位置ターゲティングを使用すると、他のコンテンツとの関連でどこに広告を表示するかを管理できます。たとえば、ウェブページのテキスト内の位置や、動画ストリーム内の位置などを指定できます。
広告掲載オーダーレベルで、次の位置ターゲティングの項目から選択できます。
広告申込情報タイプごとに、その広告申込情報の広告枠とフォーマットに固有の位置ターゲティングの項目が表示されます。たとえば、ディスプレイ広告申込情報の場合、動画やオーディオに関する設定は表示されません。
画面上の位置
画面上のどこに広告を表示するか(スクロールせずに見える範囲かスクロールしなければ見えない位置か、など)に基づいてターゲティングを設定する場合は、このオプションを使用します。
すべての広告枠が「スクロールせずに見える範囲」と「スクロールしなければ見えない位置」のどちらかに設定されているわけではありません。これら 2 つの設定だけ(いずれか 1 つまたは両方)を選択すると、広告の掲載位置が「不明」の場合は広告申込情報を配信できなくなります。
画面上の目立つ位置にのみ広告を配信する場合は、「スクロールしなければ見えない位置」と「不明」の位置を除外します。
コンテンツ内の位置
他のコンテンツとの関連でどこに広告を表示するか(ディスプレイやアウトストリーム動画の場合はインバナーや記事内、インストリーム オーディオの場合はプレロールなど)に基づいてターゲティングを設定する場合は、このオプションを使用します。
項目は広告枠のタイプに応じて異なります。
ディスプレイ、動画アウトストリーム
- 記事内: ページ内の段落と段落の間に表示される広告です。
- インフィード: スクロール可能なコンテンツのストリームに表示される広告です。フィードの例としては、編集コンテンツ(記事やニュースの一覧など)やリスティング(商品やサービスの一覧など)があります。
- インタースティシャル: コンテンツの読み込み前、またはコンテンツの読み込みの合間に表示される広告です。
- インバナー: ページの上部と横に表示される広告です。
- 不明: 位置が不明な広告です。この項目を含めると広告申込情報のリーチを最大化できます。
オーディオ、動画インストリーム
- プレロール: コンテンツのストリーミング前に再生される広告です。
- ミッドロール: コンテンツのストリーミング途中で再生される広告です。
- ポストロール: 動画コンテンツの最後に再生される広告です。
- 不明: オーディオでのみ使用できます。
ネイティブ
- 記事内: ページ内の段落と段落の間に表示される広告です。
- インフィード: スクロール可能なコンテンツのストリームに表示される広告です。フィードの例としては、編集コンテンツ(記事やニュースの一覧など)やリスティング(商品やサービスの一覧など)があります。
- 周辺: ページのメイン コンテンツ以外の場所(ページの右側や左側など)に表示される広告です。
- 推奨: おすすめのコンテンツのセクションに表示される広告です。
- 不明: 位置が不明な広告です。この項目を含めると広告申込情報のリーチを最大化できます。
インストリーム動画広告について
インストリーム動画広告は、プレーヤー内の動画広告タグを使用して、外部動画プレーヤーに表示されます。インストリーム広告は通常、プレーヤーの設定に応じて、プレーヤーで再生がクリックされたとき、または自動で再生されます。インストリーム広告は動画内の任意の位置に表示できます。たとえば、コンテンツの開始前(プレロール)、コンテンツ間の特定のキューポイント(ミッドロール)、コンテンツの終了後(ポストロール)などです。動画コンテンツは、広告が終了すると再開します。
その他のインストリーム広告の主な特長は次のとおりです。
- インストリーム動画広告はあらゆる動画広告サイズで配信できます。
- VAST タグと VPAID タグの両方に対応しています。
- YouTube によるホスティングは、オークションと純広告の両方でサポートされています。
- YouTube のインストリーム動画広告は、スキップ可能またはスキップ不可に設定できます。
アウトストリーム動画広告について
アウトストリーム動画広告は、モバイルサイトやモバイルアプリに表示されるスキップ不可の広告です。コンテンツに紐づけられておらず、動画プレーヤーから独立して配信されます。アウトストリーム動画広告は、従来の Google パブリッシャー タグ(GPT)を使用して、コンテンツ間またはコンテンツの前に配信されます。視認範囲のインプレッションに対してのみ料金が発生します。
アウトストリーム動画広告は、広告ユニットの 50% が表示領域に入ると自動再生され、表示領域から出ると停止します。ただし、ユーザーが再生または一時停止を押して動画を操作した場合を除きます。音声はデフォルトでミュートになっているため、音声を聞くにはクリックするかタップする必要があります。広告が終了すると、広告ユニットはリプレイボタンとともにページに残ります。
その他のアウトストリーム広告の主な特長は次のとおりです。
- アウトストリーム動画広告はページのメイン コンテンツにのみ配信されます。サイドバー、ヘッダー、フッターには配信できません。
- 視認可能なインプレッション(請求対象のインプレッション)がカウントされるのは、広告の領域の 50% 以上が、ディスプレイ広告であれば画面に 1 秒以上、動画広告であれば 2 秒以上表示された場合です。
- アウトストリーム動画広告は、長辺と短辺をどちらも 256 ピクセル以上にする必要があります。例外として、300x250 と 320x180 の広告は使用できます。
- アスペクト比は、横向き広告の場合は 4:3 または 16:9、縦向き広告の場合は 3:4 または 9:16 にする必要があります。これ以外のアスペクト比の広告は配信されません。
- アウトストリーム動画広告の配信には、VAST タグのみ使用できます。VPAID タグには対応していません。
- YouTube によるホスティングは、オークションや純広告ではサポートされていません。