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この記事では、Looker Studio について説明します。Looker のドキュメントについては、https://cloud.google.com/looker/docs/intro をご覧ください。

テキストと数値を「日付」および「日時」に変換する

基になるデータセットの日付と時刻は、さまざまな形式で表示されます。一部のデータセットでは、特定のフィールドが日付または日時であることが明確ですが、Looker Studio が認識しやすい形式で日付を表すテキストや数値を使用するデータセットもあります。このような情報を処理するために、Looker Studio ではデータソースに [日付] または [日時] フィールドが作成されます。

ただし、データがあいまいなため、Looker Studio でデータの処理方法を判断できない場合があります。例:

  • 「20201210」は日付を表しているでしょうか?その可能性もありますが、数値または通貨の値($20,201,210)である可能性もあります。
  • 「12/10/2020」は、2020 年 12 月 10 日を表しているでしょうか、それとも 2020 年 10 月 12 日を表しているでしょうか?

日付に変換できない場合

あいまいな日付や時刻を含むデータに接続すると、[Data Studio can't convert [field] to a date](Looker Studio は [フィールド] を日付に変換できません)というメッセージが表示される場合があります。この問題を解決するには、以下のいずれかを行います。

基になるデータを変更する

データセットを編集できる場合は、日付フィールドの形式を西暦(4 桁)、月(2 桁)、日(2 桁)に変更することを検討してください。フィールドのデータ形式を「日付」または「日時」に設定することもできます。この方法は特に、このデータセットから複数のデータソースを作成する場合に推奨されます。

計算フィールドを使用して日付に変換する

日付や時刻が認識されない元のフィールドから有効な [日付] または [日時] フィールドを作成するには、新しい計算フィールドを作成し、PARSE_DATE または PARSE_DATETIME 関数を使用します。以下の例を参照して、フィールドを元の(認識されない)フィールドの名前に置き換えます。

数式の例

フィールドがテキスト フィールドの場合:

形式

数式

2020-03-18

PARSE_DATE("%Y-%m-%d", フィールド)

2020/03/18

PARSE_DATE("%Y/%m/%d", フィールド)

20200318

PARSE_DATE("%Y%m%d", フィールド)

3/18/2020

PARSE_DATE("%m/%d/%Y", フィールド)

18/3/2020

PARSE_DATE("%d/%m/%Y", フィールド)

Mar 18, 2020

PARSE_DATE("%b %d, %Y", フィールド)

Wed, Mar 18, 2020

PARSE_DATE("%a, %b %d, %Y", フィールド)

March 18, 2020

PARSE_DATE("%B %d, %Y", フィールド)

Wednesday, March 18, 2020

PARSE_DATE("%A, %b %d, %Y", フィールド)

フィールドに時間が含まれる場合:

形式

数式

2020-03-18 16:45:00.000000

PARSE_DATETIME("%Y-%m-%d %H:%M:%E*S", フィールド)

2020-03-18T16:45:00.000000

PARSE_DATETIME("%Y-%m-%dT%H:%M:%E*S", フィールド)

フィールドが数値フィールドの場合:

形式

数式

20200318

PARSE_DATE("%Y%m%d", CAST(フィールド AS TEXT))

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