イベントタグを設定する

イベントタグを使ってキャンペーン マネージャー 360 以外のトラッキング URL を利用する

キャンペーン マネージャー 360 以外のトラッキング URL(インプレッション ピクセル、クリック トラッキング URL、調査 URL)を使って広告をトラッキングするには、イベントタグを設定します。こうした URL を使用すると、キャンペーン マネージャー 360 を使用していなくても、広告のインプレッションやクリックに関する情報を記録したり、調査を開始したりすることができます。

キャンペーン スプレッドシートからイベントタグを割り当てることができるようになりました。詳細

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ガイドライン

仕組み
  • イベントタグは、使用するトラッキング URL ごとに 1 つずつ作成します。イベントタグは複数の広告に一括で適用でき、複数のキャンペーン間で管理できます。イベントタグを広告に適用すると、その広告が配信されるたびに第三者のトラッキング URL が使用されます。デフォルトでは、そのトラッキング URL が広告内のすべてのクリエイティブで使用されます。

  • 各トラッキング URL にキーワード、Key-Value ペア、マクロなどを追加して、各インプレッション、クリック、調査で使用された正確なクリエイティブや、広告アクティビティに関する他の有益な情報を確認できます。

よくある質問

イベントタグはどのような場合に使用しますか?

イベントタグの最も単純な用途は、ベンダーが広告のインプレッション数やクリック数を記録できるようにすることです。または、お客様側で調査 URL をイベントタグ(インプレッション イベントタグ)に追加して、広告が配信されたときにベンダーに代わって調査を開始することもできます。

イベントタグでは広告のクリック数とインプレッション数が記録され、クリエイティブは記録されません。ただし、追加のパラメータを挿入して、使用されたクリエイティブやその他の情報を特定することができます。

  • キーワードなどの情報をタグ URL に直接指定できます。こうすると、イベントがカウントされるたびに、指定した情報が一緒に記録されるようになります。

  • また、動的に展開されるマクロを追加することもできます。マクロは、サイト運営者のシステムで具体的な情報に置き換えられます。これはイベントごとに変更できます。たとえば、マクロを追加することで、広告を表示する前にユーザーが検索したキーワード、クリエイティブが表示された各サイト、広告を配信したキャンペーン マネージャー 360 のキャンペーンなどを取得できます。

この情報を収集するベンダーは、外部ベンダー(広告主、サイト運営者、キャンペーン マネージャー 360 のいずれにも属さないベンダー)です。イベントタグでは、外部ベンダー(Coremetrics、Dynamic Logic、comScore など)に情報が送信されます。

イベントタグを使用して、オンライン行動ターゲティング広告(OBA)アイコン(YourAdChoices アイコン)を広告に追加することもできます。

手動のトラッキング URL に比べイベントタグが優れている点はどこですか?

イベントタグは、トラッキング URL を管理する方法として、手動に比べてはるかに迅速で効率的です。

  • イベントタグは一括で適用できます。クリエイティブを 1 つずつ編集する必要はありません。

  • タグを編集するときに、すべての広告をまとめて更新できます。

  • タグの適用方法について、すべてのキャンペーンのすべての広告に適用する、1 つのキャンペーンにのみ適用する、一部の広告にのみ適用するといったルールを設定できます。また、タグの許可または不許可を決定するサイトのルールを定義することもできます。このリストには 500 件までのサイトを登録できます。

キャンペーン マネージャー 360 で広告にイベントタグが「適用」される仕組みについて、具体的に教えてください。

タグは、広告主のすべての広告でも、一部のキャンペーンの一部の広告でも、1 つの広告のみでも、適用できます。キャンペーン マネージャー 360 ではタグを一括で管理できますが、手動でタグの追加や削除を行うこともできます。

インプレッション イベントタグを適用する広告と適用しない広告がある場合については、以下をご覧ください。

たとえば、キャンペーン マネージャー 360 で 2 つの広告(広告 1 と広告 2)を管理しているとします。どちらの広告にも同じ「ソーダ」クリエイティブが含まれています。

  1. 広告 1 にインプレッション イベントタグを適用します。これにより、広告 1 が配信されたときに、広告 1 に割り当てられているすべてのクリエイティブがインプレッション イベントタグによってトラッキングされます。

  2. 広告 2 にはインプレッション イベントタグを適用しません。

  3. 広告 1 が配信されるとき、「ソーダ」クリエイティブと一緒にインプレッション イベントタグが配信されます。タグが始動すると、ベンダーのログに広告 1 のインプレッションが記録されます。タグに他の情報(たとえばクリエイティブ ID)を収集するマクロが含まれている場合は、それもベンダーのログに記録されます。

