ユーザーが CSS の商品ページ(CPP)をクリックすると、その商品のウェブサイトのランディング ページに転送されます。このページの URL を設定するには、CPP リンク [cpp_link]
属性を使用します。
この記事の内容
使用場面
各商品で必須
CPP リンク [cpp_link]
属性のみを登録し、CPP モバイルリンク [cpp_mobile_link]
属性を登録しなかった場合、パソコンとモバイル デバイスの全ユーザーは、この属性で指定されたランディング ページに転送されます。
形式
登録したデータを Google が理解できるようにするため、以下の入力形式に関するガイドラインに沿って設定してください。商品データを英語で登録するケースとその方法について詳しくは、こちらをご確認ください。
種類 | URL(http または https を含む)、ASCII 文字のみ、RFC 3986 に準拠 |
制限 | 1~2,000 文字 |
繰り返しフィールド | いいえ |
CSS API 用にデータをフォーマットするには、CSS API for Shopping リソースにアクセスしてください。
最小要件
商品を表示するには、次の要件を満たす必要があります。これらの要件を満たしていない場合、Google は CPP を不承認とし、CSS Center に通知が届きます。
- CPP がモバイル対応になっているか確認してください。送信するリンクがパソコンとモバイル デバイスの両方で機能することを確認します。CPP モバイルリンク
[cpp_mobile_link]
属性も使用する場合でも、CPP リンクでこの要件を満たす必要があります。 http
またはhttps
から始まる RFC 3986 に準拠した URL を指定します。たとえば、https://www.example.com/writing/fiji-pens
といった URL です。- 確認済みのドメイン名を使用します。アカウント設定時に確認済みのドメイン名を使用してください。
- Google が URL をクロールできるようにします。たとえば、robots.txt ファイルが正しく設定されていることを確認します。詳しくは、robots.txt ファイルについての説明をご覧ください。
-
記号やスペースは URL エンコードされたエンティティに置き換えます。たとえば、URL にアンドマーク(&)が含まれる場合は「%26」に置き換えます。
- 登録、ログインなどの操作を行わなくても、ユーザーが商品ページを表示できるようにします。ユーザーが商品ページのリンクをクリックしたらすぐに CPP が表示されるようにします。
- 1 つの商品または商品バリエーションにつき 1 つの属性のみを登録します。同じ商品にリンク属性を複数指定した場合、適用されるのはそのうちの 1 つだけです。
- 法的に義務付けられているリダイレクトを挿入します。一部の商品に対しては、ユーザーが商品ページに移動する前に、別のページにユーザーをリダイレクトすることが、地域の法律により義務付けられていることがあります。たとえば、サイトにアクセスする前にユーザーの年齢確認を行う必要がある場合があります。リダイレクト先のページを経由したユーザーに表示される商品ページが、上記のガイドラインをすべて満たすようにしてください。
ベスト プラクティス
ここでは、商品データの基本的な要件を満たしたうえで、さらに効果を上げるための最適化方法を紹介します。
- 固定 URL を使用します。ランディング ページが移設されない限り、変更されることのない URL である必要があります。たとえば、タイムスタンプを含む URL や、商品データを登録するたびに変更される部分を含む URL は使用しないでください。ランディング ページは、URL が変更されるたびに Google による評価とクロールを受ける必要があります。この処理により、サーバーに余分な負荷がかかるおそれがあります。
- 選択したバリエーション商品が正しく表示されるようにします。ランディング ページにリンクするには、正しいバリエーションを選択してください。ユーザーがクリックした商品とまったく同じ商品をユーザーに表示できれば、商品を購入してもらえる可能性が高まります。ただし、この場合も適切な属性(色
[color]
、サイズ[size]
、年齢層[age_group]
など)を使用してバリエーション商品の詳細を登録する必要があります。 - モバイル デバイス向けに別途用意しているランディング ページがある場合は、CPP モバイルリンク
[cpp_mobile_link]
属性を使用します。詳しくは、モバイルリンクについての記事をご覧ください。 - リダイレクト回数はできる限り少なくします。リダイレクトを挟むと、ユーザーが商品をクリックしてからランディング ページが読み込まれるまでの時間が長くなります。読み込み時間が長くなると、ユーザーにとっての利便性が損なわれてしまいます。
- エラーが発生しないようにするため、リダイレクトはすべて確認済みの同じドメインに設定するようにします。