全角文字を 2 文字として数えて、テキスト内で文字列が最初に見つかった位置を返します。
使用例
SEARCHB("新", "謹賀新年", 2)
構文
SEARCHB(検索文字列, 検索対象のテキスト, [開始位置])
検索文字列
-検索対象のテキスト
内で検索する文字列です。検索対象のテキスト
-検索文字列
が最初に現れる位置の検索を行うテキストです。開始位置
- [省略可 - デフォルトは1
] -検索対象のテキスト
内で検索を開始する文字位置です。
メモ
検索文字列
が見つからない場合は #VALUE! エラー値が返されます。検索文字列
と検索対象のテキスト
は逆の順序で指定しないでください。逆にすると #VALUE! エラーが返される可能性が高くなります。指定する引数の順序はSPLIT
関数やSUBSTITUTE
関数などの他のテキスト関数とは異なります。- 検索に一致する結果が返されなかった場合は、
IFERROR
などの関数を使用して検証することをおすすめします。 - ワイルドカード文字の疑問符(?)とアスタリスク(*)を
検索文字列
で使用できます。疑問符は任意の 1 文字を、アスタリスクは任意の文字列を意味します。実際の疑問符やアスタリスクを検索する場合は文字の前にチルダ(~)を入力するか、FINDB
を使用してください。 - 標準文字セット(半角文字セット)には
SEARCH
、全角文字セット(日本語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、韓国語など)にはSEARCHB
を使用してください。
関連項目
SEARCH
: 大文字小文字を区別せずに、特定の文字列がテキスト内で最初に現れる位置を返します。
REPLACE
: テキスト文字列の一部を別のテキスト文字列に置き換えます。
REGEXREPLACE
: 正規表現を使用して、テキスト文字列の一部を別のテキスト文字列に置き換えます。
REGEXMATCH
: 正規表現に一致するテキストの一部を検索します。
SUBSTITUTE
: 文字列内の既存のテキストを新しいテキストに置き換えます。
SPLIT
: 指定した文字または文字列の前後でテキストを分割し、各部分を同じ行の別のセルに表示します。
FIND
: 大文字小文字を区別して、特定の文字列がテキスト内で最初に現れる位置を返します。
FINDB
: 全角文字を 2 文字として数えて、テキスト内で文字列が最初に見つかった位置を返します。