  4. 広告 2 が配信されるとき、「ソーダ」クリエイティブと一緒にインプレッション イベントタグは配信されません。キャンペーン マネージャー 360 ではインプレッション数が記録される可能性がありますが、インプレッション イベントタグから外部ベンダーにデータが送信されることはありません。

一般的な目標に合わせてイベントタグを設定する手順を教えてください。

設定マニュアルで、ベンダーの一般的な目標をいくつか紹介しています。また、対話式のガイドで必要な手順を探すこともできます。

サポートされる使い方と制限

サポートされる広告、クリエイティブ、プレースメント タグ、環境、ブラウザ
  • 広告とクリエイティブのタイプ: クリック トラッカー広告とブランド中立広告を除く、すべてのタイプの広告とクリエイティブがサポートされます。イベントタグの代替画像は完全にサポートされます。

  • プレースメント タグのタイプ: イベントタグは iframe、JavaScript、プリフェッチ プレースメントのタグでサポートされます。

    • 動画以外の広告枠の場合は、サイト運営者側でタグを選ぶことができるよう、iframe と JavaScript の両方のタグをサイト運営者に送信することをおすすめします。トラッキング広告の場合は、タグのトラッキング クリエイティブのセクションに JavaScript バージョンと iframe バージョンを含めます。

  • 環境: イベントタグはすべての環境で機能します。MRAID をサポートするモバイルアプリの場合、広告が部分的に画面に表示されると、インプレッション イベントタグが呼び出されます

  • ブラウザ: ユーザーのブラウザでは、使用するイベントタグのトラッキング URL とプレースメント タグのタイプがサポートされている必要があります。ユーザーのブラウザで iframe、JavaScript、サイトの VPAID プレーヤーがサポートされていない場合は、イベントタグで情報を取得できない可能性があります。詳しくは次の表をご覧ください。

ブラウザ環境によるイベントタグのサポートへの影響

サイト / アプリのプレースメント タグのタイプ JS / iframe の
ブラウザ サポート

インプレッション
イベントタグ -
画像 URL

インプレッション
イベントタグ -
JS URL
クリック イベント
タグ
JavaScript JavaScript と iframe
JavaScript JavaScript のみ
JavaScript iframe のみ
JavaScript サポートなし
iFrame JavaScript と iframe
iFrame JavaScript のみ
iFrame iframe のみ
iFrame サポートなし
標準 JavaScript と iframe
標準 JavaScript のみ
標準 iframe のみ
標準 サポートなし
プリフェッチ イベントタグに対するブラウザのサポートは、そのブラウザがサイト上の VPAID プレーヤーをサポート可能かどうかによって決まります。ブラウザのサポート状況によっては、あるイベントタグは機能するが別のイベントタグは機能しない、といったことが起こる可能性があります。

HTML5、リッチメディア、インストリーム、VPAID の各クリエイティブに関する注意事項

  • HTML5 またはリッチメディア: イベントタグでは、どのアセットが配信されたかや、どの exit イベントでクリックが発生したかは区別されません。この情報を取得する必要がある場合は、対応策としていくつかの方法があります。詳しくは、下記の追加手順をご覧ください。

  • インストリーム オーディオ、インストリーム動画、VPAID イベントタグはキャンペーン マネージャー 360 によってプリフェッチ タグに追加されますが、該当する時点での URL の呼び出しは、広告を配信するサイト運営者に委ねられます。インストリーム クリエイティブや VPAID クリエイティブでイベントタグを使用する場合、調査 URL でかっこを使用できないことにご注意ください。また、広告に適用するすべての調査 URL の合計文字数は、2,048 文字以内にする必要があります。イベントタグをクリエイティブで機能させるには、手動で適用した調査 URL をすべて削除することも必要です。詳しくは、下記の追加手順をご覧ください。

作成できるイベントタグの上限数、適用できるイベントタグの上限数

イベントタグ名: 255 文字。

イベントタグ URL: インプレッション イベントタグ URL またはクリック イベントタグ URL は 500 文字。

作成できるイベントタグの数の上限:

  • 広告主レベルでのインプレッション イベントタグは最大 20 個。

  • 広告主レベルでのクリック イベントタグは最大 20 個。

  • キャンペーン レベルでのインプレッション イベントタグは最大 50 個。

  • キャンペーン レベルでのクリック イベントタグは最大 50 個。

適用できるイベントタグの上限数:

  • どの広告もインプレッション イベントタグは最大 70 個。インプレッション イベントタグを広告主レベルで 20 個、さらにキャンペーン レベルで 50 個作成した場合、キャンペーンのどの広告もインプレッション イベントタグを 70 個適用できます。

  • どの広告もクリック イベントタグは最大 1 個。適用できるクリック イベントタグは広告あたり 1 つのみです。クリック イベントタグを広告主レベルで 20 個、さらにキャンペーン レベルで 50 個を作成した場合、どの広告も 70 個から選択できます。

