ドメインを登録するには、Google Domains などの登録事業者をご利用ください。Google Domains は、Google Registry などのレジストリと連携して、個人や企業のドメイン名を取得します。
レジストリと登録事業者の違い:
- レジストリ: 管轄下にある特定のドメイン末尾を持つドメインとサブドメインの管理データを管理する組織です。管理データには、各ドメインのネームサーバーのアドレスを含むゾーンファイルなどがあります。
- 登録事業者: 1 つ以上のレジストリにおいてドメイン名の登録を管理する組織です。
ICANN は、レジストリと登録事業者を監督します。レジストリおよび登録事業者について詳しくは、InterNIC および IANA をご覧ください。この 2 つの組織は ICANN によって運営されています。
登録者とは、ドメインの保持者として登録された個人や組織です。登録者は、登録期間中、ドメインの「権利」を保有します。ドメインの登録は無期限に、一度に最長 10 年まで更新できます。登録者はドメインの「所有者」とみなされます。
Google Domains は登録事業者です。登録事業者は、登録者(ドメイン所有者)、レジストリとともにドメイン登録の業務を行います。
登録事業者は以下のことを行います。
- ドメイン名を販売する
- 登録サービスを提供する
- ドメインに適用されるその他の付加価値サービスを提供する
InterNIC は、信任された登録事業者のディレクトリを www.internic.com/regist.html で管理しています。
登録は、登録者が登録事業者に対してドメインを登録する処理です。登録者は、1 年から 10 年の期間、ドメインを登録できます。登録期間が終了すると、登録者はその登録を更新または延長できます。登録事業者に WHOIS データベースに含めてもらうために、登録者は連絡先情報を提供する必要があります。
レジストリは、トップレベル ドメイン(.com など)の下にある第 2 レベル ドメイン(google.com、example.com など)の登録者情報が入ったデータベースです。
レジストリ事業者は、1 つ以上のトップレベルまたはそれ以下のレベルのドメインに関する管理情報を保持する組織です。たとえば、Verisign は、.com、.net、.name といった数種類のトップレベル ドメインを管理しています。レジストリ運用者は、ICANN を通じてトップレベル ドメインを運用する権限を付与されています。
詳しくは、ドメイン名登録におけるレジストリの役割をご覧ください。