Floodlight データを使用して、カスタム入札アルゴリズムに情報を提供するスクリプト例を紹介します。
Floodlight タグのセールス収益
Floodlight セールスタグの total_conversion_value でトラッキングされるセールス収益を重視して最適化を行うカスタム入札スクリプトを作成できます。
実際の例
e コマースの広告主が、トランザクションの合計数ではなく、トランザクションの価値を重視した最適化を希望しています。この場合は、Floodlight セールスタグを使用して購入手続きの確定とトランザクションの価値をトラッキングします。
スクリプト例
Floodlight を組み合わせたコンバージョンの重み付け
sum_aggregate を使用して複数のコンバージョンの値を合計することにより、それぞれ価値の異なる 3 つのコンバージョン アクティビティを重視した最適化を行うことができます。
- インプレッションから複数の種類のコンバージョンが発生した場合: そのインプレッションに起因するコンバージョンの価値が合計されます。
- インプレッションから同じアクティビティ ID のコンバージョンが複数回発生した場合: 合計のコンバージョン数にコンバージョンの重み付けを掛けた値が割り当てられます。
実際の例
- 自動車メーカーがミニバン、SUV、セダンの商品ページでコンバージョンをトラッキングしています。この場合は、車種ごとに異なる値を割り当て、その値に基づいて最適化します。
- 非営利団体が、貴重な寄付イベントを重視した最適化を希望しています。この場合は、トラフィックを集めるために、その前期階のアクティビティを追加して低めの重み付けを割り当てます（「組織の詳細」や「活動を支援する方法」のクリックなど）。
スクリプト例
複数のコンバージョン アクティビティを最適化する方法
複数のコンバージョン アクティビティを最適化するには、さまざまな方法があります。
- 重み付けするコンバージョン アクティビティの数を変更するには、新しい条件を削除または追加します。
- 最も高いコンバージョン イベントの値を割り当てるには、
max_aggregateを使用します。 - スクリプト内の順序に基づいて、最初に一致したコンバージョン イベントの値を割り当てるには、
first_match_aggregateを使用します。
スクリプト例
スクリプト例
カスタム Floodlight 変数
conversion_custom_variable を使って、1 つの Floodlight アクティビティの 1 つのカスタム Floodlight 変数に合わせて最適化を行うスクリプトを作成できます。
カスタム入札スクリプトで u 変数を使用する場合は、事前にディスプレイ＆ビデオ 360 と共有しておく必要があります。
- [リソース] > [Floodlight グループ] に移動します。
- Floodlight アクティビティを選択します。
- [カスタム Floodlight 変数] の表示アイコンを選択します。
- u 変数の横にあるチェックボックスをオンにします。
実際の例
レンタカー チェーン店が車両の予約件数を重視した最適化を希望しています。この場合は、Floodlight で予約手続きの確定をトラッキングし、カスタム Floodlight 変数で予約日数を測定します。