クリエイティブの審査が完了すると、[クリエイティブのステータス] タブと、広告主のクリエイティブのリストの [ディスプレイ&ビデオ 360 のステータス] 列および [エクスチェンジ ステータス] 列にステータスが表示されます。クリエイティブが不承認となったか、配信可能で、制限付きのポリシーラベルが付けられている場合は、再審査請求を送信できる場合があります。再審査請求には次の 2 種類があります。
- 承認に向けて再送信: クリエイティブが不承認となり、ディスプレイ&ビデオ 360 の外部で問題を解決した場合。
- 判定に対して異議申し立てを行う: 同意できないポリシー制限がクリエイティブに適用されている場合。
再審査請求を行う前に
留意点:
- クリエイティブの再審査請求は 8 時間に 1 回のみ行うことができます。
- 再審査を請求できるのは、1 つのクリエイティブにつき 3 回までです。再審査請求の残り回数は、クリエイティブを選択して [再審査を請求] をクリックすると確認できます。
- クリエイティブを承認に向けて再送信すると、クリエイティブのステータスが [不承認] から [保留] に変わります。クリエイティブに関する決定に異議を申し立てた場合、再審査請求の間、クリエイティブのステータスは変化しません。ステータスが配信可能または承認済みでない場合、クリエイティブは配信できません。広告申込情報に割り当てられているクリエイティブがすべて保留中の場合、その広告申込情報は使用できません。
承認に向けて再送信する
クリエイティブの内容と無関係な理由でクリエイティブが不承認となった場合は、クリエイティブの外部で変更を行って問題を解決する必要があります。
一般的な不承認の理由には次のものがあります。
- ランディング ページ: 広告のランディング ページが特定のポリシーに準拠していない場合や、最初の審査の際に機能していなかった場合、ランディング ページを修正するか、別のランディング ページ URL を使用する必要があります。
- 認定を受けていない: 一部の制限されている商品とサービスについては、認定を受けた広告主しか広告を配信できません。
ポリシーに沿って必要な変更を加えたら、次の手順で、不承認となったクリエイティブの再審査を申請します。
1 つのクリエイティブを再送信する
1 つのクリエイティブを再送信するだけの場合は、次の手順を行います。
- 再送信するクリエイティブを開きます。
- [クリエイティブのステータス] をクリックします。
- [再審査を請求] をクリックします。再審査請求ウィンドウが開きます。
- 再審査請求の種類として [承認に向けて再送信] を選択します。
- 承認に向けて再送信するエクスチェンジを選択します。再送信は、対応しているエクスチェンジ(ディスプレイ&ビデオ 360、Google アド マネージャー、Xandr - Monetize SSP)にのみ行うことができます。
- [送信] をクリックします。
クリエイティブの再送信の対象となるすべてのポリシーラベルが審査されます。
複数のクリエイティブを再送信する
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広告主の画面を開き、左のメニューの [クリエイティブ] [クリエイティブ] をクリックします。
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承認に向けて送信するクリエイティブを選択します。
- [再審査を請求] をクリックします。再審査請求ウィンドウが開きます。
- 再審査請求の種類として [承認に向けて再送信] を選択します。
- 承認に向けて再送信するエクスチェンジを選択します。
- [送信] をクリックします。
選択したクリエイティブの再送信の対象となるすべてのポリシーラベルが審査されます。
ポリシーに基づく判定に異議申し立てを行う
ポリシーに関する判定に誤りがあると思われる場合は、ディスプレイ&ビデオ 360 から直接、異議申し立てを行うことができます。
1 つのクリエイティブのポリシーに関する判定について異議申し立てを行う
- 異議申し立てを行う不承認となったクリエイティブを開きます。
- [クリエイティブのステータス] をクリックします。
- [再審査を請求] をクリックします。再審査請求ウィンドウが開きます。
- 再審査請求の種類として [判定に対して異議申し立てを行う] を選択します。このオプションを選択できない場合は、クリエイティブが異議申し立ての対象になっていません。再審査を請求できない理由をご確認ください
- クリエイティブに複数のポリシーラベルがある場合は、異議申し立てを行うポリシーラベルを選択します。
- [送信] をクリックします。
複数のクリエイティブのポリシーに関する判定について異議申し立てを行う
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広告主の画面を開き、左のメニューの [クリエイティブ] [クリエイティブ] をクリックします。
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ポリシーに関する判定について異議申し立てを行うクリエイティブを選択します。
