YouTube の効率的なリーチ広告申込情報では、インプレッションを効率的に獲得できるように最適化されたスキップ可能なインストリーム広告、バンパー広告、インフィード広告、YouTube ショート広告を使って、YouTube とウェブ全体でユーザーにリーチできます。スキップ不可の広告と比べて、効率的なリーチ広告申込情報は、より低い CPM でより多くのインプレッションを配信できるように最適化され、広告申込情報の設定に基づいてリーチの拡大やフリークエンシーの増加が見込まれます。
YouTube の効率的なリーチ広告申込情報について
YouTube リーチ広告申込情報の入札単価は、目標インプレッション単価(CPM)制で設定します。この単価制では、1,000 回の広告表示に対してお支払いいただける金額(目標インプレッション単価)を設定します。ディスプレイ&ビデオ 360 では、設定された目標インプレッション単価を基に、できるだけ多くのインプレッションを獲得できるように入札単価が最適化されます。一部のインプレッションでは費用が目標インプレッション単価を上回ったり下回ったりする場合もありますが、全体としては広告申込情報の平均インプレッション単価が、設定された目標インプレッション単価と同額以下となるように調整されます。
YouTube の効率的なリーチ広告申込情報を作成する
広告申込情報を作成する
- 既存の広告掲載オーダーの画面を開くか、新しい広告掲載オーダーを作成します。
- 広告掲載オーダーで、[新しい広告申込情報] をクリックします。
- [YouTube とパートナーの動画] を選択します。
- 広告申込情報に関する次の情報を入力します。
- 広告申込情報の [名前] を付けます。
- 目標として [ブランド認知度とリーチ] を選択します。
- 広告申込情報のサブタイプとして [効率的なリーチ] を選択します。これは、バンパー広告、スキップ可能なインストリーム広告、YouTube ショート広告の組み合わせになります。
- [次へ] をクリックします。[広告フォーマット] は、選択した広告申込情報のサブタイプに基づいて入力されます。[インフィード広告と YouTube ショート広告を含める] を選択した場合は、個々の広告フォーマットの選択を解除できます。広告フォーマットを除外すると、リーチが制限される場合があります。
広告申込情報を設定する
- [ターゲティング] には、広告枠ソースとデバイスのターゲティングが自動的に設定されます。広告申込情報レベルの他のターゲティング オプションを設定するには、[ターゲティングを追加] をクリックします。広告申込情報の広告グループでは、さらに別の種類のターゲティングを設定できます。
モバイル デバイス ターゲティングと入札単価調整
デバイス ターゲティングでは、ユーザーが使用しているデバイスに基づいて広告のターゲットを設定できます。編集するには、鉛筆アイコン をクリックし、ターゲティングに含めるデバイスのチェックボックスをオンにします。
デバイスタイプごとに視聴単価を変えて入札する場合は、鉛筆アイコン をクリックしてデバイス ターゲティングを編集し、[詳細設定] をクリックして、タブレット、スマートフォン、パソコン、コネクテッド テレビ向けの入札単価調整比を設定します。例: 標準の入札単価が CPV 10 円のときに、スマートフォンの入札単価を CPV 12 円とする場合は、スマートフォンの単価調整比を 20% に設定します。 -
広告申込情報の設定を行います。
- カスタムの掲載期間を設定するか、広告申込情報の広告掲載オーダーと同じ日付を使用します。
- 広告申込情報の予算とペースの設定を入力します。広告申込情報を保存すると、日付と掲載期間の切り替えはできなくなります。ただし、予算額の更新は可能です。
- (省略可)広告申込情報のフリークエンシー キャップを選択します。ディスプレイ&ビデオ 360 のフリークエンシー キャップについて
- (省略可)広告申込情報に商品フィードを追加します。
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(省略可)広告申込情報に関連動画を追加します。YouTube 広告の下に関連動画のリストが表示されます。
広告グループと広告を作成する
- [新しい広告グループを作成] をクリックして、広告申込情報の広告グループを設定します。
- 広告グループの名前を入力します。
