削除したユーザー アカウント(管理者アカウントを含む)は、削除後 20 日間以内であれば復元できます。20 日間を経過するとデータは完全に削除され、復元できなくなります。
すでに停止されているユーザーまたはデータを移行済みのユーザーは、停止中のユーザーとして表示されます。停止中のユーザーに各自のデータへのアクセス権を付与するには、停止中のユーザーを復元するをご確認ください。
注: 組織からユーザーを削除するをご確認ください。
始める前に
アカウントを復元できない場合
- ユーザー アカウントを削除してから 20 日以上が過ぎている。
- 過去にユーザーに割り当てられていたサービスまたはエディションで使用できるユーザー ライセンスがない。
- ドメインが使用できなくなっている、または別の Google Workspace アカウントで使用されている。
ユーザー名が使用されている場合
ユーザー名が別のアカウントまたはグループに関連付けられている場合でも、そのユーザーを復元できる可能性はあります。
- 管理コンソールでユーザー名を検索します。詳しくは、管理コンソールでの検索をご確認ください。
注: グループ エイリアスは検索と検索結果には表示されません。 - ユーザー名がエイリアス アドレスまたはグループで使用されている場合は、そのグループのユーザー名を変更または削除します。
- 以前にそのユーザー名を使用していたユーザーを復元するには、以下の手順で操作します。
ユーザーとそのデータを復元する
ユーザーを復元する
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
ヒント: 管理コンソールのホームページの [ユーザー] に、最近削除されたユーザーの合計数が表示されます。削除されたユーザーのページに直接移動するには、その数字をクリックし、以下の手順 4 に進みます。
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- 管理コンソールで、メニュー アイコン [ディレクトリ] [ユーザー] に移動します。
- その他のオプション [最近削除されたユーザー] をクリックします。
- ユーザーにカーソルを合わせる [復元] をクリックします。
- 確認のメッセージを確認し [続行] をクリックします。
- ユーザーの割り当て先となる組織部門を選択します。
注: 組織構造の仕組みをご確認ください。 - [復元] をクリックします。
注: 通常、この変更は 24 時間以内に反映されますが、まれに最長 5 日間ほどかかることもあります。
ユーザーが以前使っていたサービスとデータを復元する
ユーザーを復元すると、ユーザーは以前使っていたサービスとデータすべてにアクセスできるようになります。ただし、ユーザーが以前使っていたサービスを復元する方法は、サービスの数およびアカウントでご利用のライセンスの種類によって異なります。
- ご利用のサービスが 1 つだけ - ご利用の Google サービスが 1 つだけの場合、復元されたユーザーは再び自動的にそのサービスを利用できるようになります。
- ご利用のサービスが複数(自動ライセンス割り当てが有効) - 複数のサービスをご利用の場合は、自動ライセンス割り当てを有効にしていたサービスを再び自動的に利用できるようになります。詳しくは、組織内のすべてのユーザーに自動的にライセンスを割り当てるをご確認ください。
- ご利用のサービスが複数(自動ライセンス割り当てが無効) - 複数のサービスをご利用の場合は、自動ライセンス割り当てを有効にしていなかったサービスについて、再度手動でライセンスを割り当てる必要があります。詳しくは、ライセンスの割り当てを変更するをご確認ください。
- アーカイブ ユーザー ライセンス - アーカイブ ユーザー(AU)ライセンスが割り当てられていたユーザーを復元した場合は、そのユーザーのデータとポリシーが正しく復元されるように、手動でライセンスの割り当てをし直す必要があります。詳しくは、離職した従業員とそのデータを管理するをご確認ください。