イベントタグの文字数の上限

イベントタグ URL あたりの文字数の上限: 各イベントタグでは 500 文字までの URL を使用できます。

インストリーム クリエイティブと VPAID クリエイティブの調査 URL の文字数の上限: インストリームや VPAID クリエイティブに適用される調査 URL をすべて合わせた文字数は、2,048 文字以内である必要があります。この上限を超える調査 URL はクリエイティブで機能しません。なお、この上限は他のクリエイティブ タイプには適用されません。

設定

イベントタグを作成する

この手順は、トラッキングする必要がある対象によって異なります。下記のそれぞれの方法をご覧ください。

インプレッション イベントタグ - インプレッションをトラッキングする、調査を開始する、または OBA アイコンを追加する

この場合は、インプレッション イベントタグを使用する必要があります。インプレッション イベントタグはインプレッション ピクセルまたは調査 URL を呼び出すので、インプレッションのトラッキング、調査の開始、オンライン行動ターゲティング広告(OBA)アイコンの追加に使用できます。

  • 方法 A. 複数のキャンペーンで使用する

    複数のキャンペーンでトラッキング URL を使用する必要がある場合は、以下の手順でタグを作成します。使用先のキャンペーンはすべて同じ広告主のキャンペーンである必要があります。

    1. [すべての広告主] > [広告主] > [プロパティ] に移動して、広告主のプロパティを開きます。

    2. [イベントタグ] を開きます。

    3. [インプレッション イベントタグ] の下で、[広告主タグ] ビューを選択します。

    4. [新しいインプレッション イベントタグ] をクリックします。

    5. 下記のタグの設定に進みます。

  • 方法 B. キャンペーンを 1 つだけ使用する

    1 つのキャンペーンでのみトラッキング URL を使用する必要がある場合は、以下の手順でタグを作成します。

    1. [すべてのキャンペーン] > [キャンペーン] > [プロパティ] に移動して、キャンペーンのプロパティを開きます。

    2. [イベントタグ] を開きます。

    3. [インプレッション イベントタグ] を確認します。[キャンペーン タグ] ビューを選択します。

    4. [新しいインプレッション イベントタグ] をクリックします。

    5. 下記のタグの設定に進みます。

クリック イベントタグ - クリックをトラッキングする

クリックをトラッキングするには、クリック イベントタグを作成する必要があります。クリック イベントタグはクリック トラッキング URL を呼び出します。

  • 方法 A. 複数のキャンペーンで使用する

    複数のキャンペーンでトラッキング URL を使用する必要がある場合は、以下の手順でタグを作成します。使用先のキャンペーンはすべて同じ広告主のキャンペーンである必要があります。

    1. [すべての広告主] > [広告主] > [プロパティ] に移動して、広告主のプロパティを開きます。

    2. [イベントタグ] を開きます。

    3. [クリック イベントタグ] の下で、[広告主タグ] ビューを選択します。

    4. [新しいクリック イベントタグ] をクリックします。

    5. 下記のタグの設定に進みます。

  • 方法 B. キャンペーンを 1 つだけ使用する

    1 つのキャンペーンでのみトラッキング URL を使用する必要がある場合は、以下の手順でタグを作成します。

    1. [すべてのキャンペーン] > [キャンペーン] > [プロパティ] に移動して、キャンペーンのプロパティを開きます。

    2. [イベントタグ] を開きます。

    3. [クリック イベントタグ] の下で、[キャンペーン タグ] ビューを選択します。

    4. [新しいクリック イベントタグ] をクリックします。

    5. 下記のタグの設定に進みます。

ベンダーの一般的な目標
どのようなイベントタグを作成するか判断するうえで手がかりとなるように、ベンダーの一般的な目標とそのために必要なイベントタグの種類について説明します。
  • キャンペーンの配信と掲載結果を検証する

    ベンダーやサイト運営者からインプレッション ピクセル URL とクリック トラッキング URL を入手します。インプレッション ピクセル用のインプレッション イベントタグと、クリック トラッキング URL 用のクリック イベントタグの両方を作成します。そのタグを広告に適用します。各タイプのイベントタグの作成手順については、上記をご覧ください。

  • オーディエンスの分析データを収集する

    ベンダーからインプレッション ピクセル URL を入手します。キャンペーン マネージャー 360 でインプレッション ピクセル用のインプレッション イベントタグを作成します。そのタグを広告に適用します。特定サイトのすべての広告についてオーディエンスの分析データをトラッキングする場合は、そのサイトのすべてのプレースメントで、すべての広告にインプレッション イベントタグを適用します。インプレッション イベントタグの作成手順については、上記をご覧ください。

