第三者のトラッキング サービスとダイナミック タグ

ダイナミック タグは、ウェブサイトでのアクティビティをトラッキングする第三者ツールを統合し、コンバージョンが発生するとリアルタイムで第三者に通知できるようにするものです。ダイナミック タグを使用すると、Floodlight 対応のウェブページに動的に HTML コードを挿入できるため、第三者のトラッキング サービスを利用しやすく、関連コードを最新の状態に維持できます。特にアフィリエイト マーケティングの場合、ウェブサイトのパブリッシャーは広告主の指定した方法で送信したコンバージョン数に基づいて支払いを受けるため、Floodlight は便利です。

デフォルトタグは、Floodlight タグの配信のたびに配信されます。たとえば、第三者のトラッキング サービスを使用する場合、デフォルトタグを使用してトラッキング コードを挿入できます。後でコードを変更する必要が生じても、ウェブサイトを変更する必要はありません。代わりに、ディスプレイ&ビデオ 360 で直接変更できます。

ダイナミック タグを有効にする

ダイナミック タグは、それぞれの広告主に対して [基本情報] タブで有効にします。

ダイナミック タグを配信するには、イメージタグではなく、Google タグまたは iframe タグを使用する必要があります。サイトで Google タグや iframe タグを実装できない場合は、代わりにタグの JavaScript バージョンを使用できます(JavaScript Floodlight タグの詳細についてご覧ください)。

ダイナミック タグの配信を停止する

ダイナミック広告の配信を停止するには複数の方法があります。

方法 1: アクティビティからダイナミック タグを削除する

1 つの Floodlight アクティビティのみでダイナミック タグの配信を停止する場合は、そのアクティビティのダイナミック タグを削除します。こうすると、Floodlight アクティビティは引き続き機能しますが、ダイナミック タグは配信されなくなります。タグの再設定は不要です。

方法 2: イメージタグでタグを再設定する

広告主のウェブページのタグをイメージタグに変更すると、ダイナミック タグの配信を停止できます。方法は次のとおりです。

  1. イメージタグを使用するように Floodlight アクティビティを設定します。

  2. イメージタグをウェブサイト管理者に送信して実装します。

アクティビティをイメージタグに変更しただけでは、ダイナミック タグの配信は停止しません。既存の Google タグや iframe タグでは引き続きダイナミック タグが配信されます。ダイナミック タグの配信を停止するには、イメージタグを使ってタグを再設定する必要があります。

方法 3: Google タグのダイナミック タグを無効にする

Google タグには allow_custom_scripts というパラメータがあります。このパラメータを true に設定すると、ダイナミック タグが有効になります。このフィールドの値は、関連付けられたディスプレイ&ビデオ 360 の Floodlight アクティビティに指定されたダイナミック タグの設定よりも優先されます。イベント スニペットでダイナミック タグをサポートしない場合は、このフィールドを false に設定するか、イベント スニペットからこのフィールド自体を削除してください。

方法 4: Floodlight タグをすべて削除してダイナミック タグを停止する

すべてのウェブサイトから完全に Floodlight タグを削除する方法でも、ダイナミック タグを停止できます。この場合、ダイナミック タグだけでなく、Floodlight アクティビティ全体を停止することになります。

制限事項

  • パブリッシャーのダイナミック タグはサポートされていません。

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