新しい保存場所からアクセスする必要があります。パソコン版ドライブのストリーミング ドライブを参照するファイルパスを明示的に使用するようにアプリケーションを設定した場合、これまでどおりにファイルにアクセスするには、ファイルパスを手動で変更する必要があります。
  • 以前に、コンテンツ キャッシュをセカンダリ ボリュームに保存するように設定していた場合は、ホーム ディレクトリと同じボリュームにコンテンツが移動します。

この機能は、これまで使用していた機能とどう違うのですか?

  • ファイルにアクセスする場所が異なります。アクセスする場所は macOS が管理します(上記をご参照ください)。
  • リンクの表示場所が Finder のサイドバーの [よく使う項目] から [場所] に移動します。リンクを削除した場合、FInder の設定でもう一度追加することはできません。
  • Google ドライブ フォルダでファイルを出し入れすると、デフォルトでは、それらのファイルはコピーが作成されるのではなく移動します。
  • Spotlight 検索では、ドライブのコーパスのサブセット(ダウンロードしたファイルも含む)のみを対象に検索が実行されます。ドライブのコーパス全体を対象に検索を実行するには、パソコン版ドライブの検索ツールまたはドライブのウェブサイトを使用してください。
  • 同期を一時停止すると、ファイルをダウンロードできなくなります。
  • パソコン版ドライブが起動していないときでも、ダウンロードしたファイルやローカルで作成したファイルへのアクセスは可能です。
  • キャッシュ保存は、使用可能なディスク空き容量に応じて制限されます。空き容量を増やすために、固定が解除されたファイルは OS によって自動的に削除されます。詳しくは、ストリーミング ファイルのコンテンツ キャッシュをご覧ください。
  • QuickLook でプレビューできるのは、ダウンロードしたファイル(雲のアイコンが付いていないファイル)に限られます。
File Provider 使用時のドラッグ &ドロップ動作を理解する

Finder でフォルダやファイルをドラッグ&ドロップすると、そのアイテムは元の場所から新しい場所に移動されます(両方の場所が同じディスク ボリュームにある場合)。この動作は、パソコン版ドライブでファイルをストリーミングしている場所にアイテムをドラッグして入れる、または出す場合も同様です。

ヒント: ファイルまたはフォルダをコピーするには、Option キー を押しながら別の場所にドラッグします。

File Provider での起動の失敗のトラブルシューティング

ファイル プロバイダを初期化する際にエラーが発生すると、Google ドライブを起動できません。このエラーは macOS によるエラーです。このエラーが発生した場合、以下の操作を行います。

  1. macOS オペレーティング システムを最新バージョンに更新する
  2. パソコンを再起動します。

関連リソース

さらにサポートが必要な場合

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