  • ブランド広告について調査する

    調査ベンダーから調査 URL を入手します。キャンペーン マネージャー 360 で調査 URL 用のインプレッション イベントタグを作成します。そのタグをキャンペーン内のすべての広告に適用します(一般に、キャンペーン内のすべての広告で調査を開始することをおすすめします)。インプレッション イベントタグの作成手順については、上記をご覧ください。

  • OBA(YourAdChoices)アイコンを広告に追加する

    OBA アイコン ベンダーから OBA スクリプト URL を入手します。キャンペーン マネージャー 360 でインプレッション イベントタグを作成します。「script」タグタイプを選択し、スクリプト URL を入力します。キャンペーンの OBA 準拠の広告にタグを適用します。クリエイティブをディスプレイ&ビデオ 360 で配信する場合は、イメージタグではなく常にスクリプトタグを使用します。そうしないと、クリエイティブが広告スロットからずれる可能性があります。

イベントタグのプロパティとトラッキング URL を設定する

イベントタグのプロパティを設定するには、イベントタグを開きます。イベントタグをまだ作成していない場合は、上記の手順に沿って作成します。作成済みのイベントタグを変更する場合は、キャンペーンまたは広告主に保存されているイベントタグを探します。

イベントタグが見つからない場合

イベントタグは、広告主のプロパティ、キャンペーンのプロパティ、またはキャンペーンのイベントタグ ビューで確認できます。

広告主のプロパティ

  1. [すべての広告主] > [広告主] > [プロパティ] に移動します。

  2. [イベントタグ] を開きます。

  3. [広告主タグ] ビューで、インプレッション イベントタグとクリック イベントタグを確認します。それぞれのイベントタグを開いて、タグの URL を確認できます。

キャンペーンのプロパティ

  1. [すべてのキャンペーン] > [キャンペーン] > [プロパティ] に移動します。

  2. [キャンペーンタグ] ビューで、インプレッション イベントタグとクリック イベントタグを確認します。それぞれのイベントタグを開いて、タグの URL を確認できます。

イベントタグ ビュー(キャンペーン)

  1. [すべてのキャンペーン] > [キャンペーン] に移動します
  2. [表示] プルダウンをクリックして、[表示: イベントタグ] を選択します。
名前

この項目は簡単です。イベントタグの名前を入力します。トラッキング URL を提供するベンダーに対応する名前をイベントタグに付けることもおすすめです。

アプリ

インプレッション イベントタグにのみこの項目があります。クリック イベントタグのプロパティではアプリケーションの設定を選択する必要はありません。

[アプリケーション] では、すべての広告内で自動的にイベントタグを使用するかどうかを指定します。オプションはどのタグをどこで作成したかに応じて異なります。イベントタグをどこで表示しているかに応じて、以下の説明をご覧ください。

A. 広告主でインプレッション イベントタグを表示している

これは広告主階層のタグです。

  • 自動: すべてのキャンペーン内のすべての広告にタグが適用されます。ただし、特定の広告やキャンペーンで設定をオーバーライドした場合は除きます。

  • 手動: タグが自動的に適用されることはありません。キャンペーンや広告で手動で適用した場合にのみ、イベントタグが使用されます。広告またはキャンペーンのプロパティでのオーバーライドを使用して、イベントタグを手動で適用できます。

B. キャンペーンでインプレッション イベントタグを表示している

これはキャンペーン階層のタグです。

  • 自動: キャンペーンのすべての広告にタグが適用されます。ただし、広告のプロパティでオーバーライドを設定した広告はこの限りではありません。

  • 手動: タグがキャンペーンの広告に自動的に適用されることはありません。その代わりに、手動で適用する必要があります。タグを手動で適用する唯一の方法は、広告のプロパティでオーバーライドを設定することです。

有効

[有効] メニューでタグを [はい] に設定したままにしておきます。

広告主のすべてのクリエイティブでタグの使用をすぐに停止しなければならない緊急の場合以外は、タグを無効にしないでください。

タグタイプ

インプレッション イベントタグにのみこの項目があります。クリック イベントタグではタグタイプを選択する必要はありません。

[タグタイプ] メニューでは [イメージ] と [スクリプト] のどちらかを選択します。

  • URL の末尾が画像の場合は [イメージ] を選択します(例: https://www.example.com/image.jpg)。

  • URL の末尾が JavaScript ファイルの場合は [スクリプト] を選択します(例: https://www.example.com/script.js)。

[イメージ] は、イメージ トラッキング URL のことです。イメージタグは画像(通常、インプレッションをトラッキングするための 1x1 インプレッション ピクセル)を返します。

[スクリプト] は、JavaScript 調査 URL などの標準トラッキング URL のことです。スクリプトタグは、ブラウザが実行する JavaScript を返します。通常、これによってインプレッションに関する詳細な情報が提供されます。

