時空間ブロック符号化(STBC)は 802.11AC のオプション機能です。STBC を使用すると、送信器が複数のアンテナを使ってデータ ストリームのコピーを複数送信できるようになります。また、受信機が複数のコピーの中から最適なデータのコピーを選べるようになるため、信頼性が高まります。この機能を 5 GHz Wi-Fi で使用する特定のモデルの 802.11AC ルーターと Chromecast(2015)や Chromecast Audio との間では相互運用性に関する問題が発生します。このため、最初の無線(OTA)ダウンロードが遅くなることがあります。
次の一覧に記載したルーターをお使いの場合は、Chromecast や Chromecast Audio のデータの初期化(FDR)を行い、2.4 GHz Wi-Fi でセットアップし直してください。セットアップと更新が完了したら、Google Home アプリを使って Chromecast や Chromecast Audio を 5 GHz Wi-Fi ネットワークにもう一度切り替えてかまいません。
- TPLink Archer C7 v1、v2
- Netgear R6100、6200、6300
- Asus RT_AC66U、RT_AC68W
- Buffalo WZR_D1800H