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この記事では、Looker Studio について説明します。Looker のドキュメントについては、https://cloud.google.com/looker/docs/intro をご覧ください。

HYPERLINK

データからテキストまたは画像のリンクを作成します。

HYPERLINK 関数は、データソースの Hyperlink フィールドと Image Link フィールドを作成します。Hyperlink フィールドでは表内にテキストリンクを表示し、Image Link フィールドでは表内にクリック可能な画像を表示します。

この記事の内容:

構文

HYPERLINK(URL, Link Label)

 

パラメータ

  • URL - URL として評価されるフィールドまたは式。
  • Link Label- Text または Image として評価されるフィールドまたは式。

HYPERLINK 関数の仕組み

HYPERLINK 関数は、URL と Link Label の 2 つのパラメータを受け取ります。どちらのパラメータも必須です。

URL パラメータは、データソースの既存の URL フィールドから取得するか、他のフィールドや関数から URL を作成する式として指定できます。

Link Label パラメータでは、表内に表示するテキストまたは画像を指定します。Hyperlink フィールドの作成に必要な Link Label パラメータでは、データソースの Text ディメンションから値を取得するか、Text として評価される式を指定します。Image Link フィールドの作成に必要な Link Label パラメータでは、データソースの Image ディメンションから値を取得するか、Image として評価される式を指定します。Image フィールドは IMAGE 関数で作成されます。

HYPERLINK 関数では次のプロトコルを使用できます。

  • http:
  • https:
  • mailto:
  • ftp:

サポートされていないプロトコルを指定した場合は、リンクで空白のページが表示されます。プロトコルが指定されていない場合は、URL の先頭に http: が想定されて追加されます。

Hyperlink フィールドと Image Link フィールドでは [タイプ] プルダウン メニューが無効になっています。

リンクとして完全な URL を表示するには、URL フィールド タイプを使用します。

HYPERLINK の例

HYPERLINK を使用して、販売商品の画像と個々の商品説明ページへのリンクを含む商品カタログを作成できます。

次のフィールドを含むデータセットがある場合を考えてみましょう。

  • Item - 商品の名前
  • SKU - 商品 ID
  • Product Page - 商品の説明ページの URL
  • Product Image - 表示する商品画像の URL

例:

アイテム SKU 商品ページ 商品画像
ペン 123 https://xyz.com/products/product123.html https://xyz.com/images/product123.jpg
ノートブック 456 https://xyz.com/products/product456.html https://xyz.com/images/product456.jpg
コーヒーカップ 789 https://xyz.com/products/product789.html https://xyz.com/images/product789.jpg

 

この例からデータソースを作成すると、各フィールドは次のように表されます。

フィールド タイプ
アイテム テキスト
SKU テキスト
商品ページ URL
商品画像 URL

 

例 1)商品ページへのテキストリンクを作成する

商品説明ページのリンクを表示するには、次の式のサービス間のリンク設定計算フィールドを作成します。

HYPERLINK(Product Page, SKU )

この場合、データソースは次のようになります。

フィールド タイプ
アイテム テキスト
SKU テキスト
商品ページ URL
商品画像 URL
サービス間のリンク設定 Hyperlink

 

その後、レポートの表にサービス間のリンク設定フィールドを追加できるようになります。こうすると、そのデータがクリック可能なリンクとして表示されます。

例 2)CONCAT を使って URL を作成する

フィールドにリンクパスの一部のみを表示する場合や、リンクをオーバーライドする場合、リンクにさらに情報を追加する場合は、CONCAT 関数を使って URL を作成すると便利です。

たとえば、CONCAT を使用すると、ハードコーディングされたページパスと商品 SKU を組み合わせて、商品説明ページへの完全な URL を作成できます。

HYPERLINK(CONCAT('http://xyz.com/productpages/product', SKU, '.html'), Item)

例 3)クリック可能な画像を作成する

クリック可能な画像を表に追加するには、HYPERLINK 関数を使用します。この際、1 つ目のパラメータには URL を指定し、2 つ目のパラメータとして Image フィールドか、画像への有効なリンクを含む IMAGE 関数を指定します。これにより、Image Link フィールドが作成されます。

例:

HYPERLINK(Product Page, Product Image)

以下の例のように、このフィールドを表に追加して、クリック可能な画像リンクを表示します。

YouTube のリンクとサムネイル画像

YouTube コネクタでは、レポートの表に直接追加できるリンクとサムネイルの画像フィールドが自動的に提供されます。

フィールド タイプ 説明
動画リンク URL YouTube 上の動画へのリンク
サムネイル リンク URL 動画サムネイル画像へのリンク
サムネイル 画像 サムネイル画像
リンクされたサムネイル 画像リンク YouTube 上の動画へのリンクとしてフォーマットされたサムネイル画像

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