選択するタグのタイプがわからない場合は、ベンダーにお問い合わせください。

タグ URL
  1. [タグ URL] に、ベンダーから提供されたトラッキング URL を貼り付けます。

    • インプレッション イベントタグ: インプレッション ピクセル URL か調査 URL のいずれかを入力します。クリック トラッキング URL は入力しないでください。クリック トラッキング URL はクリック イベントタグでのみサポートされています。

      このイベントタグを、インストリーム クリエイティブか VPAID クリエイティブを指定した広告に適用する場合は、イベントタグとインストリーム / VPAID クリエイティブのガイドラインを確認し、適切な URL を使用するようにしてください。

    • クリック イベントタグ: ベンダーから提供されたクリック トラッキング URL を入力します。インプレッション ピクセルまたは調査 URL は入力しないでください。インプレッション ピクセルと調査 URL は、インプレッション イベントタグでのみサポートされています。

  2. トラッキング URL を入力すると、URL 内に Key-Value ペアがある場合はキャンペーン マネージャー 360 で認識され、下記のように編集できます。URL に Key-Value ペアがなければ、この手順はスキップできます。

    Key-Value ペアを追加、編集する

    1. キャンペーン マネージャー 360 で検出された各 Key-Value ペアのキーまたは値を編集します。

    2. 独自の Key-Value ペアを追加するには、[Key-Value ペアを追加] をクリックします。

      1 つ目のペアはランディング ページに対応する空のキー項目にします。キーには、ベンダーがランディング ページとの関連付けを希望しているキーを入力します。キャンペーン マネージャー 360 によって、このキーの後ろに自動的にランディング ページ URL が追加されます。この方法により、クリックが発生すると、ブラウザは外部ベンダーの URL を経由してランディング ページにリダイレクトされます。

      ランディング ページ URL は広告のプロパティ内の URL か、クリエイティブで設定された URL(広告のプロパティをオーバーライドする場合)のどちらかです。

    3. さらにペアを追加するには [ペアを追加] をクリックします。マクロメニューからマクロを選択するか、任意の文字列を入力することができます。

      たとえば、地域データマクロ(%g)を選択すると、値に %g が入力されます。キーは空欄のままです。値には、ベンダーが地域情報との関連付けを希望している値を入力します。マクロについて

SSL

インプレッション イベントタグにのみこの項目があります。キャンペーン マネージャー 360 はクリック イベントタグの SSL のステータスは確認しません。

インプレッション イベントタグを設定して、セキュアサイト(https)でのクリエイティブのトラッキングに使用する場合、SSL 欄は [対応] に設定する必要があります。

  • 2015 年 6 月 16 日から 7 月 7 日までの間に、キャンペーン マネージャー 360 では新しい SSL 要件への移行作業を行います。新しい要件では、インプレッション イベントタグで HTTPS の使用が必須となります。7 月 7 日以降、新たに追加した広告で HTTPS 以外のトラッキング URL を使用する場合、その広告にインプレッション イベントタグを適用することはできなくなります。すでに HTTPS 以外のインプレッション イベントタグを広告に適用している場合、タグはそのまま残り、引き続きタグで情報が取得されます。

  • インプレッション ピクセルまたは調査 URL のセキュア バージョンを提供してもらえるようベンダーに依頼してください。トラッキング URL のセキュア URL はまったく異なるものである場合も多いため、単にダイナミック タグの httphttps に変更しても機能しません。

SSL とイベントタグについて

SSL は、トラッキング URL がセキュアかどうかを示します。セキュアなトラッキング URL の先頭は https です。セキュアではないトラッキング URL の先頭は https ではなく、通常は http です。

重要: インプレッション イベントタグを使ってセキュアサイト上のクリエイティブをトラッキングする場合、インプレッション ピクセルや調査 URL はセキュアにする必要があります。つまり、URL の先頭が https であるサイト上にプレースメントがある場合、トラッキング URL の先頭も https である必要があります。

サイトがセキュアであるのにトラッキング URL がセキュアでないことがキャンペーン マネージャー 360 で検出されると、セキュアサイトの広告にそのインプレッション イベントタグが適用されなくなります。

インプレッション イベントタグの URL が http で始まる場合は、ベンダーにセキュア バージョンの提供を依頼します。「http」の末尾にそのまま「s」を追加することはできません。トラッキング URL のセキュア バージョンはまったく異なることがあります。

詳細

エスケープ

クリック イベントタグにのみこの項目があります。インプレッション イベントタグ URL ではエスケープは不要です。

外部ベンダーのシステムで処理できない可能性のある文字がタグの URL に含まれている場合は、エスケープを使用してください。エスケープとは、システムで処理できない可能性のある文字を、正しい文字に変換できる別の文字や語句に置き換える処理です。