- [ターゲティングを追加] をクリックして、広告グループレベルのターゲティングを設定します。詳しくは、YouTube とパートナーの広告申込情報のターゲティング オプションをご覧ください。選択した広告フォーマットによっては、一部のデバイス ターゲティング オプションが無効になる場合があります。
- 目標インプレッション単価を設定します。これは 1,000 回の広告表示に対してお支払いいただける平均金額です。
- [広告を新規作成] をクリックし、クリエイティブとして使用する YouTube 動画を選択するとともに、ランディング ページを設定します。
- 広告の名前を入力します。
- [動画] で YouTube の動画を検索するか、YouTube の URL を貼り付けます。広告フォーマットは、動画クリエイティブの長さに基づいて自動的に決定され、[プレビュー] に表示されます。
- (省略可)[プレビュー] で、次のいずれかを行い、広告をプレビューします。
- [すべてのフォーマット] プルダウンをクリックして、広告フォーマットごとにプレビューを変更します。
- ネットワークを選択すると、さまざまなチャンネルに表示される広告フォーマットを確認できます。
- デバイス アイコンを選択すると、さまざまなデバイスでの広告のプレビューが表示されます。
- [YouTube で広告をプレビュー] をクリックすると、YouTube.com で広告のライブプレビューが表示されます。
- [リンクをコピー] をクリックして、YouTube に表示される広告の URL をコピーします。このリンクの横にある矢印をクリックすると、作成した広告の後に再生する動画を設定できるパネルが開きます。
- [コンパニオン バナー] で、[コンパニオン バナーなし] または [自分の画像をアップロード] を選択します。
- 広告のランディング ページ URL を入力します。広告の表示 URL をカスタマイズするには、ランディング ページのドメインに追加する、最大 2 つの単語を指定します。
- 行動を促すフレーズのテキストを入力します。スペースを含めて半角 10 文字(全角 5 文字)まで使用できます。行動を促すフレーズは、ランディング ページ URL として指定したウェブサイトにユーザーを呼び込むための説得力のあるメッセージにします。
- (省略可)[広告見出し] に、商品やサービスを宣伝する広告見出しを入力します(スペースを含めて半角 15 文字(全角 7 文字)まで)。
- [インフィード広告と YouTube ショート広告を含める] を選択した場合は、長い広告見出しと説明文を追加します。長い見出しは半角 90 文字(全角 45 文字)まで、説明文は半角 70 文字(全角 35 文字)まで使用できます。
- (省略可)[クリック トラッカー URL] で第三者クリック トラッキングを設定します。クリック トラッカーは、ランディング ページ URL と同じ URL にリダイレクトされる必要があります。キャンペーン マネージャー 360 をご利用の場合は、キャンペーン マネージャー 360 の拡張指標の収集に使用する既存のトラッキング広告を選択できます。
- [広告を作成] をクリックします。
- 複数の広告を使用する場合は、もう一度 [広告を新規作成] をクリックして、上記の手順を繰り返します。この場合、広告は視聴回数に基づいて最適な割合でローテーション表示されます。短い動画広告(6 秒以下)と長い動画広告(7 秒以上)を少なくとも 1 つずつ追加し、ショート動画を使用する場合は縦向き広告(5 秒以上)を追加すると、同じ予算でリーチを拡大できます。
- [広告グループを作成] をクリックします。
- [作成] をクリックして、新しい広告申込情報を保存します。
YouTube 効率的なリーチ広告申込情報のレポート
YouTube 効率的なリーチ広告申込情報では、通常の YouTube とパートナーの広告申込情報と同じレポート オプションを使用できます。詳細
制限事項
- マルチフォーマット広告(ショート動画を含む)を使用する場合は、YouTube ショート動画の長さが 5 秒以上である必要があります。YouTube ショート環境では、60 秒を超える広告はループ再生されます。クリックすると動画全体を表示する再生ページを開くオプションが 50 秒のところで表示されます。
- マルチフォーマット広告(動画アクション、動画視聴、効率的なリーチのサブタイプなど)を使用している YouTube とパートナーの広告申込情報では、第三者測定のサポートは制限されています。詳しくは、測定パートナーの担当者にお問い合わせください。