ディスプレイ&ビデオ 360 では、動画広告枠の分類にデジタル コンテンツ ラベルが使用されます。これは、ウェブやアプリのコンテンツの対象視聴者を分類するラベルです。
デジタル コンテンツ ラベル
- DL-G: 一般の視聴者に適したコンテンツです。
- DL-PG: 保護者の監督付きであれば、ほとんどの視聴者に適したコンテンツです。
- DL-T: 13 歳以上の視聴者に適したコンテンツです。
- DL-MA: 成人のみに適したコンテンツです。
- 未評価: 未評価のコンテンツです。
コンテンツにデジタル コンテンツ評価が付けられていない場合は、次の理由が考えられます。
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サイトが比較的新しい: 新しいサイトの場合、データの量が不十分でサイトを分類できないことがあります。こうしたサイトには通常 1 か月経てばデジタル コンテンツ評価が付きます。
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サイトの URL が「マスク」されている: サイト運営者によってはインプレッションの URL を公開していない場合があり、そうしたサイト運営者の URL に評価を付けることはできません。
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半匿名広告枠: 「半匿名」の広告枠にはあらゆるデジタル コンテンツ評価が考えられます。広告枠を販売するサイト運営者が、入札リクエスト URL の背後ですべての URL を ディスプレイ&ビデオ 360 と共有している場合、広告枠は半匿名と言えます。このようなサイト運営者の広告枠には、その広告枠の最も低いブランド安全性に応じた評価が付けられます。
たとえば、半匿名のサイト「
semi-transparent-site-123.com
」に次の URL の広告枠があるとします。abc.com
(DL-G)cbs.com
(DL-G)anothersite.com
(DL-T)
これらの広告枠のブランド安全性のうち最も低いものは「DL-T」なので、「
semi-transparent-site-123.com
」は「DL-T」と評価されます。
この技術は本来 YouTube 用に開発されたものですが、この評価階層を使用して、ソースに関係なく ディスプレイ&ビデオ 360 で利用可能なすべての広告枠をターゲットに設定したりフィルタリングしたりできます。
デジタル コンテンツ ラベルに基づいて広告枠をフィルタリングする
デジタル コンテンツ ラベルに基づいて動画広告枠をフィルタリングするには:
- 広告申込情報または広告掲載オーダーを開き、[ブランド保護] ターゲティングのページに移動します。
- [デジタル コンテンツ ラベル] セクションで、ターゲットとするデジタル コンテンツ ラベルを選択します。
特定のデジタル コンテンツ ラベルをターゲットに設定していない場合、広告申込情報では、評価付きと未評価の両方を含むすべての広告枠に入札することになります。