URL に追加するエスケープのレベル数を指定できます。URL のエスケープは、デフォルトで 1 回行われます。

  • [なし] を選択した場合、エスケープのレベルは追加されません。ランディング ページ URL と接尾辞が、デフォルトで 1 回エスケープされます。

  • [第 1 レベルのエスケープ] を選択すると、エスケープのレベルが 1 つ追加され、2 つの外部ベンダーにアクセスするランディング ページ URL と接尾辞がエスケープされます。一部の URL では、まず 1 つ目の外部ベンダーから 2 つ目の外部ベンダーにリダイレクトされ、そこからキャンペーンのランディング ページにリダイレクトされます。

  • [第 2 レベルのエスケープ] を選択すると、エスケープのレベルが 2 つ追加され、3 つの外部ベンダーにアクセスするランディング ページ URL と接尾辞がエスケープされます。

サイトフィルタ

1 つのタグにつき最大 500 件のサイトを許可またはブロックできます。つまり、このタグによってトラッキングするサイト、トラッキングしないサイトを選択してそれぞれグループにまとめることができます。

許可とブロックの手順

  1. 次のいずれかを選択します。

    • フィルタなし: イベントタグはすべてのサイトに適用されます。

    • 許可サイト: 許可されたサイトに配信されるクリエイティブにのみイベントタグが適用されます。

    • ブロック中のサイト: ブロック中のサイトに配信されるクリエイティブではイベントタグが除外されます。

  2. [サイトフィルタ] メニューの下にある [サイトを選択] をクリックします。このリンクは [許可するサイトを選択] と [ブロックするサイトを選択] のどちらかになります。

  3. サイト(上限 500 件)を選択します。サイト ディレクトリにあるサイトであれば、どれでも選択できます。選択肢を絞り込むには、検索バーや [コンテキスト] メニューを使用します。
  4. [サイトフィルタ] メニューの左上で [プロパティ] をクリックします。

    タグ全体の変更を保存または破棄してイベントタグのプロパティの編集を終了するまでは、[保存] や [キャンセル] をクリックしないでください

  5. このイベントタグの許可サイトまたはブロック中のサイトの一覧が表示されます。

    サイトを追加、削除するには、[サイトを選択] をクリックします。または、サイトの横の小さな [x] をクリックしてサイトを削除することもできます。

HTML5、リッチメディア、インストリーム、VPAID の場合の追加手順

HTML5 とリッチメディア: アセットと exit イベントに関する情報を記録するのに必要な追加手順

次のような情報は、イベントタグでは取得されません。

  • メインアセットと代替アセットのどちらでインプレッションが発生したか

  • どの exit イベントでクリックが発生したか

こうした情報を記録するための代替策として、次の方法があります。

  • リッチメディア広告のインプレッション数: リッチメディアと代替アセットのインプレッションを区別する場合は、リッチメディア クリエイティブ プロパティの [クリエイティブ パラメータ] にあるトラッキング URL 欄を使用します。[リッチメディア インプレッションの URL] と [代替画像のインプレッション URL] に異なる URL を入力すると、それぞれのアセットが別の URL でトラッキングされます。

  • リッチメディア広告のクリック数: キャンペーン マネージャー 360 以外のベンダー向けに各種 exit イベントのクリックを記録するには、クリエイティブのプロパティにある [クリエイティブ イベント] で、exit ランディング ページに第三者のトラッキング パラメータを追加します。

  • また、クリエイティブのプロパティの [代替画像] で、代替画像のランディング ページにこのパラメータを追加することもできます。

音声と動画: インストリーム クリエイティブと VPAID クリエイティブに関する情報を記録するのに必要な追加手順

インストリーム オーディオ、インストリーム動画、VPAID の各クリエイティブでイベントタグを機能させるためには、さらに下記の手順が必要です。

  1. 調査 URL ではかっこを使用しないでください。かっこ(「)」または「(」)を含む調査 URL は、このクリエイティブでは動作しません。なお、これは他のクリエイティブ タイプには当てはまりません。

    必要な作業: キャンペーンでこのクリエイティブを使用する際に、キャンペーン マネージャー 360 以外の調査を利用したい場合は、調査 URL にかっこを含まないインプレッション イベントタグを作成し、VPAID / インストリーム クリエイティブを使用する広告にそのイベントタグを適用します。

  2. インストリーム クリエイティブまたは VPAID クリエイティブに適用するインプレッション イベントタグのすべての調査 URL の合計文字数の上限は 2,048 文字です。VPAID クリエイティブとインストリーム クリエイティブで、すべての JavaScript 調査 URL の合計文字数が 2,048 文字を超える場合、調査 URL は処理されません。これは VPAID とインストリームのクリエイティブのみの制限です。インプレッション ピクセル URL には文字数の制限はありません。

