Chrome が使用統計情報と障害レポートのプライバシーを保護する仕組み

Chrome には、機能、サービス、パフォーマンスを改善するため、使用統計情報と障害レポートを収集して Google に送信するオプションがあります。

Chrome ユーザーから送信された統計情報の一部は、Chrome ユーザー エクスペリエンス レポートで確認できます。

使用統計情報と障害レポートの仕組み

使用統計情報

使用統計情報は、ブラウザの機能とパフォーマンスの効果を測定するものです。収集されるデータには、ブラウザの使用方法、システム情報、ブラウザのパフォーマンス、設定が含まれます。[Chrome の機能と動作の改善に協力する] の設定が有効になっている場合、Chrome から Google に使用統計情報が定期的に送信されます。

[検索とブラウジングを改善する(アクセスしたページの URL を Google に送信します)] の設定が有効になっている場合、Chrome でアクセスしたサイトとその使用方法に関する統計情報も Google と共有されます。Chrome では、Chrome ウェブストアからインストールした同期済みの拡張機能に関する統計情報も共有される場合があります。

障害レポート

障害レポートには、障害発生時のシステム情報が含まれます。サイトの URL、障害発生前のアクティビティ、障害発生時のメモリの内容などが含まれる場合もあります。

データ保護の仕組み

使用統計情報は Google アカウントに関連付けられておらず、個人を特定できる情報は含まれません。使用統計情報をオンにすると、次の処理が行われます。

  • Chrome で、デバイスから送信されるレポート用にランダムな一意の識別子が生成されます。この識別子により、統計情報を個人情報に関連付けることなく分類できます。この機能を無効または有効にするたびに、新しい識別子が生成されます。
  • Chrome にログインして同期をオンにしている場合、使用統計情報には、Google アカウントで入力した年齢や性別などの情報が含まれることがあります。この情報は、ユーザー属性に適したサービスの提供に役立てられます。

[検索とブラウジングを改善する] や拡張機能の同期などのオプションの設定を有効にすると、Chrome で URL と拡張機能の情報が収集されます。このデータの送信には、Chrome でこの目的のためにランダムに生成された一意の識別子が使用されます。この識別子は、使用統計情報の識別子と関連付けられたり、直接組み合わされたりすることはありません。Google のサーバーでは、統計情報を受信した後、Google が認識している URL は保存され、認識していない URL は破棄されます。

ユーザーから送信された集計データは、Chrome のパフォーマンスの分析と改善の優先順位の判断に役立てられます。集計された統計情報の一部は、Chrome ユーザー エクスペリエンス レポートで確認できます。

ユーザーが設定可能

Chrome では、デフォルトで使用統計情報と障害レポートが送信されます。この機能のオンとオフは設定で切り替えることができます。

使用統計情報と障害レポートの設定を変更する

この設定はデフォルトで有効になっていますが、Chrome のインストール時または設定で後からオフにできます。この機能をオフにすると、Chrome から Google に使用統計情報は送信されません。

パソコン

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次に [設定] 次に [Google の設定] 次に [同期と Google サービス] を選択します。
  3. [Chrome の機能と動作の改善に協力する] をオンまたはオフにします。
    1. ヒント: ChromeOS デバイスをご利用の場合は、この手順を行うと ChromeOS の [セキュリティとプライバシー] の設定ページが表示されます。そのページで [プライバシー管理] を選択 次に [ChromeOS の機能とパフォーマンスの改善に協力する] をオンまたはオフにします。

Android

  1. Android デバイスで Chrome アプリ Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次に [設定] 次に [Google サービス] をタップします。
  3. [Chrome の機能と動作の改善に協力する] をオンまたはオフにします。

iOS

  1. iPhone または iPad で Chrome アプリ Chrome を開きます。
  2. その他アイコン その他 次に [設定]  次に [Google サービス] をタップします。
  3. [Chrome の機能と動作の改善に協力する] をオンまたはオフにします。

[検索とブラウジングを改善する] の設定を変更する

URL に関する指標は、[検索とブラウジングを改善する] と [Chrome の機能と動作の改善に協力する] を有効にした場合にのみ Google に送信されます。

パソコン

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次に [設定] 次に [Google の設定] 次に [同期と Google サービス] を選択します。
  3. [検索とブラウジングを改善する] をオンまたはオフにします。

Android

  1. Android デバイスで Chrome アプリ Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次に [設定] 次に [Google サービス] をタップします。
  3. [検索とブラウジングを改善する] をオンまたはオフにします。

iOS

  1. iPhone または iPad で Chrome アプリ Chrome を開きます。
  2. その他アイコン その他 次に [設定]  次に [Google サービス] をタップします。
  3. [検索とブラウジングを改善する] をオンまたはオフにします。

ヒント: [検索とブラウジングを改善する] や [Chrome の機能と動作の改善に協力する] をオフにすると、Google に送信される識別子がリセットされます。

拡張機能の同期設定を変更する

拡張機能に関する指標は、拡張機能の同期が有効になっている場合にのみ Google に送信されます。

パソコン

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次に [設定] 次に [Google の設定] 次に [同期と Google サービス] を選択します。
  3. [同期する内容の管理] 次に [同期をカスタマイズする] を選択します。
  4. [拡張機能] をオンまたはオフにします。

関連資料

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