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[再審査を請求] をクリックします。再審査請求ウィンドウが開きます。
- 再審査請求の種類として [判定に対して異議申し立てを行う] を選択します。このオプションを選択できない場合は、選択しているどのクリエイティブも異議申し立ての対象ではありません。再審査を請求できない理由をご確認ください。
- クリエイティブごとに、異議申し立てを行うポリシーラベルを選択します。異議申し立ての対象にしたクリエイティブの一部が表示されない場合、そのクリエイティブは異議申し立ての対象ではありません。
- [送信] をクリックします。
再審査請求のステータスを確認する
再審査請求の状況は [ポリシーの概要] ページで確認できます。ほとんどの場合、審査は 1 営業日以内に完了します。この期間内に審査のステータスを確認するためにサポートに連絡しないでください。
- 広告主の画面を開き、左のメニューにある [クリエイティブ] [ポリシーの概要] をクリックします。再審査請求を行った広告またはクリエイティブの詳細が表示されます。このリストには、YouTube 広告とその他のクリエイティブ タイプの両方が含まれています。
- 審査が完了すると、再審査請求のステータスが [完了] になり、[完了] 列に日付が表示されます。
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[結果] 列には、完了したポリシーに関する再審査請求の結果が表示されます。
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受理: この再審査請求に含まれるすべての広告に対して異議が認められ、ポリシーラベルが削除されました。
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部分的に受理: YouTube 広告枠について、審査された広告のうち少なくとも 1 つからポリシーラベルが削除されました。 他のすべての広告枠について、少なくとも 1 つのポリシーラベルが削除されました。他にもまだ広告に適用されているポリシーがあり、配信が制限されている場合は、各ポリシーをご確認のうえ、判定に同意できないときは再審査を請求できます。
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エラーが発生しました。もう一度お試しください: 再審査請求リクエストの処理中に問題が発生しました。もう一度お試しください。
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却下: 広告またはクリエイティブに関する再審査請求がすべて却下されました。各広告またはクリエイティブのフィードバックを確認して、問題を修正します。
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[重複]: 同じ広告についてすでに再審査請求が行われており、現在処理中のため、この再審査請求は処理されませんでした。
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[再審査請求の再試行の上限回数を超えました]: 同じ再審査請求が繰り返し送信されています。このステータスが表示された場合は、カスタマー サポートに、新しい再審査請求の手続きについてお問い合わせください。
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再審査を請求できない理由
クリエイティブの再審査を請求しようとしたときに、クリエイティブが審査対象とならない場合があります。このエラーが発生する一般的な理由としては以下が挙げられます。
- クリエイティブが承認され、ポリシーラベルが適用されていない。
- クリエイティブは現在審査中で、クリエイティブのステータスが「保留」になっている。審査が完了するまで待ちます。
- キャンペーン マネージャー 360 でタグが無効である。この問題を解決するには、キャンペーン マネージャー 360 でプレースメントを修正します。
- クリエイティブは配信可能で、異議申し立ての対象にならない制限付きのポリシーラベルが適用されている。
- 1 回の一括操作で 100 個以上のクリエイティブの再審査を請求しようとした。100 個以下のクリエイティブを選択します。
- クリエイティブに対する再審査請求が上限の 3 回に達した。
クリエイティブが再審査の対象にならない理由を確認する
クリエイティブが対象外である具体的な理由は、[クリエイティブのステータス] タブで確認できます。
- クリエイティブを開きます。
- [クリエイティブのステータス] をクリックします。
- ページ下部の [再審査を請求] ボタンを探します。ボタンが無効な場合、そのクリエイティブは再審査を請求できません。ボタンにカーソルを合わせるか、選択すると、理由が表示されます。