    必要な作業: まず、キャンペーン マネージャー 360 で調査 URL を適用する方法について確認します。調査 URL をクリエイティブに適用するには、インプレッション イベントタグを作成し、イベントタグ プロパティで JavaScript 調査 URL を入力します。次に、クリエイティブを指定した広告にインプレッション イベントタグを適用します。

    複数のインプレッション イベントタグを使用する場合は、複数の調査 URL を適用できます。各調査 URL には一定数の文字が使われており、これを合計したものが、複数の調査 URL を使用する場合の文字数となります。インストリーム クリエイティブと VPAID クリエイティブの場合、調査 URL の合計文字数の上限は 2,048 文字です。文字数がわからない場合は、テキスト エディタにすべての調査 URL を貼り付けて、単語と文字をカウントしてみてください。たとえば、Google ドキュメントに調査 URL を貼り付けて、[ツール] > [文字カウント] をクリックします。

    インプレッション ピクセルの URL については、文字数の上限がないため、文字数をカウントする必要はありません。

    仕組み: 配信時、キャンペーン マネージャー 360 ではインプレッション イベントタグで適用したすべての調査 URL の文字数が合計されます。合計文字数が 2,048 文字を超えた場合は、どの調査も配信されません。

    たとえば、イベントタグを使って 10 個の調査 URL を適用していて、それぞれの調査 URL の文字数が 400 文字だとします。この場合、合計文字数は 4,000(10 x 400)文字となり、制限を超えます。このインストリーム クリエイティブまたは VPAID クリエイティブでは、どの調査 URL も機能しないことになります。

  3. クリエイティブに対し、クリエイティブのプロパティで調査 URL を入力済みの場合、この URL は編集できません(URL は呼び出されますが、編集はできません)。イベントタグはこのクリエイティブには適用されません。

    必要な作業: クリエイティブをコピーします。コピーしたクリエイティブには調査 URL が含まれないため、元のクリエイティブの代わりにコピーを広告に割り当てて、元のクリエイティブの割り当てを解除します。これで、イベントタグで調査 URL をクリエイティブに適用できるようになります。

    インストリーム クリエイティブと VPAID クリエイティブでイベントタグを使用できるようになったため、クリエイティブのプロパティで調査 URL を編集することはできなくなりました。

タグの適用を管理する

仕組み

インプレッション イベントタグ

インプレッション イベントタグの場合は、プロパティを開いて、タグでトラッキングする広告とクリエイティブについての基本設定を行うことができます。

  • 自動 - キャンペーンまたは広告にデフォルトで適用されます。

  • 手動 - 特定のキャンペーンまたは広告にのみ適用されます。

クリック イベントタグ

クリック イベントタグの場合は、広告主、キャンペーン、広告のいずれかのプロパティの [イベントタグ] で、タグを適用できます。

  • 各広告にクリック イベントタグを 1 つのみ適用できます。キャンペーン マネージャー 360 では、広告主、キャンペーン、広告の設定に基づいてクリック イベントタグが適用されます。

  • 広告主レベルで適用したクリック イベントタグは、その広告主に属するすべてのキャンペーンと広告に適用されますが、キャンペーンを開いて、そのキャンペーンに限定してクリック イベントタグの設定を変更することもできます。

  • 同様に、特定の広告を開いて、その広告に適用するクリック イベントタグを変更することもできます。

キャンペーンのイベントタグ ビュー

  • [キャンペーン] > [表示: イベントタグ] に移動して、キャンペーンのすべてのイベントタグを表示します。
  • タイプ、ステータス、アプリケーションを確認したり、複数のイベントタグをまとめて編集したりできます。

API を使用する

キャンペーン マネージャー 360 API を使用することでも、イベントタグを管理できます。その場合、API では適用済みのタグをデフォルト タグとすることに注意してください。

設定を確認するには

確認する広告主、キャンペーン、広告の [イベントタグ] セクションを開きます。または、対話形式のガイドで必要な設定をご確認ください。

広告主の設定

インプレッション イベントタグ

[広告主タグ] ビューを選択して、設定を確認します。その広告主に対して作成したすべてのイベントタグの一覧が表示されます。

  • 自動で適用: この設定は、この広告主のすべてのキャンペーンのすべての広告にそのイベントタグがデフォルトで適用されることを示します。

  • 手動: この設定は、どのキャンペーンにもそのイベントタグがデフォルトでは適用されないことを示します。キャンペーンや広告のプロパティでイベントタグを手動で適用した場合のみ、そのキャンペーンや広告でイベントタグが使用されます。

