ビジネスまたは学校の Chrome ブラウザおよび ChromeOS デバイスの管理者を対象としています。
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仮想キーボードのポリシーを使用して、Chrome ユーザーが物理的なキーを使わずに文字を入力できるようにすることができます。
ご利用にあたり、Chrome ポリシー管理の概要をご覧ください。
Chrome 仮想キーボードのポリシー
利用可能な仮想キーボードのポリシーは次のとおりです。
- VirtualKeyboardEnabled: ユーザー補助に関するポリシーの 1 つです。これが仮想キーボードのメインのポリシーです。ノートパソコン モードとタブレット モードの両方で、ユーザー デバイスの仮想キーボードをオンまたはオフにできます。[ユーザーによる決定を許可] を選択すると、ユーザーが自身のデバイスでキーボードをオンまたはオフにできるようになります。詳しくは、ユーザー補助の画面キーボードをご覧ください。
- TouchVirtualKeyboardEnabled: タッチスクリーン搭載デバイスに関連したポリシーで、タブレット モードのユーザーに仮想キーボードを提供します。
このポリシーは次の特定のケースで機能します。[タブレット モードとノートパソコン モードの両方でタッチ画面キーボードを有効にする] を選択した場合、デバイスの VirtualKeyboardEnabled ポリシーで [ユーザー補助画面キーボードを有効にしない] が選択されていても、ユーザーはタブレット モードで仮想キーボードを使用できます。
このタッチポリシーによってアクティブになるキーボードは、その外観にも次のような特徴があります。表示されるキーの数は限られており、より大きく表示され、タブレット モードで見やすくなっています。詳しくは、タッチ画面キーボードをご覧ください。
下の表は各ポリシーの違いをまとめたものです。この表では、ポリシーの設定によってユーザー エクスペリエンスがどのように変わるかを説明しています。この表で使用されているキーの表記は次のとおりです。
- タブレット: タブレット モードの ChromeOS デバイス
- ノートパソコン: ノートパソコン モードの ChromeOS デバイス
- フル: フルレイアウトの仮想キーボード
- コンパクト: コンパクト レイアウトの仮想キーボード
たとえば、「タブレット オン（フル）」は、該当のポリシーの組み合わせにおいて、タブレット モードでフルレイアウトの仮想キーボードが表示されるという意味です。「ノートパソコン オフ」は、ノートパソコン モードでは仮想キーボードが表示されないことを意味します。
| ユーザー補助画面キーボードを有効にしない | ユーザーによる決定を許可（1） | ユーザー補助画面キーボードを有効にする | |
| タブレット モードで タッチ画面キーボードを有効にしない |
タブレット オフ ノートパソコン オフ |
タブレット オフ（2） ノートパソコン オフ（2） |
タブレット オン（フル） ノートパソコン オン（フル） |
| タブレット モードで タッチ画面キーボードを有効にする |
タブレット オン（コンパクト） ノートパソコン オフ |
タブレット オン（コンパクト）（2） ノートパソコン オフ（2） |
タブレット オン（フル） ノートパソコン オン（フル） |
| タブレット モードとノートパソコン モードの 両方でタッチ画面キーボードを有効にする |
タブレット オン（フル） ノートパソコン オン（フル） |
タブレット オン（コンパクト）（2） ノートパソコン オン（コンパクト）（2） |
タブレット オン（フル） ノートパソコン オン（フル） |
- VirtualKeyboardEnabled ポリシーで [ユーザーによる決定を許可] を選択すると、ユーザーは、[Chrome OS 設定]
[詳細設定]
このユーザー デバイス設定は、TouchVirtualKeyboardEnabled ポリシーの値よりも優先されます。[ユーザー補助画面キーボードを有効にする] または [ユーザー補助画面キーボードを有効にしない] を選択すると、ユーザーが設定を行うための設定項目が使用できなくなります。詳しくは、画面キーボードを使用するをご覧ください。 - 上の表にまとめられているのは、ユーザー デバイス設定 [ユーザー補助画面キーボードを有効にする] がオフになっている場合の結果です。この設定がオンの場合、フルレイアウトの仮想キーボードが表示されます。