どのキャンペーンまたは広告でも、必要に応じてこれらの設定を上書きできます。そのキャンペーンまたは広告を開き、イベントタグを確認します。

または、タグのプロパティを開き、左上にある [上書き] をクリックして、現在設定されている上書きを確認することもできます。

クリック イベントタグ

[適用済みのタグ] ビューを選択します。[適用済みのタグ] に設定されたタグは、デフォルトですべてのキャンペーン内のすべての広告に使用されます。[広告主タグ] ビューにその広告主のすべてのクリック イベントタグが表示されます(キャンペーン階層で作成されたイベントタグは表示されません)。

1 つのキャンペーンのすべての広告に異なるクリック イベントタグを適用する場合や、1 つの広告のみ例外とする場合は、そのキャンペーンまたは広告のプロパティを開いて、そこで選択します。

または、タグのプロパティを開き、左上にある [上書き] をクリックして、現在設定されている上書きを確認することもできます。

キャンペーン設定

インプレッション イベントタグ

[キャンペーン タグ] ビューを選択して設定を確認します。そのキャンペーンで作成されたすべてのイベントタグの一覧が表示されます。

  • 自動で適用: この設定は、この特定のキャンペーンのすべての広告にそのイベントタグがデフォルトで適用されることを示します。

  • 手動: この設定は、このキャンペーンのどの広告にもそのイベントタグがデフォルトでは適用されないことを示します。広告のプロパティで手動で適用した場合のみ、その広告で使用されます。

この設定はどの広告でもオーバーライドできます。該当する広告を開き、イベントタグのセクションを確認します。

または、タグのプロパティを開き、左上にある [上書き] をクリックして、現在設定されている上書きを確認することもできます。

クリック イベントタグ

[適用済みのタグ] ビューを選択します。[適用済みのタグ] に設定されたタグは、デフォルトでそのキャンペーン内のすべての広告に使用されます。

このキャンペーン内の広告に異なるクリック イベントタグをデフォルトで適用する場合は、ここで設定を変更します。

広告によってはオーバーライドが設定されている場合もあります。広告に現在設定されている上書きを確認するには、[キャンペーン タグ] をクリックし、タグのプロパティを開き、左上の [上書き] をクリックします。

広告設定

インプレッション イベントタグ

[適用済みのタグ] ビューを選択します。その広告に適用されているタグが表示されます。

  • この広告からタグを削除するには:

    [広告主タグ] / [キャンペーン タグ] ビューを選択します。削除するタグを探し、チェックボックスをオンにして、[適用しない] をクリックします。 

    広告主レベルまたはキャンペーン レベルでの設定にかかわらず、そのタグはこの広告に適用されなくなります。この設定はこの広告でのみ変更できます。

  • この広告にタグを適用するには:

    [広告主タグ] / [キャンペーン タグ] ビューを選択します。適用するタグを探し、チェックボックスをオンにして、[常に適用] をクリックします。 

    広告主レベルまたはキャンペーン レベルでの設定にかかわらず、そのタグはこの広告に常に適用されます。この設定はこの広告でのみ変更できます。

クリック イベントタグ

広告のクリック イベントタグは、上位の広告主またはキャンペーンの設定に基づいて設定されます。適用済みのタグは、この項目で [適用済みのタグ] に設定されます。

  • 別のタグを適用するには:

    [親クリック タグを継承] ボタンをクリックして、設定のロックを解除します。このボタンは [親クリック タグをオーバーライド] と表示されるようになります。

    これで、一覧から別のクリック イベントタグを選択できるようになりました。必要なタグがない場合は、キャンペーンまたは広告主にタグを作成します。

  • キャンペーンや広告主に設定されたタグを使用するには:

    まず、タグの一覧の上にあるボタンが [親クリック タグを継承] と表示されていることを確認します。ボタンに [親クリック タグをオーバーライド] と表示されている場合は、ボタンをクリックします。これによって、その広告のクリックタグの設定がそのキャンペーンに「ロック」されます(キャンペーンでは、キャンペーンで指定したクリックタグを使用するか、広告主からタグを継承するように設定できます)。

クリエイティブの設定

クリエイティブのプロパティでイベントタグを制御することはできません。ただし、広告でクリエイティブに対してイベントタグを無効にすることができます。

割り当て先の広告の [クリエイティブの割り当て] セクションを開きます。任意のクリエイティブの行で、イベントタグを [オン] または [オフ] に切り替えることができます。

  • [オン]: 割り当て先の広告に適用されたイベントタグで、クリエイティブをトラッキングできます。

  • [オフ]: 割り当て先の広告に適用されたイベントタグでは、クリエイティブをトラッキングできません。この設定で、他の広告で使用されるクリエイティブに対してイベントタグを無効にすることはできません。

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